とあるヒノアラシのブログ

たまに放置しますが忘れていません…。

ポケモンについて語るその66 オドリドリ

今回はオドリドリについて語りたいと思います。4つの姿が現在確認されていますが、ここでは全てまとめて扱いたいと思います。

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オドリドリ 過去に配布されたステッカー

オドリドリポケットモンスターサン・ムーンにて初出のポケモン。図鑑番号741番で、鳥なのでひこうタイプを持っていますが、4つの姿がありアローラ地方にある4つの島でそれぞれ入手できるミツに合わせて姿が変化する、という特徴を持っています。タイプもそれに合わせて変化し、ぱちぱちスタイルはでんき、ふらふらスタイルはエスパー、めらめらスタイルはほのお、まいまいスタイルはゴーストとなり、そこにひこうタイプが追加されます。

アローラ地方は主に4つ島があり、メレメレ島ではやまぶきのミツ、アーカラ島ではうすもものミツ、ウラウラ島ではくれないのミツ、ポニ島ではむらさきのミツがそれぞれ入手できる場所があり、これらがオドリドリをフォルムチェンジさせる道具になっています。それぞれの島で野生のオドリドリも出現し、その島で採れるミツに合わせた姿で出てきます。他の島で採れたミツを使えばフォルムチェンジが可能です。

図鑑の説明文も4つのフォルムですべて違った説明文になっており、なかなか面白いです。姿によってオドリドリの性格も変わってしまうようです。ただし、能力や覚える技はフォルムによって変わるかといえば全く変わらず共通で、そこは知らないと驚く点かもしれません。タイプは変化しますが覚える技に変化がないため、タイプに合った技が覚えられるかというとそうではなく、そこは微妙かもしれません。ただ、専用技である「めざめるダンス」というものがあり、こちらがそのポケモンのタイプに合わせたタイプになるという技なので、この技がオドリドリのメインの技になると思います。

また、特性もオドリドリ特有のもので、その名も「おどりこ」。自分以外の場にいるポケモンが使った踊り系の技を使うと、その直後に自分も同じ技を出すという面白い特性で、ダブルバトルでの運用が基本となるものですね。踊り系の技といえば「ちょうのまい」や「りゅうのまい」などの強力な変化技や「はなびらのまい」もあります。うまく使えば強いのかも・・・?

動きやスタイルの名前などから、それぞれのスタイルが何の踊りをモチーフにしているかは結構わかりやすいですね。黄色のぱちぱちスタイルはボンボンを持っており、これはチアダンスですね。ふらふらスタイルは名前や動きからわかる通りフラダンスでアローラ地方に最も似合っているかも。めらめらスタイルはフラメンコでしょう。そしてまいまいスタイルは「舞」、日本舞踊ですね。動きも独特・・・というか戦闘中ほぼ動きません。舞って動きが少ないものもありますが、あれって逆に結構難しいんですよね。ゆっくり動く方が細かな動きがわかりやすくなりますし、手や足の先の方まで姿勢を保たないといけないので大変です・・・。

オドリドリといえば、ウルトラサン・ウルトラムーンでは劇団員のヒバリ、というトレーナーが出てきます。こちらはサン・ムーンでは登場しないトレーナーです。それぞれの島でオドリドリのミツが入手できる場所に出現するのですが、メレメレ島から順番に戦っていかないといけません。そして手持ちはオドリドリ。フォルムもそれぞれの島で出現するスタイルになっています。どうやらオドリドリのフォルムを見て演技を学んでいる様子です。ポニ島で戦った後にわざマシンをくれます。なかなか面白い人でしたし、サン・ムーンにはなかった追加イベントの一つであったためよく覚えていますね。

ところでミツの入手場所なのですが、メレメレ島・ウラウラ島・ポニ島は花園があってわかりやすいのですが、アーカラ島だけ花園がなく、一体どこで入手できるのか自分ではよくわからず後で調べた記憶があります。アーカラ島のロイヤルアベニューという場所に広場があり、そこに咲いているピンク色の花のところで入手ができます。他の島には花園がちゃんとありそこでオドリドリも出てくるのですが、アーカラ島だけ違うので戸惑いました・・・。ちなみにアーカラ島でオドリドリが出てくるのはロイヤルアベニューの手前にある6番道路です。わかりづらい・・・。

今回は以上になります。なかなか生態が面白いポケモンですが、面白いから育ててみようかな、と思った時に能力や覚える技も共通なことに気がついた時は驚きましたね・・・。変化があると面白かったのですが、そこも一つの大きな特徴かもしれないです。