とあるヒノアラシのブログ

たまに放置しますが忘れていません…。

ポケモンについて語るその24 ベロバー

今回はベロバーについて語りたいと思います。

 

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ベロバー ポケモンシールドより

ベロバーはポケットモンスターソード・シールドで初出のポケモン。図鑑番号859番であく・フェアリータイプのポケモンです。ギモー、オーロンゲへと2進化するポケモンになります。

 

図鑑の分類では、「いじわるポケモン」となっており、人やポケモンが嫌がっている時に発生するマイナスのエネルギーを吸い取るそうです。悪タイプですが、やることはちょっかいを出したりちょっとしたものを盗んだり、悪戯に近いようなものでしょう。英語名などから、モチーフは小悪魔の「インプ」のようです。元々は妖精の一種と扱われていたが見た目から悪魔にも分類されるようになった・・・ということらしいです。悪タイプとフェアリータイプの組み合わせとはいかにも相反していそうですが、モチーフを考えると妥当ですね。

 

ピンク色に濃い紺色の模様や羽のような部分、舌を出した見た目で、とても目立ちます。後頭部に羽のような部分があるのですが、2つあるのではなく1枚だけとなっており、形は羽なのですがどうも違うようです。特に図鑑説明にも書かれていないので一体何の部分なのかは謎です。

 

この羽みたいな部分やいかにも悪魔っぽい見た目から、進化後は悪魔っぽい感じになるのかと思いきや、これがいきなり髪の毛が生えてきて、最終的には髪の毛ボサボサになるんですよね・・・。つるつる頭だったのにどうしてこうなった感がすごいです・・・。羽みたいな部分がもしかするとこの生えてくる髪の毛にあたるのか?という疑問がわいてきますが、果たして今後出るゲームなどで解明されるのでしょうか。

 

ベロバーという名前、そして常に出している舌から、ベロバーは舌も特徴的な部分であり、進化したらこの舌がどうかなるのかな?とも考えていましたが、それも違いましたね・・・。伸びたのは舌ではなくどこからともなく生えてきた毛でした。まぁ舌が伸びたらそれはベロリンガベロベルトですね。

 

ソード・シールド発売前にちょこちょこチラ見せのようにベロバーは出されていたようですが、名前と姿以外の情報が発売前に全く出されていなかったという話があります。私も発売前にあったルミナスメイズの森の観察会で姿を見て、なんだこのポケモン!?と思いましたが、全く何も情報が出されなかったのでどんなポケモンなのか判明するまでとても気になりました。だいたいPVなど映像に新ポケモンや別のフォルムなどが出されると、公式サイトなどで詳しい情報が載せられることが多いのですが、それがなかったため当時は疑惑を生んだようです。私はむしろそれも面白いと思ってしまいますが。

 

剣盾のゲーム内に登場するのは、代表的な場所としてはエンジンシティはずれですが、出現率は低いです。むしろ見ることが多いのはやはりルミナスメイズの森でしょうか。そこでは、キノコを触ると光るという仕掛けが存在しており、大きい緑のキノコに触れると光ってあたりを照らしてくれますが、ピンク色のキノコにはベロバーが隠れていることがあり、触れると隠れていたベロバーが出てきます。キノコに隠れて、通るトレーナーに意地悪をしようとしているのでしょうか。かわいいですね。普通の草むらから出てくる野生ポケモンとしては出てこず、そちらは進化後のギモーが出現します。ちょっと不思議ですね。

 

「いじわるポケモン」という性質上、様々な変化技を覚えることができ、変化技を先制で出せる特性「いたずらごころ」と合わせた戦法が最終進化のオーロンゲでよく使われています。オーロンゲはキョダイマックスも存在するポケモンですね。

ところで、ベロバーは性別はオスしか存在せず、エスパータイプのミブリムが対のようにメスだけ存在します。こちらも最終進化のブリムオンにキョダイマックスも存在します。なにかこの2種のポケモンに関係があるのでしょうか・・・?ちなみにミブリムはルミナスメイズの森には出現せず、進化後のテブリムが出現します。

 

アニメ「ポケットモンスター」(新無印)にもすでに登場しています。ルミナスメイズの森で3匹のベロバーが登場人物の一人であるコハルにいたずらをするのですが、ただ遊びたかっただけであり、一緒にしばらく遊ぶと満足し、さらには話の中で重要なアイテムを渡してくれるという、なかなかいい子な感じでした。本気で悪意を持って意地悪する訳ではないのがよくわかりますね。

 

今回は以上です。ガラル地方のポケモンを取り上げたのは実は今回は初めてでした。新しいポケモンであればあるほどネタが少ない傾向にありますが、記憶は新しいものが多いのでなんとかなりますね(?)