ポケモンについて語るその29 グラードン
先月（2021年10月1日）からやり始めた「ポケモンについて語る」記事ですが、途中数日休むことがありましたが、なんとか続けられました。自分偉い！（自画自賛）
今月はいよいよブリリアントダイヤモンド・シャイニングパールの発売となるので、ポケモン熱が再燃する人も多そうです。そちらのソフト絡みでこの記事のポケモンを選ぶこともあるかと思います。
というわけで今回はグラードンについて語ります（話題と噛み合っていない）。
下は漫画「ポケットモンスタースペシャル」17巻です
グラードンはポケットモンスタールビー・サファイアで初出のポケモン。おなじみポケモンルビー・オメガルビーのパッケージの伝説のポケモンですね。図鑑番号383番のじめんタイプのポケモンです。
カイオーガが海のポケモンであることに対してグラードンは陸のポケモン。図鑑の分類も「たいりくポケモン」で、陸地を広げていったポケモンだとされています。また、カイオーガと死闘を繰り広げ、その末に眠りについた、という話もあり、これがホウエン地方でのストーリーの鍵となっていきます。しかし、実際にグラードンとカイオーガが陸地や海を作った訳ではなく、これらは昔の人々の伝承である、という設定なのだそうです。
リメイク作品のポケットモンスターオメガルビー・アルファサファイアでは、グラードン・カイオーガに「ゲンシカイキ」というものが実装され、メガシンカと似ていますがちょっと違った姿が出現しました。前作ではイベントに必要なだけの道具だった「べにいろのたま」をグラードンに持たせると、戦闘に出した時に「ゲンシグラードン」に変化します。能力も大幅のアップし、特性も変化、タイプもほのおタイプが加わりかなり強力になります。現在剣盾ではこのゲンシカイキはできなくなっていますが、ポケモンGOでは実装される可能性があり、また今後のポケットモンスターシリーズでももしかすると復活することもあるかもしれません。
バトルでは結構カイオーガが話題となることが多いように感じますが、グラードンもそこそこ活躍できるポケモンで、使っている人も少なくないようです。どちらも特性により天候を変えることができ、能力ももちろん高いのですが、覚える技の相性やタイプでカイオーガの方が使いやすいため、あまりグラードンが話題になることはないようです。ですが、使い方次第でかなり活躍でき、戦闘に出ただけで天候を変えられる強力なポケモンであることには変わりがないので、なんだかんだグラードンも使われることがあるようです。
グラードンといえば、映画「七夜の願い星 ジラーチ」に出てきた「メタ・グラードン」でしょうか。実はこのジラーチの映画、私は全ては見ておらず、たまたまテレビで放映されていた時に終わりのあたりだけチラッとみただけなのですが、ちょうどこの「メタ・グラードン」が暴れているシーンから見たので、「なんだこのグラードン！？」となりました。本物のグラードンではなく、グラードンよりも凶悪な謎の生き物のようです。触手があり、それを使ってポケモンや人を吸収するというなんども恐ろしい生き物です。まだ普通のグラードンが目覚める方がマシ･･･？
グラードンと言うと、ルビー・サファイアに出てきたマグマ団を思い浮かべる人が多いかと思います。ホウエン地方の悪役の集団がマグマ団・アクア団であり、まさにこのマグマ団が伝説の陸のポケモンであるグラードンを狙っている、という話です。アクア団はカイオーガを狙っており、両者はそれぞれの伝説のポケモンを復活させようとします。それにしても、これは多くの人が思っていることでしょうが、陸or海を増やして一体どうしたいのか？とはずっと思っています･･･。一応したっぱや幹部、そしてリーダーであるマツブサ・アオギリの主張はあるのですが、それにしてもなかなかぶっとんだ思想をしていますね。後に出てくるギンガ団・プラズマ団・フレア団の方が悪役としての主張はわかりやすい気がします。
また、「ポケモン不思議のダンジョン」にも、ストーリー上で出現します。救助隊では、ストーリー後半で入ることになる「マグマの地底」でグラードンと対峙することになります。救助隊DXをプレイした人は、苦戦した！という人もいそうです。時・闇・空の探検隊でも、途中主人公とパートナー２匹で主に行動する場面で敵ポケモンとして出てきます。私はこの探検隊シリーズがポケダンシリーズでは初プレイだったので、ちゃんと主人公とパートナーの２匹だけでも頑張って倒せるようになっていますが、それでも最初プレイした時には「こんな伝説のポケモン倒せるのか！？」と不安になった記憶があります。
一部ではネタにされがちな伝説のポケモンのようですが、その造形はかなりかっこいいと思っています。かっこよさは個人的にはカイオーガよりグラードンかな？と思います。身体全体にある黒い模様、側面にあるトゲ、大きな爪、頭と尻尾には突起があり、（実際強いですが）かなり強そうな見た目をしています。色違いは黄色く、時に大きいサンドと揶揄されることがあるようですが･･･ゲンシカイキすると黒になり、色違いのレックウザを連想させます。通常のゲンシカイキも、模様の部分が光るマグマで燃えたぎっており、側面にあるトゲが黒色に変化しとてもかっこいいです。ゲンシカイキすると肩の部分にΩ（オメガ）の模様が入りますね。
今回は以上になります。今月もできるだけ毎日投稿したいと思っております。よろしくお願いします。
