ポケモンについて語るその19 ファイアロー
今回はファイアローについて語りたいと思います。
ファイアローは、ポケットモンスターXYで初出のポケモンで、図鑑番号663番、ほのお・ひこうタイプの鳥ポケモンです。カロス地方で序盤にゲットできるヤヤコマの最終進化ポケモンです。XYからポケモンの名前が６文字まで拡大されましたが、ファイアローが初６文字ポケモンとして発表されたのは記憶に残っています。
ポケモンの世界では、序盤で鳥ポケモンが出てくることが多いですね。ポッポやムックルなどノーマル・ひこうタイプのポケモンが多いのですが、カロス地方で登場したヤヤコマは、はじめこそノーマルタイプなのですが、１進化してヒノヤコマになった時点で、ほのおタイプに変わります。タイプが変わるのは当時ちょっとびっくりしましたが、色合いからするとほのおタイプが似合いますね。
ヤヤコマはコマドリでしたが、進化してファイアローはハヤブサがモチーフっぽいですね。ほかの鳥ポケモンが主な獲物だそうで、その中でも好物はキャモメやツツケラとポケモンサンの図鑑にはきっちり名指しで書かれてあります。ゲーム中ではもちろんポケモン同士はただの（？）ポケモンバトルしかしないですが、野生ではきっちりポケモン同士でも食物連鎖があることが、ポケモン図鑑には書かれてあることがあります。
おぼえる技にはキック技はないようですが、獲物を捕らえるときは強力なキックをお見舞いするそう。襲いかかる時のスピードは時速500キロ出すそうです。また、激しい戦いになると、羽毛の隙間から火の粉を出すのだとか。火の粉を出して飛んでいる姿は綺麗な気がしますが、激しいバトルの最中と考えると、その状態のファイアローに近づくのはかなり危険な感じがしますね。
また、ポケモンウルトラサンの図鑑には、羽は火と通さないので昔の消防士の服をファイアローの羽で作っていたという話が出ており、人とポケモンの関わりを伺わせてくれる興味深い説明文となっています。野生同士の内容も面白いですが、人との関わりがわかる内容も面白くて好きです。
剣盾でも追加DLCの鎧の孤島に出現します。ヤヤコマから進化させてもよいのですが、ファイアロー自体も野生で出てきます。剣盾ではワイルドエリアやヨロイ島、カンムリ雪原などで今まで野生で出てこなかったような最終進化のポケモンがうろついているので、ちょっとびっくりします。でもこれが本来野生ポケモンが出てくるような土地という感じがします。
ファイアローといえば、XYあたりでポケモンをやっていた人は知っている人が多いかもしれませんが、当時かなり強力なポケモンとして知られていました。隠れ特性（夢特性）の「はやてのつばさ」が強力で、対人戦では当時ずっと使われ続けていたようです。
ただ、あまりにも強力すぎたためか、サンムーン以降は弱体化されてしまいました。あまり対人戦をしない私でも当時ファイアローが強力という話は知っていたので、調整が入るのはまあ当然という感じでしょうか･･･。
能力自体は素早さが高い以外はそこまで高いというわけではないようです。以前よりは強くなくなりましたが、それでも十分バトルでは活躍できる強さは持っていますね。私もちょっとだけ育てたことがあります。
また、通常特性「ほのおのからだ」の方は、バトルよりも卵の孵化で利用する人が多いと思います。「ほのおのからだ」のポケモンが手持ちにいると、卵の孵化が早くなるという効果があり、さらにXYでは秘伝技のそらをとぶも使えるので、孵化でポケモン厳選したり色違いを狙ったりするときにだいたい手持ちにいれていました。サン・ムーン以降は秘伝技が無くなったのでそこまで重要ではなくなってきましたが、秘伝技が必要であった時には、そらをとぶが使える鳥ポケモンは手持ちに必須のような存在でしたね。
NEWポケモンスナップでは、火山地帯に出現します。ほのおタイプらしさがとても出ていますね。飛んでいるポケモンはなかなか撮影しづらくて苦労するのですが、ファイアローもそこそこの速さで飛んでいくので、飛んでいる姿を撮影するのはなかなか大変です。画像は綺麗に撮れているように見えますが、加工していい感じに切り取っているだけです･･･。
ファイアローに限らずですが、大型の鳥ポケモンが華麗に空を飛んでいる姿はかっこいいですね。ファイアローは頭のとさかのような部分や、羽の色や模様、目のあたりの模様などがかっこよくて好きです。
ポケモンGOでも実装され、カロス地方のポケモンの中では先駆けてコミュニティデイも開催され、色違いのファイアローを手に入れた人も多いと思います。私も色違いのヤヤコマをそこそこ捕まえられたので、一部ポケモンHOMEに送って、ポケモンGO内でも進化させたファイアローを残しています。
今回は以上になります。
ファイアローとは直接関係ないのですが、本日やっとNEWポケモンスナップのストーリーをクリアしたので、近いうちにポケモンスナップの魅力について語った記事も書きたいと思います。
