とあるヒノアラシのブログ

たまに放置しますが忘れていません…。

ポケモンについて語るその79 コラッタ(アローラのすがた)

今回はアローラのすがたコラッタについて語りたいと思います。

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コラッタアローラのすがた) ポケモンGOで撮影

コラッタは初代からいるポケモンですが、アローラ地方でリージョンフォームとして登場したコラッタがいます。カントー地方の原種コラッタはノーマルタイプですが、アローラコラッタはあく・ノーマルの複合タイプとなっています。進化先のラッタもリージョンフォームのアローララッタになります。タイプは進化しても変化しません。

アローラのコラッタは夜行性で、野生として出現するのも基本的に夜です。対となるヤングースが昼に出現します。これはアローラ地方コラッタが大量発生した時に、コラッタ駆除のためにヤングースが持ち込まれ、昼行性のヤングースから逃れるために夜行性となりリージョンフォームのコラッタとなった、ということなんだそう。

図鑑の説明文にはかなり厄介でグルメな性質があることが書かれています。新鮮なエサにしか興味を示さす、ボスであるアローララッタのために良いエサを求めて民家に忍び込んで盗んでいくので問題になっているようです。逆に新鮮なエサを見分ける能力を利用すれば買い物の食材選びに役立つ、という話もありなかなか面白いです。

ちなみにコラッタヤングースの話については、実際にアローラ地方のモデルとなったハワイにおいて、ネズミ駆除のためにマングースを持ち込んだらハワイ固有の種であった鳥の卵を食べつくしてしまったり、農作物への被害も起こってしまったりとさらなる問題が発生してしまったという歴史があるようです。しかもネズミはもともと夜行性なのにマングースは昼行性でありそもそもネズミ駆除にあまり貢献していなかった…と。モデルとなった話がちゃんとあるのは感動しましたが、この話自体は色々と考えさせられるものがありますね。

原種のコラッタと違い、ヒゲが鼻先にあり小さめ。耳やしっぽに突起があり、お腹の模様もちょっと特徴的です。もちろん体の色も黒色と変わっています。いかにもあくタイプ、という感じがしますね。原種のコラッタはオスとメスでヒゲの長さが違うのですが、アローラのコラッタには性別による違いがありません。

また、最も大きな違いといえば原種のコラッタはずっと四つ足ですが、アローラのコラッタは走るとき以外は二足歩行をすることですね。公式イラストでは四つ足になっていますが、基本的にバトルなどで出現した時はしっかり立っています。かみつくなどの攻撃時も立っていますね。原種より悪賢さが上がって知能レベルが上がったということなのか…?

原種もアローラのコラッタも進化するとラッタに進化します。原種コラッタは原種ラッタに、アローラコラッタアローララッタになり、タイプもどちらも変化しません。レベルアップの進化なのでわかりやすいですし、序盤に出てくるポケモンらしくそんなに進化レベルも高くありません。ただし、アローラのコラッタは夜しか進化しません。これが罠なのか、「アローラコラッタ 進化しない」というのが検索で出てきていましたね…。基本夜出現のコラッタなのでまだわかりやすい方かな、とは思いましたが、でも時間帯限定の進化って最初は気が付きづらいですよね。ちなみにピカブイは時間帯の概念がないので、いつでも進化可能になっています。余計に混乱しそうですが…。

ところで、コラッタの色違いを何匹か持っているのですが、全てアローラのコラッタです。サン・ムーンで(たしかサン版だったと思いますが)アローララッタの色違いを先にゲットし、ポケモンGOアローラコラッタの色違いも捕獲できました。それは良いのですが、なぜか原種のコラッタの色違いに全く遭遇できていません…。ピカブイでは見つけたことはあるのですが、他のポケモンの色違いを狙っていた時だったため、捕獲をしませんでした…。ちなみにアローラコラッタの色違いは赤っぽい感じです。素敵な色だとは思うのですが、もうそこまで出てこなくても良いかなぁ…。

今回は以上になります。ヤングースが持ち込まれてコラッタがリージョンフォームに変化した話は知っていたのですが、しっかりと元になった話があるというのは調べていて初めて知りました。ヤングースを扱う時にもっと詳しく触れたいと思います(いつになるのか不明ですが…。)