とあるヒノアラシのブログ

たまに放置しますが忘れていません…。

ポケモンについて語るその18 ハギギシリ

今回はハギギシリについて語りたいと思います。

 

f:id:sakutan355:20211020143457j:plain

ハギギシリ ポケモンサンより

ハギギシリポケットモンスターサン・ムーンで初出のポケモン。図鑑番号779番、みず・エスパータイプの魚ポケモンです。南国のアローラ地方に似合うカラフルな色合いをしています。進化系などはありません。

 

ポケモンなので、釣りで手に入れることができますが、出現率がそこまで高くなく、捕まえるのがちょっと面倒くさいです。ガラル地方には出現しないので、今のところアローラ地方でのみ捕獲可能です。

 

かなりカラフルな色と模様をしており、実際泳いでいたらかなり目立ちそうですね。頭に突起があり、そこからサイコパワーを発すると図鑑に書いてありますが、その突起は花のように開くようになっています。エスパータイプでサイコパワーを発するという設定ですが、ギザギザの歯を持つようにどちらかといえば物理タイプのポケモンになっています。実際かなりバトルでは強いようで、今ちょっと興味が湧いています。ガラル地方に連れてこられないのが残念ですが・・・。

 

はぎしりポケモンで魚?と思っていたのですが、どうやらモデルは魚のハギで、アローラ地方のモデルとなっているハワイの州魚、「フムフムヌクヌクアプアア」がモデルになっているのでは、ということみたいです。ハギは鋭い歯を持っており、警戒したりすると歯ぎしりをして鳴くんだとか。
モデルとなっている生物の特徴や習性が利用されているポケモンは、調べてみるととても面白いですし勉強になりますね。

 

モデルとなっている魚「フムフムヌクヌクアプアア」(わかりづらい!!)も、「豚のように鳴く角張った魚」という意味の名前だそうで、釣り上げられたりすると鳴くらしいです。また、ハワイの神話にも出てくる魚だそうで、ハギギシリからここまで興味深い話が出てくるとは思ってもいませんでした・・・。ハギギシリももしかするとアローラ地方で伝えられている話のどこかにちょっと登場しているのかもしれないですね。

 

ハギギシリに話を戻します。
能力にも現れていますがかなりの物理アタッカーのポケモンで、図鑑にもシェルダーの殻も余裕で噛み砕けると書いてあります。それに対してハギギシリ自身の皮膚は分厚いようで、かなり強いポケモンであることがわかります。アローラの温暖な海は、見た目は綺麗で落ち着く雰囲気がありますが、ポケモン達の生態はなかなか凄まじいものが多かったりします。

 

ハギギシリの特性には、ハギギシリ独自の「ビビッドボディ」という特性があります。あまりハギギシリをバトルで使用したことがなかったので知らなかったのですが、先制技を無効化する効果があります。派手な身体で相手を威圧する感じなのでしょうね。先制技を無効化することがあったり、鋭い歯でなんでも噛み砕く強力な物理アタッカーであったり、魚ポケモンの中ではかなり強い部類に入りますね。

 

みず・エスパーという組み合わせ、初代のヤドン族とスターミーがいますが、他はこのハギギシリしかいません。ヤドンが当てはまるので結構ほかにもいるイメージがあったんですが、珍しいんですね・・・。

 

それにしても本当にカラフルな色合いをしていますね。実際もし生息していたら、いろいろな模様の個体がいそうな気がします。ポケモンだとパッチールがゲーム内でもいろいろな模様の個体がいますが、ハギギシリのような複雑な模様のあるポケモンは、だいぶ個体によって模様の差がありそうな気がします。

 

今回は以上になります。毎回そのポケモンについて軽く調べてから記事を書くのですが、今回はモチーフとなる魚まで調べていたらいろいろ面白くなってしまいました。またこういうことがあるかもしれないですね。あまり生物は詳しくないので・・・。
ではまた次回!