ポケモンについて語るその14 ナゲツケサル
今回は、ナゲツケサルについて語りたいと思います。
ナゲツケサルはポケットモンスターサン・ムーンで初出のポケモンで、図鑑番号766番のかくとうタイプのポケモンです。進化はせず、進化前のポケモンもいません。
私はサン・ムーンの時はサンからプレイしたので、ナゲツケサルは野生で出現しその時に初めて見ましたが、当初は「ナゲツケザル」だと思っていました。サルの部分濁らないんですね。結構勘違いしている人多そうです。名前がとても単純で、持っている木の実を武器として相手に投げつけることから来ているようです。名前が安直だ!!と思いましたが、初代のポケモンにもそういうポケモンいくらでもいますね。「フシギダネ」からしてよく考えれば相当単純ですもんね・・・慣れてしまっているからあまり変に感じないですが。
初めて見た時は、木の実を持っていて葉っぱみたいなところもあり、草タイプかな?なんて思ったのですが、捕まえたらかくとうタイプでちょっとびっくりした記憶があります。肩の部分に葉っぱがついているのですが、図鑑によればこれはどの群れに属しているかのマーキングなのだそうです。
ポケットモンスターシリーズだと基本的に野生ポケモンは1匹ずつ出てくるのでわかりづらいですが、ナゲツケサルは群れで行動するポケモンで、分類も「れんけいポケモン」となっています。図鑑の説明文も群れでの行動に関するものが多いです。
ナゲツケサルは剣盾でも出現しますが、サン・ムーンでも剣盾でも、ヤレユータンと対になって出現します。ナゲツケサルはサン・ウルトラサン・剣に出現しますが、かくとうタイプであることやその見た目からわかるとおり、物理攻撃を多く覚え、能力も物理型になっています。対して、ヤレユータンはノーマル・エスパーで、エスパータイプがあることからわかるとおり、こちらは特殊型のポケモンですね。面白いのが、ヤレユータンはノーマルタイプが入っているのに対して、ナゲツケサルはかくとう単体なんですよね。ヤレユータンは後から知ったので、ノーマルが入っていて驚きました。
それにしても、この持っている木の実、一体なんの木の実なんでしょうか。アイテム等で登場する木の実ではないため、ちょっと気になります。武器にしているのでそこそこ堅そうで、大きさもまあまあありますね。武器にしているだけでなく、もちろん食料でもあるためおいしいのでしょうが、一体どんな味をしているんでしょうか。
あと、頭の部分も、よく見ると持っている木の実っぽい色と形しているんですよね。これは関係あるのでしょうか・・・ずっと気になっているのですが、今のところ図鑑説明文にもそこは特に書かれておらず、ほかの場所でも公式で言及されているものはどうやらなさそうなのでとても気になっています。
また、現在アローラ地方とガラル地方に生息しているナゲツケサルですが、どちらにも同じ木の実があるということなのか、それともそれぞれの地方で違う木の実をナゲツケサルは好んでいるのかというのもちょっと気になりますね。リージョンフォームのようにタイプなども変わるほど違っているわけでなくても、生息地が変わると同じ種のポケモンでもちょっと違ったところが出てくると思います。
例えば、ナゲツケサルと同じようにアローラとガラルに生息しているヒドイデは、サニーゴの珊瑚の枝が好物という設定がアローラの図鑑に出てきますが、ガラル地方にはリージョンフォームであるゴーストタイプのガラルサニーゴしかいないため、ガラルのヒドイデは本来のサニーゴの枝のおいしさを知らない、という話が載っています。その地方ごとで同じポケモンでも多少の差が出ていることを知ることができるのはとても面白いですね。
ところで、画像は今回ポケモンカードにしました。というのが、左のカードのイラストがちょっと気に入っているからです。ナゲツケサル同士ではなく、他のポケモン、ここではメッソンになにか技らしきものを教えている様子ですね。群れの中で技を教え伝えていくという設定はありますが、生息地にいる他のポケモンにも、こうしていろいろ教えてあげることがあるのでしょうね。違う種類のポケモンが触れ合っている様子は、ポケットモンスターシリーズではなかなか見られない様子なので、こういったイラストは結構好きです。このメッソンが成長してからナゲツケサルに成長した姿を見せる・・・などつい妄想してしまいます。
今回は以上です。基本的に後に出たポケモンほどネタが少なくなっていきますが、頑張って語っていきます・・・。でも書いていると気になってくるものが出てくることもしばしばあるので、ちょっと面白いです。
ではまた次回。