ポケモンについて語るその4 シビシラス
4回目となる今回はシビシラスを取り上げたいと思います。
シビシラスはブラック・ホワイト初出のポケモン。図鑑番号602、でんきうおポケモンでタイプはでんきのみ。シビビール、シビルドンと2進化するポケモンです。進化してもタイプはでんきのみです。
「シラス」とあるのですが、モチーフはうなぎだそうで、このシラスはシラスウナギのシラスっぽいですね。進化していくとうなぎっぽさが増しますが、シビシラスを見ただけだとシビビールやシビルドンのような形に進化するとは思えないですね。しかも一応魚ですが、みずタイプがないのも初めて見たときは驚きました。電気タイプがあるのは身体の中央に走っている電気の模様からわかりますし、イッシュ地方では「電気石の洞穴」が生息地なのでそこからもわかります。でもそこに水タイプが入ってないのはびっくりすると思います。進化しても電気タイプだけのまま。
しかも、電気タイプは主に地面タイプの技に弱いのですが、このシビシラスは特性「ふゆう」で基本的に地面タイプの技が当たらないというポケモンです。進化しても特性も変わらずで、夢特性(隠れ特性)などもありません。魚ですが空中を浮いている状態なんですね。面白いですが知らないと「えっ」となりますね。所見だと色々な面で裏切られるようなポケモンです。
先ほど生息地について少し書きましたが、ブラック・ホワイト、ブラック2・ホワイト2の「電気石の洞穴」というところで低確率で出現するポケモンなのですが、なかなか雰囲気が良いダンジョンになっています。「電気石」とあるように、中は電気を帯びていて、浮遊している岩があってそれを動かしていきながら進むという面白い場所です。シビシラスのほかにはバチュルやギアルなどが生息していますが、電気を帯びて浮遊している岩のある洞穴を動き回っているシビシラスを想像するとなかなか幻想的な景色だな、と思いました。
シビシラスは見た目からも想像できるかもしれないですが、大きさは小さく図鑑によれば体長20cmです。20cmというとそれでもそこそこの大きさはありますが、他のポケモンと比べたら圧倒的に小さいので可愛いです。
ポケモンGOにもすでに実装されていますが、フィールド上だと小さくて見づらいです・・・。初めて見たときは「ちっちゃ!!」となりました。他のポケモンと近くに出現するとタップしづらい・・・。
小さなポケモンであるシビシラスですが、見た目がほんとかわいいですね。独特な形の口につぶらな瞳。白くてヒレののある身体、そしてその身体にある電気が通っているであろう黄色い模様の部分。とてもかわいいです。ブラック・ホワイトだとポケモンは動きのあるドット絵で表現されているのですが、その動きがどのポケモンも見ていて飽きず、シビシラスもヒレの動きであったり、体の黄色い部分がちょっと光っているような感じになっていたりと面白いです。
ゲーム内の話が多くなりますが、シビシラスは他のポケモンと比べて様々な特徴がありますが、覚える技も独特で、基本的には「たいあたり」「でんじは」「スパーク」「チャージビーム」のみです。唯一教え技のあるソフトで「でんじふゆう」を覚えさせることができます。進化してシビビールになれば様々な技を覚えられるのですが、シビシラスのままでは今あげた5種の技しか覚えられません。確かにこの小さな身体ではあまりいろいろな技は放てなさそうですが・・・これも初めて知ったとき驚きました。
ちなみにシビビールへ進化するにはレベル39に達することが条件でレベル上げをすればよいのですが、さらにシビルドンへ進化させる時には「かみなりのいし」が必要です。石進化のポケモンは知っていないといつまでもレベル上げして「あれ?」ってだいたいなりますね・・・。
シビシラスはゲームでは剣盾には出現しないので、現状ポケモンGOで手に入れるか、BW~USUMのどれかのソフトで手に入れるしかないのがちょっと残念ですね。あまり注目されることも多くはないポケモンですので、見かける機会がそんなにないですが、結構かわいいのでマイナーな人気はありそうな気がします、たぶん。
今回はここまでです。正直どこまで書けるかな?と最初思ったのですが、いろいろ調べたり思い出したりしていたらなんだかんだ色々語っていました。
次回もよろしくお願いします。