ポケモンの「あかし」とは？　野生のポケモンに稀についている二つ名について

ポケモン剣盾での新機能、色々とありますが、そのうちの一つ、ポケモンの「二つ名」「あかし」について今回はお話しようと思います。
なお、参考にしている資料は基本公式で出されている『ポケットモンスター　ソード・シールド　公式ガイドブック　完全ストーリー攻略＋ガラル図鑑』（オーバーラップ）です。

ポケモンの二つ名とは
野生のポケモンしか持っていない「あかし」とは
あかし一覧と持っている「あかし」つきポケモン
- 条件付きのあかし
- 条件なしのあかし

ポケモンの二つ名とは

今までのポケモンシリーズには、「リボン」というものがありました（具体的にはルビー・サファイアからですね）。殿堂入りしたとか、バトルタワーとかで連勝したとか、基礎ポイントが最高になったとか条件を満たすとそのポケモンに付けられるものです。ポケモンの能力に特に何か関わる訳では無いのですが、お気に入りのポケモンにたくさんリボンを付けるなど、バトル以外でのお楽しみ要素としてあるものです。

剣盾でも「がんばリボン」（基礎ポイントが最大）、「なかよしリボン」（なかよし度が最高）、「ガラル　チャンプリボン」（殿堂入り）、「マスタータワーリボン」（バトルタワー）、「マスターランクリボン」（ランクバトル）の5種が用意されており、これらは今までのシリーズでも同様のものがありました。（ランクバトルは剣盾独自とも言えなくはないでしょうが･･･）

そして今まではリボンはただ付いているだけでステータス画面上のみでしか確認できませんでしたが、剣盾ではリボンが付いているポケモンに「二つ名」を付けて呼び名を変えることができるようになりました。

ポケモンのステータス画面の一番右、リボンの一覧画面でAボタンを押すと、リボンの詳細が見られますが、そこでさらにリボンを一つ選択するとポケモンの呼び名が少し変わります。変わるのは戦闘中にそのポケモンを出した時。

例えば、「なかよしリボン」を選択した状態のサルノリを戦闘に出すと、出した時の呼び名が「いけ！しんゆうの　サルノリ！」といった形になります。変化はこれだけですが、通信対戦時も設定によってはこの二つ名を見せることができるそうなので、ちょっとした自慢（？）になるかもです。

f:id:sakutan355:20200124013828j:plain — 二つ名が付いていると呼び名が変わる

ところでこの二つ名、リボンだけでなく、「あかし」というものを持ったポケモンでも付けられるのですが、剣盾で始めて出てきたもので、一部のポケモンしか付けられない、いや付いていないものです。何なのでしょうか？

野生のポケモンしか持っていない「あかし」とは

人から貰ったポケモンやレイドで捕獲したポケモンにはついておらず、野生で捕獲したポケモンに稀についているとされるリボンのようなものです。先ほど説明したステータスのリボン一覧で確認ができます。一部のあかしには捕獲した時に条件を満たしている場合がありますが、ほとんどがランダムです。「稀に」といっても色違いのポケモンやポケルスほどではないですが、体感としては10～15匹に1匹ほど、運が悪いと20匹以上捕まえても出ない時もあるくらいです。また、どの「あかし」が付いているかは、捕まえてステータスを確認するまでは全く分かりません。「あかし」が付いているかどうかさえ分からないので、捕まえたい場合はひたすら野生のポケモンを捕獲していくしかありません。

確認されている「あかし」はどうやら全部で44種。そのうち14種は捕獲した時間帯や天候などが条件となっており、そのほかは特に条件はありません。ついているあかしによって何か能力が違うということもなさそうなので、バトルをするには特に気にしなくても良いと思いますが、もし捕獲できていたらかなりラッキーです。