とあるヒノアラシのブログ

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ポケモンについて語るその51 カエンジシ

今回はカエンジシについて語りたいと思います。

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カエンジシ ポケットモンスターXより
左がメス、右がオス

カエンジシポケットモンスターX・Yにて初出のポケモン。図鑑番号668番のほのお・ノーマルタイプのポケモンです。進化前はシシコです。オスとメスで容姿がかなり異なるポケモンとして有名だと思います。モチーフはもちろんライオンでしょうね。

ほのお単体と思いきや、ノーマルタイプがついているというがちょっとした特徴かもしれません。初めて捕まえた時にノーマルが入っていてびっくりしました。今のところほのお・ノーマルという組み合わせはシシコカエンジシのみとなっていますね。

また、XYで姿を見かけた時に、オスとメスでの容姿の違いにも驚かされました。オス・メスの姿の違いはゲーム内ではダイヤモンド・パールから登場していますが、微妙な差のあるポケモンがほとんどで、カエンジシほど違いのあるポケモンはそこまで多くないと思います。ライオンの生態をうまく利用していると思います。どちらの姿が好きかは結構好みがわかれそうですが、せっかくであればオスをゲットしたいと思ってしまいます。

ただ、その生態ゆえか、オスとメスの比率が偏っているポケモンとしても知られています。オスとメスが1対7となっており、オスの方が圧倒的に数が少ないのです。せっかくであればオスを捕まえたい!と思ってもなかなか大変です。これはポケモンGOでも同じで、調べるとオスの出現率はさらに若干低くなっているようです・・・。

オスのたてがみは群れのランクの基準にもなっており、最も大きなたてがみを持つものが群れのリーダーだそう。普段はオスはだらだらしており、子どもなどを守っているのはメスの役割ですが、強敵などに襲われるとオスが我が身を省みず戦う、というモチーフとなっているライオンの生態を引き継いでいる図鑑説明文になっています。さらにほのおタイプとしてもちろんかえんほうしゃなどを扱うことはできますが、餌とする獲物には使わないのだとか。「肉は生のほうが好みだから」と書かれてあるのですが、本能的なものでしょうか。炎は強敵に襲われた時用の最終兵器のような感じなのでしょうね。

カエンジシといえば、XYの悪役フレア団のボス、フラダリが使用するポケモンとして有名です。どちらかといえばフラダリの髪型などからネタにされてしまうことの方が多いような気もしますが・・・。きっちりオスのカエンジシを手持ちに入れております。本来威厳のあるポケモンであり、悪役のボスも厳格でシリアスな雰囲気をまとっているはずなのですが、どうもネタにされている光景をよく見るせいで今では笑ってしまうことの方が多いです・・・。相当とんでもないことをやっているボスですけどね。

ところで、ポケモンHOMEの方で動きを観察していたら、攻撃する時だけツメを出しているポケモンなんですよね。いくつかこういったポケモンはいて、このシリーズの記事で触れているポケモンだとコリンク系もそうでした。普段はツメを見せていないけれども、攻撃や威嚇の時だけツメを出しているポケモンは好きですし、気がついた時に「おっ」となります。よく考えたらネコ科ですもんね。

ガラル地方には残念ながら出現しないポケモンですが、アローラ地方ではウルトラサン・ウルトラムーンで追加されたポケモンでした。かなり終盤にならないと出てこないポケモンなので手持ちに入れて旅をする人はほぼいなかったと思いますが、出てきた時は驚きました。場所としては確かにカエンジシがいてもおかしくないフィールドであったので納得ではあります。現在ゲーム内で野生のシシコカエンジシを捕まえようとするとカロス地方アローラ地方のみとなっているので、今後いつ登場することになるのか気になるところです。

ちなみに、ポケパルレやポケリフレでたてがみを触ろうとすると火傷してしまい触れません。高温になっているからでしょうか。進化前のシシコも、頭にちょっと突き出たちいさなたてがみ部分を触ると火傷します。なかなかなでるのは苦労するポケモンですね・・・。特にオスはたてがみが大きいので、触れるのはちょっと危なそうです。

今回は以上になります。オスとメスで差のあるポケモンって面白くて好きですが、比率に偏りがあるとそろえるのが大変で面倒くさいですね・・・。