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虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 ミア・テイラーちゃんについて語る【アドカレ用記事】

 普段ここのブログでは、ポケモンに関することを書いていますが、今回はMastodonのとあるサーバーでのアドベントカレンダーの記事として、ポケモンとは関係ない記事になります。

 ラブライブ!シリーズの一つ、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会。他のシリーズとはちょっと違い、ソロ活動をメインにしています。2017年に9人で活動開始。2019年9月にアプリゲーム「スクスタ」がリリースされ、そこでストーリーが展開されており、さらに2020年秋にアニメ1期、そして今年(2022年)春にアニメ2期が放送されました。初めは9人でしたが、3人のメンバー追加、アニメオリジナルキャラの追加もあり、現在13人のキャラクターで構成されているグループです。
 私はアニメ1期放送前から虹ヶ咲のファンなのですが、今その中で…いや、ラブライブ!シリーズのキャラの中で最も好きなのは?と聞かれたら、即「ミア・テイラーちゃんです!!」と答えます。もちろん他のキャラもみーーーんな好きなのですが、その中でも特に!!!という感じです。

 

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
(下のレベルは気にしないでください…)

 この記事では(今までポケモンについて語るの記事でやっていたように)私が個人的にミアちゃんのことについてとにかく好きなように語っていきたいと思います。中には皆さんと解釈違いとかあるかもしれません。また、とにかく思ったことをどんどん書いているので、重複箇所があったりあちこち話が飛んだり、また変な日本語になっているところがあるかもしれないです。その辺はあまり気にしないで頂けると嬉しいです…。
また、画像についてですが、スクスタのスクショ画面をところどころに載せていますが、iPhoneのホームバーが写り込んでいるものがあります。気になる方は申し訳ないです…。

 ここでは主に虹ヶ咲が普段メインで出ているアプリゲーム「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル オールスターズ」(通称スクスタ。以降「スクスタ」の略称を使います)での話、アニメでの話を中心に色々語りたいと思います。『にじよん』や生放送時のスペシャルドラマなどは全てを追い切れていないのでご勘弁を…。というか色々もっとチェックしてから書こうと思ったのですが時間がぎりぎりになり、追い切れていません。だって…直前にポケモン新作出たらやりますよね?やっちゃいますよね??

 

あ、すごく重要なことですが、アニメやアプリゲーム「スクスタ」のストーリーの盛大なネタバレだらけなので、注意してください!!

 

 

ミア・テイラーちゃんのプロフィール

スクスタ プロフィール画面

 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会、11番目のメンバー。学年は3年生ですが、14歳です。虹ヶ咲学園には普通科だけでなく国際交流学科やライフデザイン学科など多彩な学科があり、ミアちゃんは音楽科に所属しています。
 出身はアメリカのニューヨーク。家族は公式に出ている話では父・母・姉がおり、それぞれテノール歌手、ミュージカル女優、ポップシンガーで世界的に有名とのこと。ミアちゃん自身も初登場時すでに作曲家として相当有名になっており、日々作曲作業をしていました。

スクスタより 家族についてが触れられている場面

 少し生意気なところがありますが、音楽で有名な家庭にいる一人であり、実際に多くのヒット曲を世に出していることもありそのプライドはかなり高いです。スクスタでの「あなた」、アニメでの侑ちゃんのことを「ベイビーちゃん」と呼びます。自分の方が作曲家としては上であるというプライドから来てますが、同好会に加入しても呼び方は変わらず。これがミアちゃんの個性の一つにもなっていますね。

 音楽以外のことに関しても、大学に通っていたということで頭も良く、あまり成績の良くないかすみちゃんや果林ちゃんに勉強を教える場面も。そのせいか自分のことを「大人だ」と主張することも多いですが、周りからは暖かい目で見られています。なお頭は良くても生活力は…。
 好きなものはゲーム、野球、そしてハンバーガー。何かを食べる時はだいたいハンバーガーを食べています。「何を食べる?」と聞くと基本的に返ってくるのは「ハンバーガーとポテトとコーラ!」。日々とんでもない食生活してそうですがまだ若いし良い…いや良くはない。

 現在は12人(侑ちゃん含めて13人)いる虹ヶ咲のメンバーですが、最初は9人からのスタートでした。栞子ちゃんが途中で加入し10人に、そしてそのあとにさらに追加で入ったのがミアちゃんとランジュちゃんです。ミアちゃんはプロフィールにある通り元は作曲家であり、完璧なスクールアイドルを目指すランジュちゃんに自分の曲を作らせるために日本に連れられており、最初はスクールアイドルをやるつもりは全くありませんでした。しかし同好会のメンバーの一人、天王寺璃奈ちゃんに歌うことをやめた過去についてを吐き出し、璃奈ちゃんから励まされてスクールアイドルを始めることになります。アニメのストーリーとスクスタのストーリーではかなり違う部分がありますが、その後最終的にランジュちゃんと共に同好会に入ることになります。(詳しい話は後ほど。)
 公式で正式加入したタイミングは2021年の夏頃。スクスタにもメンバーとして実装され、10月にスクスタのエピソードに出ていた1曲目のソロ曲とユニット曲が収録された「MONSTER GIRLS」、12人となった同好会としては初のアルバムとなる「L! L! L! (Love the Life We Live)」がリリースされています。
 そして2022年春にアニメ2期が放映され、栞子ちゃん・ミアちゃん・ランジュちゃんも登場しアニメでもストーリーを通して同好会に加入、侑ちゃんも含めた13人の物語が展開されました。2022年冬現在、新作エピソードOVAが制作決定しており、2023年の夏に劇場公開予定となっているので、今からとても楽しみです。スクスタの方も12人揃ってからのストーリーの3rd Seasonが終わり新章である4th Seasonが始まったばかりで、これからどういった展開になるのかまだまだ楽しみが尽きません。

 

(おまけ)担当声優の内田 秀さんについて

 ミアちゃんの声を担当しているのは、声優の内田秀さんです。オーストラリア出身(2歳の時に転居したそう)で、アニメなどに触れて声優を目指すようになり、日本に来たとのこと。ということでミアちゃんの歌はもちろん、セリフにも英語がありますがこれはネイティブ英語です。しかし日本語も本当に違和感なく話しており、その他の言語も学んで使っていることも…。凄いです。

声優としては、他に出ている作品は「艦隊これくしょん」Warspite, Ark Royal 他、「マギアレコード 魔法少女まどか☆まどか外伝」時女静香、「ヘブンバーンズレッド」七瀬七海 などです。

 YouTubeチャンネルもあり、時々配信もしています。この前はポケモンSVのプレイ配信もしていました!配信だと海外の人も結構見に来ることがあり、コメント欄はなかなかグローバルで楽しいです。気になる方は是非見てみて下さい。ちなみに先日公式のファンクラブもできました。私は即入会しました。

 ちなみにYouTubeチャンネルを知ったきっかけが、たまたま見ていたVTuberさんがガンダムのゲームをやり始めて、そのゲーム配信を(ガンダム全く知らないのに)見ていたら、YouTubeくんがラブライブ公式チャンネルも登録していた私に「キミこれ好きなんじゃないの?」と、内田さんが初めてガンプラ配信した動画をおすすめしてきて、「ん?人生初のガンプラ配信…ってあれこの人……!?」となったというなんとも言いづらい理由だったりします、はい。

 

 ラブライブ!シリーズは担当声優さんとキャラの繋がりがかなり強いコンテンツなので、声優さん繋がりでコンテンツに触れる人も多そうです。

 

 

ミアちゃんの同好会加入エピソードについて

 ここからは、スクスタ版とアニメ版それぞれのストーリーについて触れながら、どういった経緯でミアちゃんが同好会に加入したのかを紹介したいと思います。

 なお、ストーリー全てに触れるとかなり長くなってしまうので、ミアちゃんに関する部分を主に挙げていきます。

 

スクスタ版(メインストーリー2nd Season 主に第22章)

 スクスタでミアちゃんとランジュちゃんが登場するのが2nd Seasonとなっており、スクールアイドルをやるために虹ヶ咲学園に留学してきたランジュちゃんが、同好会とは別でスクールアイドル部を結成し活動を始めます。ミアちゃんはランジュちゃんに自分の曲を作ってもらうためニューヨークから日本に来ることになりました。

初対面ですごい態度でイエスと言うまで居座った模様…恐るべし

 ランジュちゃんと幼馴染である栞子ちゃん、そしてそれぞれの理由で部に移って活動する愛ちゃんと果林ちゃん、残りのメンバーで同好会の活動をするという波乱が起こります。途中、しずくちゃんが悩んだ末一度部に行きますが、同好会のライブを見て戻ることに。しずくちゃんが同好会に戻り同好会のメンバーとして歌ったところを見た場面から、ミアちゃんの話が展開されていくことになります。

 部にはランジュちゃんが整えた様々な施設が整えてあり、スタッフもプロを揃えている、その作曲担当として曲を作っていたミアちゃんですが、一度部に来たにも関わらず同好会に戻り「あなた」が作った曲を歌うしずくちゃんを見て、スランプに陥ってしまいます。プロとして見たら決してレベルが高いとは言えない曲だが、しずくちゃんがライブで歌うととても心に響く、それが一体なぜなのか、どうしてもわからず全く作曲ができなくなってしまう…。

 その時、たまたまミアちゃんは璃奈ちゃんと出会います。

 璃奈ちゃんは少し前に学食でミアちゃんを見かけたときからミアちゃんに興味を持ち始め、ミアちゃんの作曲した曲を色々聞くようになります。ただ、ミアちゃんの曲に違和感を覚える璃奈ちゃん。出会った時にミアちゃんに「自分では歌わないの?」と聞きますが、ミアちゃんは「歌うことには興味がない」と返答。

 そして、結局ミアちゃんは曲が作れず皆の前からいなくなります。

 

 ミアちゃんがいないことに慌てる部のメンバー。愛ちゃんが同好会の皆のところに助けを求めミアちゃんを手分けして探すことに。ミアちゃんを「ちょっとだけ、私と似ている気がする」と、自分ならどこに行くだろうかと考え璃奈ちゃんがミアちゃんを見つけ出します。そこでやっとミアちゃんの過去が明らかになります。

璃奈ちゃんはミアちゃんに寄り添って話を聞くことに…

 昔はミアちゃんも歌うことが好きで、家でよく歌っており、家族からもほめられていた事。そしてある日テイラー家のリサイタルが行われることになり、そこで初めてステージに立つことになった事。ただ、その時に「テイラー家の娘」という立場を意識しすぎてしまい、重圧に耐えかね歌えなかった事。そこで歌えなかったことでテイラー家の名に泥を塗ったと考え、歌以外の道を探し、作曲家としてなんとか音楽に関わってテイラー家の一員として認めてもらおうとした事…。

 「……もう誰もボクを必要としない」というミアちゃんに、璃奈ちゃんは「私に必要!」と強く言います。そしてここから、璃奈ちゃんはミアちゃんに自分の想いを伝えていきます。

 ミアちゃんの曲に興味があり、さらにハンバーガーとゲームが好きで共通点が二つもあるからお友達になろうとミアちゃんに提案します。おそらく一人でいることの多いミアちゃんに、同好会に入る前の璃奈ちゃん自身のことを重ねていたのかもしれません。

 

 さらに、ミアちゃんの曲を聞いて思った事、考えた事を伝えていきます。

ミアちゃんの曲を聞いて思った事を率直に伝える璃奈ちゃん
これがミアちゃんの心を動かす事に

 ミアちゃんの曲にはたくさんの音が重なっており、そこにはミアちゃん自身のそれまで積み重なってきた様々な想いが込められている事。そしてそれは同好会で作曲している「あなた」の曲と似ているという事。だからこそミアちゃんの曲も大好きだ、と璃奈ちゃんは伝えます。

璃奈ちゃんの言葉の一つ。
自分でも気が付いていなかった事を伝えられ、心を開いていくミアちゃん…。

 ここでやっと自分のことについて気づかされたミアちゃんは、璃奈ちゃんに完全に心を開いていくことになります。そして皆の元へ戻り、これ以降部のメンバーだけでなく璃奈ちゃんをはじめ同好会のメンバーとも少しずつ交流していくことになります。

 さらに璃奈ちゃんはミアちゃんを同好会の元に呼び、オンラインライブをやろうと提案します。人前で歌えなかったミアちゃんに、オンラインなら大丈夫ではないか、そして璃奈ちゃん自身もソロでも度々オンラインでライブをしており、これを思いついたのだと思います。躊躇するミアちゃんを元気づける璃奈ちゃん、そしてついにミアちゃんがスクールアイドルとして歌うことになります。

ついにミアちゃんが歌うことに…!!
ここで披露されたのが「I'm still...」

 無事部に戻ったミアちゃん、その後もスクスタでは同好会と部の間で様々な出来事があり、栞子ちゃんのお姉さんである薫子さんが「スクールアイドルエキシビション」という、各校からオーディションをして選ばれた代表のスクールアイドルがPVを作るイベントを考え、開催することになります。ここで今までソロで歌ってきた同好会のメンバーがユニットを組んでいくことになったり、姉である薫子さんに対して自分の想いを栞子ちゃんが伝えるライブをしたりと話が展開されていきます。その中で、幼馴染である栞子ちゃんから強く言われてしまったランジュちゃんが、スクールアイドルを止めて帰国する決意をし、皆に黙って去ろうとしてしまいます。

 ここで自分が連れてきたはずのミアちゃんに対しても何も言わずランジュちゃんは一人去ろうとします。最後のライブとして行ったランジュちゃんのライブを見に来た他のメンバーがランジュちゃんと引き留めようとするところで、ミアちゃんがランジュちゃんのために曲を作ることを提案、しかもランジュちゃん一人のためではなく栞子ちゃんとミアちゃんの3人で歌う曲を作るとのこと。さらにミアちゃんは同好会の「あなた」の作曲方法を取り入れて曲作りをしていきます。ここでミアちゃんが作った曲が「MONSTER GIRLS」という曲で、この曲を聞いたランジュちゃんがやっぱり皆と歌いたいと帰国を止め戻ることに。

 そしてランジュちゃんは部のやり方ではだめだったと部を解散、愛ちゃんと果林ちゃん、栞子ちゃんが同好会に戻り、新たにミアちゃんとランジュちゃんが加入することになりました。

 

 22章のミアちゃんがメインの話以外はかなり端折りましたが、2nd Seasonではこのような話が展開され虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会が12人となります。同好会と部に分かれてしまうというかなり衝撃的な話ですが、最終的には12人となりにぎやかになった同好会は私はすごく好きです。

 

スクスタ版ストーリーの好きなところ

 璃奈ちゃんとミアちゃんのやり取りのあるシーンは2nd Seasonの中でかなり好きなところなのですが、璃奈ちゃんがミアちゃんと話をしているシーン、「実は璃奈ちゃんボードを持ってきているが、それを使わず素顔で率直に想いを伝えている」ことが画像からわかります。このことがすごく大事なことだと私は思っています。

 璃奈ちゃんの個性でもある「璃奈ちゃんボード」は、元々素顔でなかなか気持ちを表せない璃奈ちゃんが「自分の想いを伝える」ために作ったボードです。特にこの辺りはアニメ1期6話の璃奈ちゃんの話でボード作成の話が展開されていますが、それまでこの「璃奈ちゃんボード」を使っていた璃奈ちゃんが、ここでは想いを伝えるために「あえてボードを使用せず」ミアちゃんと話しており、素顔そのままだからこそ率直に、うまく想いを伝えられたのかな、と考えてしまいます。

 この後の場面でさらに璃奈ちゃんは素顔でライブをするのですが、このミアちゃんとのやり取りが大きく関わっていると思います。ただ、「璃奈ちゃんボード」はそれまで一緒に歩んできた「相棒」であり、素顔の璃奈ちゃんも璃奈ちゃんボードのある璃奈ちゃんもどちらも大事、という話がキズナエピソードで展開されています。(私もどっちも好きです。というか最近素顔イラストが多いので「璃奈ちゃんボード」ありの璃奈ちゃんがちょっと恋しいです…)

 

 また、なんと言っても璃奈ちゃんの言葉の使い方がすごく好きです。ミアちゃんが過去の話をした後、自虐的なセリフを吐きますが、それに対して「情けない姿を見せてくれた…… これは、関係が深まった証拠」と言います。なかなかこのようなことは言えないと思います。
 さらにそれに続けて璃奈ちゃんがミアちゃんの曲について話をするのですが、そこに専用のツールを使わないとわからないような音まで入っている、ということに言及します。つまりここで璃奈ちゃんはそこまでしてミアちゃんの曲を聞いていたということになり、いかにミアちゃんのことを気にして理解しようとしていたかがわかる部分になっています。

 

「でも、聞こえないからって、その音がなかったら、私が大好きなミアさんの曲じゃなくなる」

「それと同じ。ミアさんが溜め込んでる気持ちがなかったら、それもミアさんじゃない」

「ミアさんの曲には、わかりにくいのかもしれないけど、ミアさんの心の声がぎゅーって詰め込まれてるんだよ」

「そうだよ! やっぱり、ミアさんはすごい 私、ミアさんの曲、大好き!」

 

 ここのセリフは本当にとんでもないことを言ってるなぁ、と思います。璃奈ちゃんだからこそ言える言葉だと思いますし、ミアちゃんにとっては自分で否定していた自分と自分の曲を率直に「大好き」と言ってくれる人がいたことで、自分のことを受け入れることができたのかなと思います。

 

…こんなこと、私も言われてみたい。

 

 

アニメ版 「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」2期(主に第9話「The Sky I Can't Reach」)

 アニメ1期でいくつかの学校と合同で開催した「スクールアイドルフェスティバル」。それを見てスクールアイドルにあこがれて虹ヶ咲学園のオープンスクールにランジュちゃんがやってくるところから2期の物語が始まります。同好会では第2回目のスクールアイドルフェスティバルを計画しておりその準備を進めていますが、そこにやってきたランジュちゃんは自分が思っていたのとはやり方が違う、と同好会には入らず一人でソロアイドルとしてスクールアイドルを始めます。ミアちゃんはランジュちゃんに作曲担当として連れてこられ、一緒にニジガクに入り音楽科の3年生としてそこで同好会の侑ちゃんと出会います。

 ランジュちゃんのことを気にかける同好会メンバー。そこでソロではなくユニットという選択を新たに取っていくことに。スクールアイドルフェスティバルの準備を進めつつ、ユニットでのライブも行い成長していきます。

 ニジガクに住み着いており「生徒会役員」の一員でもある猫のはんぺんを通して、璃奈ちゃんとミアちゃんは出会います。さらに璃奈ちゃんはミアちゃんのことを気にかけて、スクールアイドルフェスティバルの会場に勧誘することに。そこから同好会の他のメンバーとも少しずつミアちゃんは交流していくことになります。

 スクールアイドルフェスティバルの最後、同好会全員で歌う曲がなかなかできず迷う侑ちゃんを見て助言をするミアちゃん。そこで侑ちゃんは自分の中の、そしてスクールアイドルを応援する皆のときめきを表現しようとミアちゃんを巻き込んで作曲します。そこで出来たのが「TOKIMEKI Runners」。同好会9人で、いや侑ちゃんも含めて10人で披露したライブを見て、ランジュちゃんは自分には無理だとスクールアイドルをやめて帰国する決意をします。

 

 ランジュちゃんからもうスクールアイドルはやめるから契約は解除だと突然伝えられるミアちゃん。同好会の他のメンバーも動揺しランジュちゃんに話を聞きに行くも答えは変わらず。スクールアイドルフェスティバルの最中にスクールアイドルを始めることになり同好会に入った栞子ちゃんは、幼馴染なのに今までスクールアイドルをやりたかった事、そして同好会に入った事をうまく伝えられていなかったからではないかと悩みます。

 同好会のメンバーとミアちゃんは話をするも、「ランジュにやめられたら困るんだよ!」と言ってかなりの剣幕で去っていくミアちゃん。それを璃奈ちゃんはどうしてなのかとミアちゃんに対して不思議に思います。

 ランジュちゃんを引き留めるためにランジュちゃんにとっての最高の曲を作ったというミアちゃん、しかしその曲を聞いたランジュちゃんが「これは私の曲じゃない」と否定。そこでミアちゃんは自信を持って作った曲なのにどうしてそう言われてしまったのか分からず感情を爆発させます。そこに、璃奈ちゃんがやってきます。

 話を聞こうと手を差し伸べるミアちゃんの手を「放っておいてくれ!」と怒鳴って跳ねのけるミアちゃん。しかしそれにもめげずそのミアちゃんの手を取って心配する璃奈ちゃん。ミアちゃんに落ち着いてもらうため、場所を変えて璃奈ちゃんはミアちゃんの話を聞こうとします。

 

2人がベンチでハンバーガーを食べながら話をするシーン
9話の中でも大事な場面の一つ

 ここでスクスタ版にも出てきたミアちゃんの過去の話が出てきます。家のことや歌が好きだったがどうして歌うことをやめたのか…。
 「音楽で認められなきゃ、ボクに価値はない」というミアちゃんに「ミアちゃんはミアちゃんだよ。価値がないなんて事、ない」と返す璃奈ちゃん。

「今ミアちゃんはここにいるよね。ここは、ミアちゃんの居場所にならない?」

「ミア・テイラーじゃなくて、ミアちゃんの歌が聴きたいな」

 そしてミアちゃんに璃奈ちゃんは手を差し伸べます。ミアちゃんは「歌いたい」と手を伸ばして、スクールアイドルになることに。
 そこで、ランジュちゃんが同好会のライブを見て「いくら手を伸ばしてもやっぱりあそこには届かないって、思い知らされちゃったのよ」と言っていたことを思い出し、夢を諦めようとするランジュちゃんに自分を重なり、一度作った曲を作り直していくことになります。

 帰国しようとするランジュちゃんと同好会の皆が引き留め、ミアちゃんが「ミアちゃん自身のため」と「ランジュちゃんのため」に作った曲「stars we chase」を披露、今度はミアちゃんがランジュちゃんに手を差し伸べて、「どうする?」と聞きます。ここでランジュちゃんは再びスクールアイドルをやることにし、ミアちゃんと共に同好会に加入することになります。

 

アニメ版ストーリーの好きなところ

 アニメではミアちゃんは途中からだいぶ同好会に溶け込んでおり、「いつの間にそんなところに…?」みたいな場面もあったり…。侑ちゃんに対してもそっと助言をしに行くなど同好会メンバーのことを気にかけている様子が見られます。8話の「TOKIMEKI Runners」が作られる場面は特に印象的です。もともとこの曲は虹ヶ咲が9人だった時のデビュー曲で、スクスタでは「あなた」が皆と作った曲なのですが、アニメでなんと作曲にミアちゃんも関わっているという新たな設定が誕生…。

 というかこのシーンなんですが、侑ちゃんがミアちゃんの手を引っ張って、強気な顔でミアちゃんに対して「手伝ってくれるよね?」と言うのですが、まだ同好会メンバーではない、しかもあの「ミア・テイラー」に対してそこまで強気な顔して巻き込んじゃう侑ちゃんとんでもないな…と何度見ても思ってしまいます…笑。完全にミアちゃんは侑ちゃんの勢いに飲まれていますし。でも真剣にミアちゃんも手伝っていた様子で、同好会の皆もミアちゃんに感謝しています。

 

 そしてこちらも璃奈ちゃんとミアちゃんのやり取りは心に残ります。アニメではランジュちゃんに曲を否定され、ミアちゃんが感情を爆発させるのですが、それまで飄々と振舞っていたミアちゃんがここで初めて自分の気持ちをさらけ出します。なんだかんだ同好会メンバーともやり取りはしていたミアちゃんですが、自分の話は殆どしていません。そんなミアちゃんのことを璃奈ちゃんははっきりと口に出していませんが、ところどころ気に掛ける様子があり、実際にスクールアイドルフェスティバルの会場に連れていくという行動も取っています。おそらくここでもミアちゃんが自分とちょっと似ているのではないか、と思っていたと思います。

 

 そして最も印象に残るミアちゃんが璃奈ちゃんの手を跳ねのけるシーン。ここのミアちゃんのセリフは非常に感情がこもっており、それまでのミアちゃんの様子とかなり対称的でいかにミアちゃんがここで自分を出しているかがわかります。

 普通はそこまでされたら後ずさりしてしまいそうですが、全くそんなことはせず、落ち着いて優しく手を取る璃奈ちゃんが素敵です。気持ちが高ぶって思わずバンと手を屋上の柵に打ち付けたミアちゃんに、その手を取って「手、痛くない?」と心配する璃奈ちゃんは、本当に優しいし強いな、と思いました。

 そして落ち着いてもらうために場所を移動してハンバーガーを食べる二人。そこでミアちゃんが璃奈ちゃんに過去を打ち明けるのですが、そこで「テイラー家の娘として、せめてそれくらいは果たさないといけないんだ」と言うミアちゃんに

「ミア・テイラーじゃなくて、ミアちゃんの歌が聴きたいな」

 という璃奈ちゃんの返答がすごく好きです。家のことよりも、本当は歌が好きで歌いたいと思っているミアちゃんの気持ちを大事にしてほしい、そういったメッセージが込められていますが、それをそのままではなくこういった言い方になっているのが璃奈ちゃんらしいと思います。

 

 そして璃奈ちゃんがミアちゃんに手を差し伸べる箇所ですが、ここで私はアニメ1期の第6話の璃奈ちゃんのエピソードが頭に浮かびました。
 感情を顔にうまく出せず、愛ちゃんに引っ張ってもらい同好会に入ったものの自分の「顔」は変わらず絶望する璃奈ちゃん、しかし愛ちゃんをはじめ同好会の皆に励まされ、そこで「璃奈ちゃんボード」を思いつきスクールアイドルとしてライブを行います。そこから璃奈ちゃんは同好会の他のメンバーにも積極的に関わろうとしていくのですが、璃奈ちゃんが「璃奈ちゃんボード」を思いつき空を見上げるシーンが、ふっとここで浮かびました。
 最初は愛ちゃんに引っ張ってもらい、一度は挫折しかけたものの、「自分にできることをやればいい」ということで前を向いて進んでいった璃奈ちゃんが、今度は手を差し伸べる側に回る…。光を見上げる側から光を差し込む側になったという感じがして、思わずここで泣きそうになりました。

 ちなみに1期6話は何度見ても私は泣きます。なんなら話を知っているだけに始まった直後から泣きそうになります。おそらく2期9話も見るたびにこのシーンで涙出かけるようになる気がします…。

 

 あと、完全に余談になっちゃうんですが、9話のミアちゃんの過去の回想シーンですが、チラッとミアちゃんの家族と小さいころのミアちゃんが出てきます。他では見られなかったものなので出てきたときは「おっ…!!」と思いました。

 

 

他の同好会メンバーとミアちゃんの関係

 ここからは、他の同好会のメンバーを紹介しつつ、ミアちゃんの同好会での立ち位置(?)を他の子とのやりとりに注目しつつ紹介していきます。

 

高咲侑ちゃん(たかさき ゆう 普通科→音楽科2年生) ※アニメオリジナルキャラ

 アニメオリジナルキャラで、スクスタでは主人公にあたる「あなた」の分身として登場。歩夢ちゃんの幼馴染であり、1期では普通科に所属していましたがスクールアイドルに興味を持ち同好会に入り、そこでスクールアイドルにはならず皆のサポートをするように。成長していく他のメンバー達を見て、自分も夢を追いかけたいと音楽科に転科。そこから2期の話が始まっています。

ミアちゃんも同じ音楽科となる為、その授業で侑ちゃんはミアちゃんと出会います。有名な作曲家であった為音楽科でも噂になっており、侑ちゃんは興味を持ちます。

また、ミアちゃんもスクールアイドル同好会の活動を気にしており、時々動画など見ている様子がアニメで出てきます。侑ちゃんの事が気になったのか、色々助言をしたり、また侑ちゃんの方からお願いをしたりなど、同じ「スクールアイドルの作曲担当」として関わっています。そして侑ちゃんはミアちゃんを巻き込んで曲を作ってしまうわけですが…ときめいたら一直線の侑ちゃんは凄い行動力を見せますね…!

スクスタで「あなた」の事を「ベイビーちゃん」と呼んでいるため、侑ちゃんのこともミアちゃんは「ベイビーちゃん」と呼んでいますが、侑ちゃんはそこまで気にしていない様子…。こう呼びつつ侑ちゃんに何か感じるものがあるからか、2人は割とフラットな関係でいることが多いように感じます。

 

上原歩夢ちゃん(普通科2年生)

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 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の代表のようなキャラで、スクスタでは「あなた」と、アニメでは侑ちゃんと幼馴染で、「あなた」・侑ちゃんが大好き。時々その愛が重いせいで他の人に嫉妬する場面も…。とても真面目で優しい子で、料理ができたり編み物などもしたりととても女性的。

 ミアちゃんとのやり取りは多い方ではないですが、同好会の中で3年生でありつつも年下のミアちゃんに優しく接することが多いです。というか歩夢ちゃんは基本誰に対しても優しいですが…。

 スクスタのストーリーでは全く料理に関して疎いミアちゃんに戸惑いつつも優しく色々教えてあげる様子が。優しい歩夢ちゃんにミアちゃんも悪い気はしていない模様。

ミアちゃんにもんじゃ焼きの焼き方を教えてあげる歩夢ちゃん
ここのおどおどしているミアちゃんもとても可愛い

 ミアちゃんと歩夢ちゃんは普通に接していることが多いですが、ただ公式にない部分で個人的に思ってしまうのが、音楽科に所属している侑ちゃんはミアちゃんと一緒になることが多いはずで、そこのところを歩夢ちゃんがどう思っているんだろう…と。まぁ侑ちゃんは誰に対してもときめいちゃって歩夢ちゃんはしょっちゅう困っていそうですが。

 

中須かすみちゃん(普通科1年生)

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 とにかく「かわいい」を目指すかすみちゃん。何かといじられがちなキャラですが、スクールアイドルに対しての想いは人一倍強く、せつ菜ちゃんが一度解散させようとした虹ヶ咲の同好会を守っていたという強い子です。

 そしてミアちゃんとはよきライバル(?)。「かわいい」と言われれば調子に乗るかすみちゃんにことあるごとにミアちゃんは「子犬」呼ばわりをし、かすみちゃんはまたそれに反応して二人のやり取りが始まる…というのはもはや同好会の定番の流れ。

ジョギングのはずがいつの間にか2人で競争になりフラフラに。
せつ菜ちゃんに「どんなやりとりがあったのかも大体想像がつきますね」
なんて言われる始末。

 かすみちゃんは上級生に対しては必ず「先輩」を付けて呼ぶのですが、ミアちゃんに対しては年下ということで「ミア子」呼び。(かすみちゃんは同級生のことは「〇〇子」と必ず呼び、ニジガク以外の子も例えばμ’sの凛ちゃんを「りん子」、Aqoursのルビィちゃんのことは「ルビ子」と呼んでいます) これはかすみちゃんなりの「嫌がらせ」だったようなのですが、なんとこれをミアちゃんは「璃奈ちゃんと呼び名が似ているから」という理由で喜んで受け入れてしまい、かすみちゃんの思惑は見事外れるという…。というかミアちゃん、そんな理由で受け入れるんだ、と思いました…。

「嫌がらせ」がむしろ逆効果に。かすみん敗北。

 アニメの10話では合宿中にかすみちゃんが様々なゲームを同好会のメンバーに持ちかけて勝とうとするもあれもこれも上手くいかず…。その中の1シーンで、トランプで敗北したかすみちゃんに対してすごい顔してあざ笑うミアちゃんの姿が…。あまりにも良い顔してるので永遠に見ていたくなります。あの顔はすごいです。

 (ミアちゃんにとっては心外だとは思いますが)かすみちゃんはミアちゃんが「心置きなくやり取りができる相手」であり、ミアちゃんが年相応に遊べる良い友達みたいな感じなのではないでしょうか。現にかすみちゃんに対してのミアちゃんが一番表情豊かでいる気がします。

 

 それにしても、「争いは同じレベルの者同士でしか発生しない」なんて2人に言った暁には2人とも怒り出しそうですね…。

 なおかすみちゃんは成績はあまり良くはなく、普段は色々噛みつくミアちゃんに勉強を教えて欲しいと泣きつく場面も。ミアちゃんもなんだかんだ言いつつかすみちゃんに色々教えており、アニメでは1期では22点だったかすみちゃんがなんと2期では点数が55点に。それでも55点という点数に頭を抱えるミアちゃんですが、かすみちゃんは大喜び…。

 

桜坂しずくちゃん(国際交流学科1年生)

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 演劇部と同好会の兼部をしており、演劇がとても大好きな子です。自分で色々物語を妄想することもあり、そこからアニメでは歩夢ちゃんとせつ菜ちゃんとのユニットA・ZU・NAの結成にもつながっています。

 真面目な子で、よくかすみちゃんのお世話(?)をしており、興奮したかすみちゃんを落ち着かせることも多いです。かすみちゃんのことを「可愛い」と言うランジュちゃn、それを受けて調子にのるかすみちゃんそんな2人のことをちょっと離れたところからあきれ顔で見るしずくちゃんとミアちゃんという場面があったり…。

あきれ顔の2人。調子に乗る友人を制御する側は大変そう。

 

 演劇好きで女優を目指しているということで、ミュージカル女優であるミアちゃんのお母さんのことも知っていそうです。なかなか2人の絡みは多くはないですが、しずくちゃんがミアちゃんに英語を教えてもらい、代わりにミアちゃんがしずくちゃんに古文を教えてもらっている話もあり、気が合いそうな感じですね。

 アニメでは10話に出てくる合宿は鎌倉にあるしずくちゃんの家とその周辺が舞台であり、しずくちゃんが飼っている犬のオフィーリアが出てきます。そのオフィーリアに対してミアちゃんが「噛まない…?」とちょっとおびえている場面があり、あまり犬とかに慣れていないのかな…?と思いました。可愛いですね。

 

朝香果林ちゃん(ライフデザイン学科3年生)

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 ミアちゃんと同学年で学生寮で生活していることも共通点です。ライフデザイン学科で主に服飾関係の勉強をしている模様。読者モデルもしており、スクールアイドルでも抜群のスタイルを生かしたパフォーマンスをします。

 大人っぽく振舞うことが多い果林ちゃんですが、実はかすみちゃん同様勉強が苦手。そして整理整頓も得意ではなく朝にも弱い、さらには方向音痴であるといった具合に見た目の印象とかなりギャップがある子です。同じ寮住まいのエマちゃんに朝起こしてもらっていたり、部屋の整理をしてもらったりとかなりお世話されています。

 ミアちゃんも学生寮にいて同学年であるためやり取りをしている場面も多いです。なにより朝に弱くエマちゃんとランジュちゃんに2人揃って起こしてもらっている様子がアニメでも…。

 また同好会皆で出かけている最中、果林ちゃんとミアちゃんが二人で道に迷ってしまっている場面もあります。果林ちゃんには事前に璃奈ちゃんが迷子対策として現在位置のわかるキーホルダーを手渡しておりなんとかなったものの、それを渡される果林ちゃんて…笑

 ただかすみちゃん同様果林ちゃんは勉強も苦手なので、これまた同じようにミアちゃんに教えてもらっている様子がアニメで出ていました。かすみちゃんと同じく点数が55点に上がった果林ちゃん…いや3年生なのに大丈夫なのか…!?ちなみにミアちゃんはほぼ自分の勉強はしておらず、それでも余裕のよう。しかし2人の勉強を見てくたびれたとのことで、あれは骨が折れそうだな…と思います。でもちゃんと2人とも点数が上がっているところ見るとミアちゃんはすごい。

スクスタの毎日劇場より しずくちゃんならすぐ答えてくれそうです

 

宮下愛ちゃん(情報処理学科2年生)

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 璃奈ちゃんと同じ情報処理学科所属であり、楽しく周りとかかわるのが大好きな子。璃奈ちゃんを同好会に誘った張本人であり、璃奈ちゃんのことを同好会の中で最も気にかけていた子です。

 ダジャレが大好きで何かとダジャレを言ってきたり、服もちょっと派手でギャルっぽかったりしますが、なんと成績は優秀で運動神経もよく、運動部の助っ人にもよく呼ばれるという、果林ちゃんとはまた対照的なギャップがある子です。さらにおばあちゃん子で好物はおばあちゃんの作るぬか漬け。家は下町にあるもんじゃ焼き屋で店の手伝いもよくしているようです。

 誰とでも仲良く明るく接するため、ミアちゃんに対しても「ミアチ」とあだ名で呼び、璃奈ちゃん共々可愛がっています。皆に対等に仲良く接しているためミアちゃんも愛ちゃんに対してはそこまで気を悪くすることなく、むしろ「すごい」と尊敬しているようです。ちなみに璃奈ちゃんのことは「りなりー」と呼んでおり、他のメンバーに対してもあだ名をつけて呼んでいることが多いです。

 元々璃奈ちゃんと一緒にいることが多かったため、璃奈ちゃんと仲良くなったミアちゃんとも自然と一緒にいる場面が多く、アニメでは3人で放課後一緒にいるシーンも見られます。

 そしてなんと愛ちゃんの提案で3人でお笑いをやるというエピソードが、スクスタの愛ちゃんのキズナエピソードに登場しました。嫌がるミアちゃんに璃奈ちゃんは「やりたい」と言いミアちゃんは折れます。そして愛ちゃんが考えた(何とも言えないレベルの)お笑いを3人は披露。最終的にはお笑いライブまでやってしまいます。

3人でお笑いを披露…!!
デカいリボンも何とも言えない雰囲気を醸し出している…。

 どうやら愛ちゃんのファンである「愛トモ」の皆にはウケたようですが…。とりあえず楽しそうなので何より。

 

 それにしてもミアちゃん登場時点で愛ちゃんに巻き込まれてミアちゃんまでお笑いをやるなんて誰が予想できただろうか。

 

近江彼方ちゃん(ライフデザイン学科3年生)

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 ミアちゃんと同学年であり、ライフデザイン学科でも料理関係を主に勉強している子です。妹の遥ちゃんを溺愛しており、遥ちゃんのことになると全力に。家計の手伝いにとアルバイトもしており、学校の勉強・スクールアイドル活動・アルバイトと日々かなり忙しくいつも学校では眠そうにしています。でも、大好きな遥ちゃんとスクールアイドルのため、辛そうにする様子もなくいつも楽しそうに、そして眠そうにしてます…。

 実際に姉であり、同好会の中でも一歩引いた立場で皆を見ているお姉さん的立ち位置の彼方ちゃんは、ミアちゃんのことも「可愛い妹」のように思っているようです。

「子供扱いしないで!」というミアちゃんに対し彼方ちゃんは…。

 よく作曲したりゲームしたり野球中継をみたりとしょっちゅう徹夜するミアちゃんに、寝るよう促してお昼寝させるような場面も。睡眠は大事。

 ところで先日スクスタで開催されたイベントでは、登山をするもメンバーの中で体力があまりない彼方ちゃんとミアちゃんが2人して倒れる場面があり、つい笑ってしまいました。

 

優木せつ菜ちゃん(普通科2年生)

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 スクールアイドルが大好きで、アニメやゲームなどもとっても好きなせつ菜ちゃん。同好会が9人だった時に色々あった子ですが、そこまで書くととんでもない分量になるので省きます…。

 大好きなことには一直線で、皆が自分の「大好き」を叫べる、そんな世界にするのがせつ菜ちゃんの「野望」。そして同じようにゲームなどが好きで、好きなことにはのめりこんでいるミアちゃんとはかなり気が合うようです。

ヒーロー物の話で盛りあがる場面も。楽しそう。

 現在スクスタのメインストーリーで展開中の4th Season44章と45章で、「高校生ゲームクリエイターコンテスト」に出場する璃奈ちゃんに、チームとしてせつ菜ちゃんとミアちゃん、そして「あなた」が参加し4人でゲーム作成をすることになります。そこでせつ菜ちゃんとミアちゃんが仲良くゲーム作りをしている様子を見ることができます。3人ともアニメやゲーム好きということで協力して制限時間内にゲームを作り上げていきます。

途中でトラブルがあっても諦めない二人。頼もしいです。

 せつ菜ちゃんはよく好きなアニメなどの話をして盛りあがっていることが多く、ミアちゃんはあまりそういったところを出さないですが時々野球の話がでるとかなりテンションが上がっており、2人ともそういったところがよく似ていると思います。実際深夜テンションでノリノリ状態のせつ菜ちゃんにミアちゃんも釣られてハイテンションになる場面も…。もっとミアちゃんがハイテンションなところ、見たいです。

 それまでガッツリと2人が関わっている話はなかったので、今回のストーリーでまた新たな一面が見られてとても楽しかったです。ゲームクリエイターコンテストの話はひと段落しましたが、まだまだストーリーは続いていくので楽しみです。

 

エマ・ヴェルデちゃん(国際交流学科3年生)

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 果林ちゃんと共に同じ寮の仲間であり同学年。さらにスイスから来ている子なのでランジュちゃんも含め海外組でもあります。

 エマちゃんの家族は大家族で、弟や妹が何人かいるとのこと。さらに動物も飼っており、大自然の中で育ったという。そのせいかとても優しく、さらにお世話したがりでよく果林ちゃんの世話をしています。ミアちゃんとランジュちゃんという(生活力に乏しい)2人が新たに寮に来たということで、エマちゃんはさらに気合が入っている模様。まともな食事をとらないミアちゃんにこっそり食事を持って行っているなんてことも…。エマちゃんに甘えてしまうとダメになってしまう、とは果林ちゃんの言葉。

 普段は「子供扱いしないで」と怒るミアちゃんですが、優しくお世話してくれるエマちゃんにはどちらかというと素直になっていることが多いような。さらにエマちゃんの歌声は優しく包み込んでくれるような声なので、エマちゃんの子守唄は評判が高く、すぐに眠れるという。そんなエマちゃんに子守唄を歌ってもらえばミアちゃんも速攻で熟睡…。「エマはすごい…」と素直に驚いています。エマちゃんには逆らえない。

エマちゃんになでなでしてもらったら誰でも緊張がほぐれてしまう…。
ふにゃふにゃのミアちゃんも見たい。

 

三船栞子ちゃん(普通科1年生)

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 ランジュちゃんの幼馴染であり、現在虹ヶ咲学園の生徒会長。せつ菜ちゃんから引き継いで生徒会の運営をしています。薫子さんという姉がおり、薫子さんはスクールアイドル好き。アニメでは元々薫子さんもスクールアイドルでした。

 始めは拒否していたスクールアイドル活動でしたが、同好会の皆の働きかけにより同好会に加入、スクールアイドルを始めます(このあたりの経緯はスクスタとアニメでだいぶ違いますが)

 ランジュちゃんと幼馴染ということで、日本に来てからランジュちゃんとの付き合いが長いミアちゃんとも関わることが多く、3人でユニットR3BIRTHも結成されています。

 栞子ちゃんはかなり真面目な性格で、逆にちょっと頑固でなかなか融通の利かなくなることもありますが、周りが見えなくなってうまく付き合えないランジュのことをとても気にかけており、ランジュちゃんに振り回されがちになりつつも、同好会にランジュちゃんが入ってからは少し強めにランジュちゃんのことをたしなめる場面もあったりと、栞子ちゃんも成長している様子。

スクスタでは同好会加入時に「お約束」をランジュにさせたそうな。
お母さんかな…。

 ランジュちゃんに振り回されることが多いという点で栞子ちゃんとミアちゃんは2人とも苦労しているようですが、それでもランジュちゃんから離れず一度帰国しようとするのを2人で止めに行くなど、2人ともとても根が優しいんだな、と思います。2人が会話しているときはたいていランジュちゃんの話になっていそうです。

 とはいえミアちゃんも時々栞子ちゃんにたしなめられるような場面もあり、最もしっかり者である栞子ちゃんは一番苦労してそうです。

 

ショウ・ランジュちゃん(普通科2年生)

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 ミアちゃんを虹ヶ咲学園に連れてきた張本人であり、同好会にただ加入しただけでなくその過程で大きな影響を与えた子です。中国の香港から来ており、スクスタだとどうやら虹ヶ咲学園の理事長の娘なんだとか。なんとまあ…。

 やるからには完璧なスクールアイドルを目指す、と一流のものを揃え、そこで作曲担当としてミアちゃんを迎え入れることになります。一体どうやってミアちゃんと接触したのかはわかりませんが、ランジュちゃんはかなり粘った模様。

ミアちゃんのことを大層気に入っている様子。

 「なんでも完璧にこなしてしまう」せいで誰かと一緒に何かをやろうとしても、ついていけなくなって皆離れてしまう、またそのせいか人付き合いが苦手でどうやって周りと接したらよいかわからない…そういった悩みがあることを紆余曲折がありながらも同好会の皆は知り、受け入れることになりますが、スクスタ版とアニメ版では同好会加入後のランジュちゃんが結構違うので、比較して見てみるとなかなか面白いです。

 スクスタ版だと今もそうですが、自由奔放なところは変わらず、先ほど書いたように栞子ちゃんや他のメンバーに色々止められることも。ただ、「一緒に遊びたい」などといった、普通の友達の間では何気なくする約束でもなかなか言い出せないという一面もあり、「あなた」や他のメンバーに連れられてみんなで遊ぶ一幕もありました。

 アニメ版だと同好会に入った途端しおらしくなり、「こういう時どうしたらいいかわからない」と同好会の皆とのやり取りに躊躇する場面も。逆にミアちゃんは元々同好会に溶け込んでいたこともあり、遠慮なく絡みに行っており、その対比が見ていて面白いです。

 どちらの話も普通の友達付き合いがなかなかできないかなり不器用な子であり、「なんでも完璧にこなす」といいつつできないことも多いという、手のかかる可愛い子です。ミアちゃんの方が断然大人っぽく見える場面もあります。なかなか周りが見えないランジュちゃんと、逆に周りを意識しすぎるミアちゃん、共通点がありつつも真逆な2人はなかなか面白いコンビではないのかな、と思います。

 

 最初は2人の関係はただの契約上の関係だったかもしれませんが、付き合う中で特にミアちゃんの方はランジュちゃんに対して放っておけない部分を感じ取っていたように思えます。アニメでは自分との共通点に気が付いた事でランジュちゃんを引き留めることに成功しています。

ミアちゃんもランジュちゃんのことをとても評価しており、
2人はお互いのことを尊敬しています。

 ランジュちゃんについては、スクスタのストーリーでもアニメのストーリーでも、ただスクールアイドルを諦めて帰国しようとするのではなく、ランジュちゃんが連れてきたミアちゃんを置いて去っていこうとするのですが、最初は「ミアちゃんどうするの!?かわいそうでは!?」と思ってしまいます。
ただ、いろいろ振り返って思うのは、ランジュちゃんは「自分は周りと溶け込めない」「皆友達にはなってくれない」と考えており、そこに璃奈ちゃんをはじめ同好会の子と自然と付き合っているミアちゃんはランジュちゃんから見ると羨ましい存在であり、同好会の子と仲良くやれるのではと考えたのかもしれない、と思いました。本当は同好会の皆も、栞子ちゃんも、そしてミアちゃんもランジュちゃんのことをだいぶ気にかけているのですが、それに気が付いていないのであの行動に出たのだと思います。

 同好会に加入しても、やっぱりミアちゃんとランジュちゃんは2人で話していることが多く、一番お互いのことがわかっているのではないのかな、と思います(ランジュちゃんは怪しい場面がありますが…)

 

天王寺璃奈ちゃん(情報処理学科1年生)

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 前に解説したように、ミアちゃんの一番の理解者であり、今では大親友の璃奈ちゃん。最初は表情をうまく表せないため誰かと関わるのを避けていた璃奈ちゃんですが、そんな璃奈ちゃんに気がついたのか声をかけた愛ちゃんが、最終的に一緒に同好会に入りスクールアイドルを始めます。

 理系女子で、特にIT系の知識はすごく、公式でも色々便利な発明品を作らされています(?)「璃奈ちゃんボード」は素顔でうまく表情を表せない代わりに制作したもので、普段は紙にペンで表情を書きますが、ライブの時につかうものは専用のデバイス。これが璃奈ちゃんの個性であり、登場当初は素顔は公開されておらずこの璃奈ちゃんボードを付けている姿が基本でした。

 今では同好会で自分の意見を率直に言うことも多い璃奈ちゃんですが、これが愛ちゃんと関わって、さらにスクールアイドルを初めて同好会の皆とも関わってきたお陰だと思うと素晴らしいですね…!!

 ミアちゃんとは「自分とちょっと似ている」気がするということで気にかけて、最終的にミアちゃんの心を開いてスクールアイドルにしてしまうという、落ち着いて考えてみるとすごいことをやってのけますが、自分からいろんなことにチャレンジしようと頑張っていた璃奈ちゃんだからこそできたことなのかな、と思います。

 

 ミアちゃんにとっては璃奈ちゃんは自分の人生を変えたといっても過言ではない人物であり、他の子から言われても素直に聞かなくても、璃奈ちゃんに言われたら逆らえない様子。そして璃奈ちゃんの頼みとあれば基本的になんでも聞いちゃう。気持ちはすごくわかる。

 よく一緒にいて、共通点の多い二人なので、同好会の皆から2人セットでほほえましく見られているような場面も。でも璃奈ちゃんと一緒ならミアちゃんも悪い気はしないよう。

双子と言われちゃう場面も。
そしてしれっとミアちゃんを妹扱いする璃奈ちゃん。良い。

 2人ともゲームが大好きなので、よく家でオンラインゲームもしている模様。一緒にいなくてもとても仲良し。ただ好きでやるだけでなく2人とも相当上手そう。それで2人して徹夜してるとかもよくありそうですね…。

 

2人は今ではとっても仲良し。
ちなみにこれはスクスタでは璃奈ちゃんのSRですが、ミアちゃんの顔も素敵。

 2人はただ共通点が多いから仲良しという訳ではなく、いろいろあった末の仲ということですごく尊い関係だなと思っています。そしてそれは璃奈ちゃんと愛ちゃんも同様ですね。

 璃奈ちゃんって、本当にすごい子だな…と思います。

 

 

ここから先は曲や衣装など紹介しながらそれぞれの好きな部分を語っていきたいと思います。

 

ミアちゃんの曲紹介

 今(2022年12月現在)出ている曲を紹介しつつ、その曲の好きなところを語っていきます。ただ私は音楽の知識はほぼないので、あまりそのあたりのところは詳しくは触れません(変なこと言ってもあれなので…。)歌詞についてはあえて日本語訳は載せません(面倒くさいとかじゃないよ!)
 初めの方で紹介しましたが、声は声優の内田秀さんが担当していらっしゃいます。とても綺麗な歌声で、日本語部分も英語部分も美しいです。ソロ曲は現在3曲あり、どれも一部ではありますが公式でMV付きで動画があるので、そちらを載せておくのでぜひ聴いてみて下さい。気になった方は是非フルで聴いてみて欲しいです!!

 

1. I'm still...

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 ミアちゃんのソロ第1曲目。スクスタで登場した曲になります。初めてお披露目されたのはまだミアちゃんが同好会に正式加入する前のエピソードで、その時ははっきりと加入するとはわかっていなった時です。(ただMVがきっちり用意されているあたり後で同好会に入るのかな…とは思っていましたが。)歌詞は英語が基本で日本語も混ざっており、この後の2曲が完全に英詞なのでミアちゃんの曲としては逆に特殊かもしれないです。


 初めて聞いたのがもちろんスクスタで、それまで全く歌おうとしなかったミアちゃんがとある出来事をきっかけにスクールアイドルとして歌うことになる、その場面で出てきます。全くスクールアイドルになる気配がそれまでなかったので、歌うというだけでもかなりの衝撃でした。そして出てきたのがこの英詞が基本となっている曲でさらに驚きです。まぁミアちゃんはアメリカから来ているということなので英語の歌であることはおかしくはないのですが、すでに出ていたランジュちゃんの曲でも日本語の歌詞に中国語が混ざっているという程度だったのできっちりと外国語の歌が出てくるとは思ってもいませんでした。
 引きずっていた過去から抜け出して、新たな一歩を踏み出す歌ということで歌詞もミアちゃんのこの時の気持ちが表現されています。歌うことを止めていた、でも本当は歌いたい気持ちを心にため込んでいた…その気持ちに正直になって前へ進むことができなくなっていた状態から飛び出していく、空へ飛んでいくイメージの歌詞です。正直どの部分も好きでここが特に好き、というところを言うのが難しいのですが、あえて言うならば
 ”響かせ melody
  あの大空に
  Now's the time to spread my wings and fly"
の箇所です。(動画にはない箇所になります)
まだ自信は少しないけれど、それでも新たな世界に向かって羽ばたいていこうというミアちゃんの気持ちがすごく表れていると思います。歌い方もここはとてものびやかに歌われているので、ミアちゃんが未来に希望を見出して歌っている様子が目に浮かぶような、そんな感じがしてすごく好きな箇所です。
 なお、この曲はミアちゃんとランジュちゃんと栞子ちゃんの3人のユニットR3BIRTHの初めてのシングルの「MONSTER GIRLS」に収録されています。

 

2. Toy Doll

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 ミアちゃんのソロ曲の2曲目にあたります。ミアちゃんが同好会に正式加入してすぐにスクスタのキズナエピソード絡みで出た曲になります。1曲目とは全く違うタイプの曲なので順番に聞くと驚く人が多いでしょうし私も驚きました。ただ私はかなり好きなタイプの曲だったのでドはまりしてしまいました。
 この曲は全て英詞となっておりますが、歌詞カードなどには日本語訳も載せてくれています。キズナエピソード第6話で開放される曲となっており、エピソードではミアちゃんが作曲をしようと初めて作ったメロディがありそれを作り直してできた曲、ということになっています。(実は本筋のストーリーではミアちゃんの過去の話は璃奈ちゃんだけが知っており、このキズナエピソードで主人公である「あなた」が知ることになります。)

スクスタのキズナエピソードを見るとまた曲が違って見えてきます。


 同好会に入って本格的にスクールアイドルを始めてからできた曲だけあってこちらも印象深く、そして歌詞も攻めたものになっていて楽しいです。よくテンション上げたい時にこの曲を聞いています。掲載しているMVでは別の衣装なのですが、本来の(?)衣装はロック調になっており、髪型もちょっといじっておりカッコいいです。(衣装については後半載せています。)大人びてクールな衣装ですが、このToy Dollの公式イラストではかなりミアちゃんはノリノリではしゃいでる感じになっており、完璧でなくてもただ歌うのを楽しむ、そんなキズナエピソードで語られた気持ちが表れているんじゃないかと勝手に思っています。
 この曲もどこも好きなのですが、一番好きな箇所というのが
 "Day by day I laugh a littel more
  Cause my world is brighter than before
  And it's thanks to you"
のところです。璃奈ちゃんと話をする前…同好会に加入する前と比べて格段に楽しそうにしているミアちゃんと見てると本当にうれしいですね。そしてこんなこと言われたらもっとうれしくなりますね…!!(こちらも動画にはない部分です、ごめんなさい)
 この曲は虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会4thアルバムのL! L! L!(Love the Life We Live)に収録されています。初めて12人揃った同好会のアルバムになっています。

 

3. stars we chase

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 こちらはアニメ2期9話の挿入歌となっており、ミアちゃんのソロ曲としては3曲目となります。MVもアニメで放送されたものになります。アニメではスクスタのストーリーとは少し違い、同好会のライブを見たランジュからスクールアイドルをやめて帰国すると言われ、さらにそれを止めるために作ったランジュのための曲を否定され落ち込むところを璃奈ちゃんに励まされ、自分のため、そしてランジュのために作った曲を作り替えてできた曲…ということになっています。
 この曲は他のアニメのソロ曲とは違う特徴があります。ソロ曲では自分の想いを込めた曲が殆どですが、このミアちゃんの曲だけミアちゃん自身の想いだけでなく、ランジュちゃんにも向けた曲となっているのです。曲のタイトルが" I "ではなく”we"となっている、そして歌詞も見れば見るほどランジュちゃんに向けた曲であることがわかります。さらには5thライブで内田さんが話していたのですが、振り付けもランジュちゃんの曲から一部取っているという、かなりのこだわりのある曲となっています。MVも素敵ですね。ちなみに私がアニメで初めてこの曲を見たときはもう何も言葉が出て来なくなってしまいました…。
 この曲も好きなところだらけなのですが、特に好きな部分が
 "Every color shown, bright in the star
  From here we can find
  Letting us shine
  Don't hide your brightness"
 この最初のフレーズで出てくる輝く星のことは、同好会の皆のことなのではないか、そしてもちろん「私たち」はミアちゃんとランジュちゃん、さらに自分だけでなくランジュちゃんにも向けたメッセージ…。アニメとセットで聴くと本当に心に残る部分だと思います。
 とはいえ本当に歌詞全体もうどの部分も好きなので、こちらも気になった方は是非フルで聴いてみて欲しいです。

 

4. ユニット曲(R3BIRTH)について

 ここからはミアちゃんも所属しているユニットR3BIRTHの現在出ている曲にも少し触れようと思います。
 R3BIRTHは栞子ちゃん・ミアちゃん・ランジュちゃんの、虹ヶ咲追加メンバーの3人で構成されているユニットで、ミアちゃんとランジュちゃん正式加入時に同時に結成されています。2022年冬現在全部で4曲が出ており、結成時にできた1曲目の「MONSTER GIRLS」、この秋に出た2ndシングルにある「Vroom Vroom」「バブルオーバー!」、そしてアニメ2期ブルーレイの特典として出た「Look at me now」があります。
 英語で歌うミアちゃん、中国語も話せるランジュちゃんがいるということで、歌詞は日本語・英語・中国語の3か国語が入った歌ばかりで、歌うのはかなりの難易度となっています…。ただどれも3人の華やかさ、力強さが出ていて、R3BIRTHならではの曲となっています。なかなか他では聞けないような曲ばかりだと思うので、ぜひ聞いてみて下さい。ここでは2ndシングルの視聴動画を載せておきます。

 

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ミアちゃんの衣装紹介

 ここからは公式で出ているライブ衣装など紹介しつつそれぞれの衣装の好きなところを語っていきます。扱うのは公式で出ている曲の衣装と、スクスタで実装されている衣装(一部実装予定でまだ未実装のものもあり)です。画像を用意しているものもありますが、無いものは各々ググってください…。
 (ところで直前になってスクスタで新しい衣装がいくつか追加されてちょっと困りました…このタイミングの追加はなんだか運営さんに試されている…!?と思わず感じてしまいました…でもミアちゃん可愛いから許す。)
 ほかにも普段着やその他さまざまな公式イラストが存在しますが、全部扱っているともともととんでもない分量の記事がさらに膨れ上がってしまうのでやめておきます…。

 

ソロ曲の衣装

1. I'm still...

衣装 I'm still... (スクスタより)

 ミアちゃんの初のライブ衣装となります。14歳にしてはかなり攻めた衣装…というのが最初の印象です。まさかこんな衣装を着て歌うとは…とかなり驚きました。肩丸出しじゃないですか…そして胸のところとか…

 黒が基調のかなりゴージャスな感じの衣装で、頭のところと胸のあたりにある青のふわふわ(?)がちょっとアクセントになっていますね。曲が歌って踊るというよりも歌がメインで画像にもあるようにマイクの前で基本歌う形となるので、衣装は華やかですがあまり動きがなく、逆に上品さを感じさせます。

 この衣装についてはスクスタでミアちゃんが「こんな服、初めて着るよ…… ねえ、変じゃない?」と言っており、これ選んだの貴女じゃないの!?なんて思いましたが、実際に着てみてちょっと自信が無くなってしまったのかもしれないです。可愛いね。

 

2. Toy Doll

衣装 Toy Doll(スクスタより)

 ソロ曲2曲目の衣装。こちらは4thライブでお披露目されました。黒が基調なのは同じですが、曲調と相まって雰囲気は全く違います。髪型も少し変えており、衣装に合わせて紫のラインを入れているなど拘りを感じます。

 曲もそうですが、この衣装も全体的に大好きです。大胆に開いたジャケット、左足だけのガーターのストッキングの部分が特に好きです。4thライブの時に初お披露目だったので、この衣装を着て歌っている内田さんは最高にかっこよかったです…(私は配信での視聴でしたが)

 スクスタにはつい先日(11月上旬)やっと実装され、ずっと今か今かと待ち望んでいたので嬉しかったです。イベント報酬だったのも入手がしやすくて助かりました…。(ただイベント終わった今の入手は難しいですが…)

 

3. stars we chase

stars we chase ジャケット画像

 アニメ2期第9話挿入歌、ミアちゃんのソロ曲3曲目の衣装です。今回も黒色基調ですが、とてもシンプルなデザインで、落ち着いた曲と相まってこれもすごく素敵だと思います。帽子を被っているのも良いですね。

 今までの衣装が結構装飾が多かったので、アニメで登場した時は意外でしたが、これも曲とすごく雰囲気があっていて大好きです。腰にある星のアクセサリーがついて花のような形になっているリボン、背中のマントのようになっている部分が特徴的ですね。

 帽子を被っている衣装は、この後紹介する全員での曲のL! L! L!やFuture Paradeなどもそうで、どれも可愛くて大好きです。

 

 ちなみにこの衣装とは関係ないのですが、MVにこの後紹介するスクスタの衣装が2つ出てきます。アニメ放映当初にスクスタに実装されていたURのもので、スクスタをやっていると「おっ!」と思うはず。虹ヶ咲のアニメにはふんだんに他媒体の要素が小ネタとして組み込まれており、そういった小ネタに気が付いたときはうれしくなります。とはいえ知らなくてももちろん内容は楽しめますが…!!

 

 

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会全員曲の衣装

4. Love U my friends

衣装 Love U my friends(スクスタより)

 ニジガク全員曲である「Love U my friends」の衣装で、全員共通のデザインとなっており、頭のリボンなどがメンバーによって色が違うだけの衣装なので、全員揃えるとすごく綺麗に見えます。衣装自体もとてもかわいいので、曲はニジガク全員曲としては2曲目のもので登場してから時間が経ちますが、かなり気に入っている衣装の一つです。
 ミアちゃんとランジュちゃんのものは4thライブでお披露目され、その後スクスタで課金衣装として登場しました。課金か…!!とは思いましたが、好きな衣装ですし12人揃えたかったので迷わず買いました。
 とても可愛い系の衣装でミアちゃんのソロの衣装とは全く雰囲気が違うので、この衣装を着せて様々な曲を踊ってもらうと楽しいです。

 

5. Just Believe!!!

衣装 Just Believe!!!(スクスタより)

 ニジガク全員曲の3曲目にあたる「Just Believe!!!」の衣装も、ついにミアちゃんとランジュちゃんのものが登場しました!!(記事公開予定の日の昼過ぎに出ることが前日に公開され正直おのれ運営、と思ったのはここだけの話。あ、すぐに購入いたしました)

 近未来的なカッコいい衣装で、頭と腰にある大きなアクセサリーは皆共通で、衣装やリボンの色などがメンバーカラーになっています。胸のあたりが出ている衣装の子も多く、ミアちゃんもそうですね。おっ、よく見るとげふんげふん。また、右肩のところが羽みたいになっているのも可愛いですね。ここもメンバーによって少しバリエーションがある箇所です。また、この衣装は、右側の襟の部分に名前が刻まれていて、そこが特にお気に入りです。

 ミアちゃんの場合これも色が色なだけにすごくかっこよく見えますね…!!

 

6. L! L! L!(Love the Life We Live)

衣装 L! L! L!(Love the Life We Live)(スクスタより)

 ついに同好会にミアちゃんとランジュちゃんが加入して12人となった虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の初めての全員曲が「L! L! L!(Love the Life We Live)」で、衣装もほぼ同時に公開されました。
 ニジガクの制服をモチーフにしており、黄色はラブライブ!シリーズの中での虹ヶ咲のカラーであり、「これが虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会です!」という主張が込められているような気がします。実際とても可愛い衣装なのですごく好きです。スカートの模様や色合いも虹ヶ咲の制服の夏服と冬服のスカートを組み合わせた形になっていて素敵です。
 ミアちゃんの場合この衣装では帽子を被っていて、長袖なのも相まってかなり可愛い印象を受けます。髪も一部結っているのがいいですね…!!

 

 

7. Colorful Dreams! Colorful Smiles!

衣装 Colorful Dreams! Colorful Smiles!(スクスタより)

 「Colorful Dreams! Colorful Smiles!」はアニメ2期のOP曲です。こちらの衣装もとても可愛いです。冬を感じさせるちょっともこもこな衣装…これからの季節に合いそう。実はアニメ2期の設定が後期でこのOP曲は場所がどうやら東京ガーデンシアターであることから、2期の最終話で同好会単独ライブをしている時にこの曲も披露しているのでは?と想像できちゃったりします。(東京ガーデンシアターが舞台であることは、映像に一瞬映る客席でわかります。私は行ったことはないです…とおい。)
 ふわふわな感じにスカートの模様がとても可愛く、ミアちゃんはイヤーマフに手袋があってさらに可愛さが増している気がします。この衣装も揃えてライブMVを見たいですが…虹ヶ咲12人の衣装を揃えるのが大変…。

 

8. Future Parade

Future Parade ジャケット画像

 アニメ2期最終話である13話のクライマックスの曲です。シンプルな衣装ですが、シンブルが故にこちらも曲と相まって素敵な衣装だと思います。皆髪に音符のアクセサリーを付けており、胸のリボンのスカートのスリットのところにメンバーカラーが入っています。まるで合唱コンクールに出るような感じですが、この落ち着いた雰囲気が最終話のアニメラストの曲の感動をさらに盛り上げていると思います。
 ミアちゃんはこの衣装でも帽子を被っていてとても可愛いです。なお公式イラストではいい感じにポーズを決めていて年齢相応の無邪気っぽさが出ていてそれも大好きです。

 

 

9. 永遠の一瞬(登場予定)

 こちらはまだ未実装で画像もないのですが、5thライブですでにお披露目されている衣装となります。「永遠の一瞬」はスクスタのメインストーリーの3rd Season最終章である41章で追加された曲です。「永遠の一瞬」という、一見すると矛盾するようなタイトルが印象的な曲です。衣装は華やかなドレスのような衣装で、皆頭にティアラやクラウンを付けているという、ちょっと豪華な感じの衣装です。現在少しずつ実装されているので、近いうちにミアちゃんの衣装も実装されるかと思います。
 衣装もライブで初お披露目でしたが、曲もフルで公開されたのもライブでしたので、見ていたファンは皆驚いていましたしすごく興奮しましたね!

 参考までにすでに実装されているランジュちゃんの衣装の画像を載せておきます。

(参考)ランジュちゃんの永遠の一瞬 衣装

 

ユニット(R3BIRTH)曲の衣装

10. MONSTER GIRLS

MONSTER GIRLS ジャケット画像

 R3BIRTHとしての初の曲であり、初のユニット衣装となっています。ユニットのテーマが「宝石箱」で、衣装にも胸のあたりに3人とも宝石がちりばめられています。3人ともソロ曲の時とは衣装はだいぶ雰囲気が違い、頭にはリボン、そしてひらひらのスカートと色合いは上品ながらも可愛らしさもある衣装になっています。ちょっと見づらいですが、ミアちゃんはなんと網タイツを履いているという…なんということだけしからん。
 曲はかなり力強く3か国語が混ざった独特の雰囲気が漂う曲になっていますが、衣装はところどころに可愛らしさもあるというギャップがまた良いと思います。

 

11. Vroom Vroom

Vroom Vroom ジャケット画像

 R3BIRTHの2曲目となる「Vroom Vroom」、こちらももちろん3か国語の曲でさらに力強く、これがまたアニメキャラの曲とは思えない曲になっています。衣装はその豪華さとは打って変わってシンプルなスーツ風の衣装。色はそれぞれのメンバーカラーです。そしてアクセントにところどころ今回も宝石が衣装についています。3人とも脚をかなり出しちゃってますが…しかもミアちゃんはズボンですが、丈としては最も短いんですよね。けしからん。
 2023年1月にはユニットライブが開催されるので、そこでお披露目されると思うのですが、一体ライブではどんな雰囲気になるのか…楽しみです。

 ところでジャケット画像の話なのですが、この3人といえばだいたいランジュがセンターに来ると思うのですが今回は栞子ちゃんがセンターにいて、さらには2人に比べてかなり強気な顔をしており、なかなか珍しくていいなぁ…と思ってしまいました。2人を差し置いてここまでの顔ができるようになった栞子ちゃん…かっこいい。

 

スクスタ独自衣装

 ここからはアプリゲームのスクスタに実装されている衣装を、期間限定の課金衣装も含めて紹介していきます。なお、ライブ開催に合わせたライブTシャツ衣装などは除いています。

 

12. 虹色のワルツ

衣装 虹色のワルツ スクスタより

 こちらはニジガク全員同じシリーズの衣装があります。シンプルなドレスの衣装で、色はメンバーカラー。ミアちゃんの色だとこれもまた落ち着いてちょっと上品な大人びた雰囲気になりますね。
 実は後ろは背中がちょっと見える形になっており、着せて踊ってもらって背中側が見えるとちょっとドキッとします。

チラッと後ろ向いた場面 背中がほんの少し見える…

 

13. Autumn☆Thanksgiving

衣装 Autumn☆Thanksgiving スクスタより

 初めてミアちゃんが登場したイベント「日本流サンクスギビングデー」で登場した衣装になります。先ほどチラッと書いたのですが、アニメ挿入歌MVにもちょっと登場している衣装になります。
 秋っぽい色合いでどことなく民族衣装を思わせるような、可愛い衣装です。頭の帽子も素敵です。髪もアクセントとして赤色が入っていておしゃれです。

衣装の後ろ側 細かく作りこまれています

 画像だと後ろは見えないですが、ちゃんとモデルはきっちり作りこまれていて、腰にも花や羽などのアクセサリーが付いてます。服の模様も細かく刻み込まれていて、じっくりこういったところを観察するのも楽しいです。

 

 ところで、この衣装が実装されたイベント「日本流サンクスギビングデー」の話は、イベントのサイドストーリーではありますが、ミアちゃんにとってはかなり大事なお話となっており、見ていない人はぜひ読んでみて欲しいものになります。
 ちなみにスクスタのイベントのストーリーはμ's、Aqours、ニジガクのメンバーがグループ関係なく出てくるのでそれだけでも楽しいです。なかなか他では見られない組み合わせの絡みもあったりするので…!!

 

14. I'm here

衣装 I'm here スクスタより

 こちらは一部のガチャ限定のものとなっており、入手するのはちょっと難易度が高いものになっています。イベント外のURとしては初めてのものです。

 かなり大人びている衣装で、髪型も他とは違いだいぶ雰囲気が違います。可愛いというよりカッコいい衣装ですね。これを着てクールな感じの曲を歌ってもらうともう最高です…。右側にある大きな蝶のアクセサリーがすごく素敵です。

 なおこちらは色違いの衣装もありますが、そこまで色が大きく変わらず、ちょっと濃い青色の衣装になっています。

色違いの衣装 濃い青色に変わっています

 この色違いの色になるとさらにかっこよさが増す気がします。良い、すごく良い。
(ただこれを入手するのはかなり大変です…)

 

15. マリッジ♡アプローチ

衣装 マリッジ♡アプローチ スクスタより

 2022年6月開催のイベント「想い伝えるウエディング」で報酬URとして登場した衣装になります。初報酬URでなんとウエディング衣装が出るという、さらにちょうどアニメ2期が終わりに近づいていたタイミングで盛りあがっていた時なので、このイベントのお知らせを見たときはかなり興奮しました。
 衣装が衣装なだけに、「この衣装実装してくれてありがとう…!!」という気持ちがまず湧き上がってきてしまいますね…。白と水色を基調としたドレス、そして頭にはヴェールが。この衣装を着て踊ってもらうとどの曲でもつい見入ってしまいます…。

スクスタMVで着てもらうとこんな感じ とっても好き(語彙力)

 いや…ほんと… 語彙力が消えるのでこの辺で次に行きます。

 

16. Miracle Fast Diner

衣装 Miracle Fast Diner スクスタより

 この衣装はまた一部のガチャ限定衣装となっており、2022年8月に登場しました。まさに「ミアちゃんらしい」というか、とっても可愛い衣装です。タイトルにもある通りイメージはファストフード店の売り子さん。画像ではとんでもない高さのハンバーガーを持っているけれどそれは大丈夫なんだろうか…!!赤を基調としたカラフルな服に、頭にサンバイザーがあるのがまた素敵です。飛び出ているベルトも可愛い。また、腰にはよく見ると注文票がついており、衣装のこだわりを感じます。胸にある名札もポイントです。
 衣装そのものからは少し離れるのですが、この画像も大好きで、特にペロッと舌を出しているのが無邪気なミアちゃんが出てきてとても好きです。舌出しミアちゃんからしか得られない栄養素がある…。

 この衣装にも色違いがあり、色違いはなんと淡い黄色になります。

色違いの衣装 色違いは黄色に…!!

 かなりさわやかな感じに変わりますね…!!正直どちらの色の衣装も好きです。

 ちなみにこの衣装登場時、本当に欲しかった上に私自身の誕生日が期間中にあり自分への誕生日プレゼントとしてガチャを回しまくった結果、天井まで回すことになり金銭面においてだいぶ苦しくなってしまいました…。皆さんも気を付けましょうね。

 

 でもやっぱりこのミアちゃんは本当に可愛い。

 

17. ウインター・フェスティバル

衣装 ウインター・フェスティバル スクスタより

 こちらはこの記事を書いている時点ではこの後開催となる交換所イベント「ハピネス♪スノータイム」に登場するもので、すでにガチャには実装済となっております。(ぶっちゃけた話をすると記事を書いている最中に発表されたので「このタイミングで…!!」と複雑な気持ちになりました。でも衣装めちゃくちゃ可愛いので許す。)
 ミアちゃん固有の衣装としては、ピンク色の衣装は初めてではないでしょうか。星の髪飾りやリボンがついていたりと可愛い装飾がたくさんあります。そして何より…へそ出し!!初めてミアちゃんのおへそがげふんげふん。

 ところでこの手に持っている大きなバズーカ、どうやらスクスタ運営さんによると「雪だるまバズーカ」なるものらしいです。なんだろう雪だるまバズーカ。でもミアちゃんがこの上なく楽しそうなので深く考えないことにします。

 

18. ニジガク☆ハロウィン

衣装 ニジガク☆ハロウィン スクスタより
セリフはハロウィンの日限定のもの

 こちらは期間限定課金衣装となっている、ニジガクのハロウィン衣装です。ちょうど12人になってから登場したものであり、メンバー全員分衣装があります。期間限定で課金の衣装なので入手はしづらいですが、めちゃくちゃかわいいです。
 秋を感じさせる色合いの衣装に、ミアちゃんは悪魔の角と羽が付いています。「おかしをくれてもいたずらしちゃうけどね♪」とこの衣装で言われるととても可愛いですね…!!左耳の黒いアクセサリーもちょっとしたポイントです。

 

 

19. オールスターズネクス

衣装 オールスターズネクスト スクスタより

 こちらも課金の限定衣装であり、スクスタ2周年を記念した衣装です。ミアちゃんとランジュちゃんが加入後にスクスタが2周年を迎えました。どうやらスチュワーデスモチーフのようで、白を基調とした衣装に黄色部分は虹ヶ咲のカラーですね。虹色に輝くスカーフや、背中の羽が素敵です。髪には星の髪飾りもついていて可愛いです。

 この衣装はニジガクだけでなくμ'sやAqoursのメンバー全員分ありますが、2周年記念の課金限定衣装であるため、今となっては全員分揃えるのは至難の業となります…。

 

 

20. (おまけ)虹ヶ咲学園制服  

衣装 虹ヶ咲学園制服(冬服) スクスタより

 これはライブ衣装というわけではないですが、デフォルトの初期衣装として設定されているものになります。冬服の制服ですね。初めの方に書いた通り、ミアちゃんは自分のジャケットを羽織っているのでかなり目立ちます。胸のリボンはよく見ると左右の長さが違っていて、細部も作りこまれています。セリフはこの制服を着てもらっている時限定のセリフですが、どうやらちょっと大きい模様。まぁ仕方ないですね…。

 ところで、ニジガクの初期メンバー9人には夏服の衣装も存在しており、サブスクのサービスであるスクスタパスに入会しているともらえるコインで交換が可能になっているのですが、追加組である3人のものも出ないのかと待ち望んでおります…。いつか出してほしいな…。

 

 あとミアちゃんとランジュちゃんが加入したのが2021年の8月末ということでその年に水着衣装が出なかったので今年は出るかな!?と期待していたら全く無かったのが残念なのですが…いつか出してくれますよね!?出たら私はちゃんとお金出しますよ!!!

 

21. (さらなるおまけ)ブリリアントジュエリー (スクフェス衣装)

衣装 ブリリアントジュエリー スクフェスより

 こちらの衣装は、スクスタとは別のアプリゲーム、「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」に、この2022年12月の誕生日用で登場したものになります。スクフェスラブライブ!初期からあるリズムゲームで、ニジガクに関しては曲は一部実装されている程度なのですが、誕生日記念の衣装の追加はあります。
 現在誕生日記念で追加される衣装のテーマが「ブリリアントジュエリー」で、他のメンバーも似たような綺麗なドレスの衣装になっています。色はそれぞれのメンバーカラーになっており、ミアちゃんは落ち着いた色となるので大人びて見えますね。ところどころにちりばめられている緑色の宝石が素敵です。これ着て踊っているのも見たいですね…。
 ちなみに誕生日記念ガチャが出てすぐに11連回したのですが、1回目で出てきてくれました…!勝手に運命を感じた瞬間でした(妄言)

 なおスクフェスに関しては、現在スクフェス2というあらたなアプリゲームが今後登場する予定となっており、そちらではニジガクの曲もしっかり実装されるとのことなので、ミアちゃんの曲をガンガンプレイできる日を今から心待ちにしている次第です…。(現在スクフェスにはミアちゃんのソロ曲は実装されていないので…)

 

 以上、ミアちゃんに関して様々なことを紹介しながら好きポイントなど勝手に語っていきましたが、ここから先は完全に自分語りになるので、それでも構わない人はどうぞ!気にする方は飛ばしてもらって結構です。

 

 

ミアちゃんの好きなところ

ここからは私の個人的なミアちゃんのどこが好きかを延々と語っていくのでご注意ください…!!

 

”クール”と言っているが結構表情豊か

 自己紹介に「クール」とあり、自分でもそう思っているようですが、同好会にいる時のミアちゃんは結構表情豊かでいろんなリアクションしてますね。おそらく普段は同好会に入る前のミアちゃんのようにあまり自分の気持ちを出さないのだと思いますが、同好会では緩んで素を出しているんだと思います。

 とりあえずかすみちゃんがいれば「子犬ちゃん」と呼んでからかいにいきます。二人でちょっとした口喧嘩してるのは恒例行事で可愛いですね。アニメでは同好会に入った途端全開モードで同好会の皆と絡んでいきます。自分を率直に出しても大丈夫ということが、その前から同好会のメンバーとなんとなく一緒にいたミアちゃんだからこそわかっていたのかもしれません。

この組み合わせはもはや定番。
というかミアちゃん割とひどいこと言ってるな…?

 また、ドヤ顔していることも多く、アニメでは徹夜で曲を作っているところでは髪の毛ボサボサのままドヤ顔している場面も。なんだろうこの可愛さ。アニメで表情の変化が見られてとても楽しいですね。尺の都合上、ミアちゃんが加入してからあまり話数が多くないのが残念なところです…。

 

長い前髪に隠れた右目、髪の分かれ目、ちょっとはねてる横の髪の毛。

 これは見た目の話ですね。虹ヶ咲メンバーの公式絵はスクスタなどの今までのラブライブシリーズを踏襲しているイラストと、アニメのイラストでは画風やデザインが違っており、どちらかの方が…という方も少なからずいます。特にミアちゃんは公式絵の雰囲気がスクスタの方とアニメの方で割と違いがある方なので、好みが分かれると思うのですが、私は(ヨクバリスなので)どっちも大好きです。どっちもそれぞれに良さがありますしどっちもミアちゃんです(?)

電撃G’sマガジン掲載のアニメイラスト
こちらのミアちゃんはだいぶクールな感じ

 

 ミアちゃんの容姿の特徴といえばまずはやっぱりその前髪。右目が隠れるくらいの長さで普段見えているのは左だけ。特に右目になにかあるというわけではないですが(もしかしたら何かあるかも…?)、それがいいですね。
 そして前髪の分かれ目。ここはスクスタ公式絵とアニメ公式絵でだいぶ違うところなのですが、スクスタ公式絵のように分かれ目が見えててもアニメ公式絵のように隠れててもどっちも好きです。あそこつんつんしたい。そんなことさせてくれなさそうですが。
 あと髪の毛といえばちょっと横にはねてるんですよね。そこまでちゃんと整えてなさそうなのが好きです。若干ぼさぼさしてる方が好き。

 そしてこれは衣装にもよるのですが、普段の制服の状態だと左耳にイヤーカフを付けています。特に装飾もないとてもシンプルなもの。ライブ衣装になると様々なタイプのものを付けているのでよくどんなものを付けているか見ることが多いです。あまり装飾品は身に着けないタイプの子なので、そこだけちょっとおしゃれしているのが可愛いです。

 ちなみに、公式でミアちゃんのアイコンが入ったイヤーカフが発売されており、私は迷った末購入したのですが、付けていく機会がなくしまわれたままです…。シンプルなデザインなので使いやすいと思うのですが出かけることが殆どない…!!

 

制服は着崩していてリボンもねじれている

 ライブの時の衣装はともかく、普段の制服姿では着崩して着ているタイプの子ですね。何人かそういう子がいますが、ミアちゃんの場合冬服は指定のジャケットではなく自分のものを着ています。そして襟は立てていて何よりリボンがねじれて端の長さがバラバラになっていることが多いです。同じ3年生の彼方ちゃんも同じようになっているのですが、これだけリボンがよれよれなのはこの2人だけですね…。ミアちゃんは朝に弱いですが、同じ朝に弱い果林ちゃんはちゃんと着ているのに対してミアちゃんはあまり整えないまま登校してそうです。このリボンの部分が表現されているイラストが私はすごく好きです。

リボンに注目。捻じれがすごいです…。
ちなみによくこのふくれっ面の顔するのですがとても好き。

 アニメでミアちゃんの寮の部屋が出てくる話がありますが、よく見ると制服を雑にベッドに脱ぎ捨ててあります。制服にシワが…!!と思いますがミアちゃんの制服は着ている時間に比べて結構よれよれになってそうな気が。でもまだ着替えているだけえらいかもしれない…(?)

 ちなみに制服ですが、スクスタのセリフでちょっとぶかぶかだと言っています。飛び級で入学しているのもあるでしょうが、3年生で制服が大きめになっているのはなかなか面白く見えそうです。ただ年齢やそもそもミアちゃんはアメリカ人であることを考えるとまだまだ大きくなるんじゃないかな、と思います。

 ちなみに私は高校生の時はほとんど身長は大きくならず気が付けば身長が低い方になっていました。中高一貫校でしたが高3の時に中学生に見られたことも何度か。かなしい。(なお璃奈ちゃんよりは身長高いですがミアちゃんより私は低いです。チビです。)

 

朝に弱い、生活力皆無

 とにかく朝に弱い。というかよく夜遅くまで起きているっぽいです。作曲に夢中になってたり、ゲームをしていたり、野球中継を見ていたり…。スクスタのセリフも「まだ寝てる……」だの「起こさないで~……。」だの…さらには「前日どんなに早く寝ても、午前中って眠い……。」と。生活習慣はかなりひどそうで、スクスタのセリフにはとんでもないものも。

なんてことを…。

 若いっていいなあ…(?) いや、もうちょっとどうにかならんか。ならないか。
 アニメでは大事なミアちゃんの話である9話の終わりに、果林ちゃんの寝起きシーンとミアちゃんの寝起きシーンが出てくるのですが、ミアちゃんはそこで寝言(?)で "Hamburger..."なんて言っています。寝ぼけて何を言っているんだろう…そんな夢に見るまで好きなのか…。

 

 そして何度か書いている通り家庭的なことはほぼできず。スクスタでは野菜を洗うのに洗濯機に野菜を放りこもうとし始める始末。

それはちょっと…。さすがの愛ちゃんもあきれ顔。

 でも洗濯機の使い方もロクにわかってなさそう。

 ただ少しずつ同好会メンバーの助けもあって成長もしており、アニメでは合宿中に頑張って包丁を使っているシーンも。また、彼方ちゃんの生活の事を聞いて持久力を高めようと家事も頑張ろうとするミアちゃんの話もあります。

果たしてこの目標は達成できているのか…!?

 

 アニメでミアちゃんの寮の部屋が出てくるシーンでは、果林ちゃんの部屋と比べて全体的には綺麗に見えるのですが、おそらくただモノが無いだけで散らかるものがあればおそらく大変なことに…。実際飲み終わったペットボトルが大量に机の上に放置されているのが確認でき、その後愛ちゃんに片づけてもらっているシーンも。(でも私の部屋もよくペットボトルが住み着いているので、すごく親近感わきました。あれはとてもわかる。)

 

 μ'sの絵里ちゃんが来た時も部屋に食べた後のごみがそのままになっていることを指摘されると…

これはダメ人間の典型例ですね…。

 気持ちはわかるけどね!!
 なおここでは妹のいる絵里ちゃんに「放っておけない」と言われてしまいます。そりゃそうだ。

 

 同じくあまり生活力のないランジュちゃんのことをミアちゃんが指摘するも、完全に発言がブーメランであることを栞子ちゃんに突っ込まれこのセリフ。

生活力とは…?

 

好きなものには全力

 ゲームが大好きで、よく璃奈ちゃんと二人でオンラインゲームをしています。どういったゲームを二人でしているかはわかりませんが、ミアちゃんが得意なのは特にリズムゲームということがスクスタのメインストーリーで触れられています。またアニメなども見るようで、せつ菜ちゃんとヒーロー物の話で盛りあがり熱くなることも…。女子高生二人がそういった話をしてるの面白い。

 野球も大好きでよくメジャーの中継を深夜などに見ている模様。実際にスタジアムで見たいということで見に行ってる場面もあり、どうやら日本のプロ野球なんかも見ているっぽい…?ちゃんと応援しているチームがあり、それについて語るときは完全に熱狂的なファンそのもの。おそらく歌っている時以外で一番ミアちゃんがいきいきする場面ですね。アニメでもスタジアムの近くにたまたま着いた時のテンション高めのミアちゃんは必見です。果林ちゃんがドン引きしてるくらいです。ミアちゃんの野球講義は一度聞いてみたいですが果たして何時間かかるだろうか。

野球大好きミアちゃん。ミアちゃんのテンションが高めな貴重な(?)場面。

 ちなみに私が高校生のとき、女子高だったのですが、野球好きな人も何人かいました。もちろん好きな選手とかの話もしていたのですが、話している内容が「〇〇選手の手が~」とか「△△選手のおしりが~」とかいう話をしていたので、そういう見方があるのか…とちょっと新たな世界が見えたような気がしました。ミアちゃんの野球好きを見てふと思い出してしまったのですが、まさかミアちゃんも…いやなんでもありません。

 

 そして最初の方にも書きましたが、とにかくハンバーガー大好き。まず食べるものはハンバーガー。「ハンバーガーおごるよ」と言われてたら知らない怪しい人でもついて行っちゃうんじゃないか、というくらいです。(実際アニメで璃奈ちゃんがハンバーガーで釣ってミアちゃんを連れだしていますし…)

とにかくハンバーガーおごってあげれば許してくれる…?

 飲み物もだいたいコーラを要求。アニメでもペットボトル飲料ばかり…大丈夫かな…。ただ、よくココアも作ってと言ってくるので、コーラだけでなくココアも好きみたいです。…やっぱりちょっとおこさまいやなんでもない。

 

大人ぶってても無邪気なところが隠せていない

 「ボクはステイツでは大学に通っていたんだから子供扱いしないで!ボクは大人だ!」なんてことをよく言うのですが、まぁ同好会のメンバーをはじめ皆あまり真面目に聞いておらず、微笑ましい目で見ている様子。14歳だしね。

 とはいえ実際頭の回転が速く周りのことをよく見て考えて行動できるため、14歳とは思えないような言動をする場面もありそこはすごいと思います。アニメでも「本当に14歳…!?」みたいなセリフが結構あります。

 とはいえところどころ無邪気なところは隠せておらず、ことあるごとになんだかんだ「ほめて!」と言ってきます。キズナエピソードでは延々とライブ映像を見返して興奮している「あなた」に、本物が目の前にいるんだからちゃんとこっちを見ろ、と。それで何を言うかと思えば…。

そしてこのセリフである。可愛い。

 さらには、リズムゲームであるスクフェスでミアちゃんをセンターにした時、ライブ成功時のセリフが「Amazing! ねえ、もっとほめてよ!」なんですよね。しかもテンション高めのボイス。なにそれミアちゃん可愛いでしょ…。編成変えたくても変えたくなくなる…。

 ミアちゃん褒めちぎってなでなでしてあげたい。

 

サインが可愛い

 「プロの作曲家」であったということから、ミアちゃんのサインでさぞかしカッコいいんだろうな~…なんて思っていたら、加入時に見たそのミアちゃんのサインはどちらかと言うと可愛らしいもので驚きました。とてもシンプルなものなのですが、名前の横にうさぎさんが。

ミアちゃんのサイン。シンプルで可愛い。

 うさぎさん…可愛いよミアちゃん。

 ちなみにメンバーアイコンもミアちゃんはシルクハットをかぶったうさぎになっています。可愛い。

 

同好会メンバーの天王寺璃奈ちゃんには逆らえない

 ミアちゃんと言えばこれですね。もちろんミアちゃんにとってとても大切な人なのでわからなくはないですが、本当に璃奈ちゃんにべっとりという感じで、璃奈ちゃんがいればすぐにそばへ。そして気乗りしないことでも璃奈ちゃんがやるといえば付き合います。他のメンバーに璃奈ちゃんのことを持ち出されると態度がだいたい豹変します。

 

 私服を全然持っていないことをμ'sの真姫ちゃんに指摘され、特に興味がないというミアちゃんに「璃奈がミアと私服デートしたいって言ってた」と伝える真姫ちゃん。するとミアちゃんの態度がわかりやすく変わります。

一体何を考えているのだろうか…。

 そしてすぐに真姫ちゃんを連れて私服を買いに。いやあわかりやすい。

 ちなみに真姫ちゃんとは同じ作曲仲間ということで度々2人の絡みが見られます。性格も2人はちょっと似てますね…?

 

 そして前に書いたように、愛ちゃんの「3人でお笑いをやろう!」という提案も、璃奈ちゃんのやる気によってミアちゃんもやることに。でもやってる最中のミアちゃんもなんだかんだノリノリでやってるような気が。璃奈ちゃんに引っ張られミアちゃんも今後いろんな挑戦をしていくことになるんだろうか。

 

すごく真面目で物事には真剣に取り組む性格

 これはミアちゃんの言動をよく見ていないとなかなか気が付かないかもしれませんが、先日発売された『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 素顔のフォトエッセイシリーズ5 Rainbow Days ~栞子・ミア・嵐珠~』にミアちゃんの悩みと内面が描かれており、これがすごくよくわかると思います。

 そもそもミアちゃんが歌えなくなったきっかけが「テイラー家の初めてのリサイタルで歌えなかったから」。そしてなぜ歌えなかったかというと幼いながらも周囲の期待が高く自分の家のことがかかっていることをその場で感じ取り、おそらく必要以上にプレッシャーを感じてしまったからなのだと思います。いくつぐらいの話かははっきり出ていませんが、ミアちゃんの年齢からしてそこまで遠い昔のことではないと思います。それまでただ純粋に歌が好きで歌っており、正直それでいいのではないか、とも思ってしまう場面ではありますが、ミアちゃんはそこで幼いながらも責任を感じてしまっています。とても真面目でよく周りを見ることができる子なのだと思います。ただそれゆえに必要以上に物事を考えすぎて動けなくなることがあるのではないかと思います。

 でもそこで家を出たりとかグレたりせずなんとか「テイラー家の一員」であろうと作曲家の道を歩んでいくのも、これもまたミアちゃんの真面目さが表れているのかな、と思います。いくら才能があるとは言えきちんと勉強したでしょうし、大学にも通っていたのでコンプレックスを抱えつつも「自分のできることを」と頑張っていたのではないかと思います。プライドが高く自信ありげな発言を周りにはするくせに、いざ璃奈ちゃんや「あなた」の前になると弱気なところを見せるのは、普段は他の人からの目を気にして本音を隠しているのがあるでしょう。年齢が年齢なだけに、「天才作曲家、ミア・テイラー」として認められるよう背伸びしていたと思います。

 ミアちゃんが加入してしばらくは、たまに見せる弱気なところに戸惑いましたが、本当のミアちゃんは様々な弱さを抱えており、それを普段は隠しているだけなんだと少しずつわかってきました。するとミアちゃんが本当に愛おしく思えてきました。

 そして、先日発売の『素顔のフォトエッセイ』ですが、アニメ版の話を元にそれぞれのメンバーの内面を深掘りしているもので、ミアちゃんの話はアニメ最終話後のストーリーになっています。詳しい事は省きますが、初めての同好会単独ライブ後にできたミアちゃんのファンの子達が、ミアちゃんを学園内で追っかけするものの、それに対してミアちゃんはどう対応したら良いか悩んでいるという話。

 スクールアイドルはプロではない為、ファンと言っても同じ学校内の子だったりする訳で、皆各々好きな形でファンと関わっています。特に同じ学生ならばそこまで深く考えずに仲良く接しても良いものを、ミアちゃんは大真面目にスクールアイドルとファンの関係を悩んでしまうという…。プロの世界にいた為に逆に悩んでしまうのかもしれません。

 そこで璃奈ちゃんと他のメンバーのところを見て回るもさらに混乱してきたところへ、愛ちゃんがミアちゃんの長所を(愛ちゃんとしてはおそらく無意識に)伝えます。「ミアチっていつでも超真剣だよね。それがミアチのいいところだよ、愛さんには真似できない!」と。

 璃奈ちゃんとのやり取りの時もそうでしたが、ミアちゃんは周りを意識し過ぎて自分の事が見えなくなっている事が多く、ここでも愛ちゃんに言われてハッと自分の事に気が付きます。そして自分なりのやり方で真剣にファンの子達と関わっていこうとする…。そんなお話でした。

 お話そのものも素敵でミアちゃんの事がさらによく分かりましたし、そして何よりイラストがめちゃくちゃ素敵です。もちろん栞子ちゃんやランジュちゃんのお話も素敵なので、是非読んでみて欲しいです。

 ちなみに栞子ちゃんの話はアニメ2期の話にガッツリ関わっているお話なので、これを読んでから再びアニメ2期のお話を見るとまた少し違って見えてくると思います。

 

 

ミアちゃんが一番の推しになったきっかけと今に至るまで

 ここからは完全に私の個人的な話になります。

 

 ミアちゃんはランジュちゃんと共に初めは同好会のライバル的立ち位置でスクスタに登場しました。スクールアイドルとしてやってきているランジュちゃんと違い、ミアちゃんは作曲家として来ているので、「この子は一体同好会とどう関わるんだろう?」と純粋に不思議に思いました。

 

 私はその前から虹ヶ咲を知っていて、応援し始めていました。スクスタがリリースされて間もない頃に興味を少し持ってスクスタを遊び始め、そこで虹ヶ咲を知りましたが、初めはそこまでのめり込む事がなく、(恥ずかしながら)ポケモン剣盾発売でしばらく離れてしまいました。しかしずっと気にはなっていたので1stアルバムの「TOKIMEKI Runners」のCDを購入。そこで曲が気に入り登場発売していた「無敵級ビリーバー」までのCDを購入し、スクスタもちょうど栞子ちゃん加入くらいのタイミングで復帰しました。とは言えスクスタの栞子ちゃん加入のストーリーでファンの間では揉めており、私自身も最初は栞子ちゃんは「なんだこの子……!?」と思ったので加入している時は驚きました…。しかし、3rdアルバムの曲が良かったですし、アニメ1期も始まるというタイミングだったので引き続き虹ヶ咲を応援していました。

 そのような時に登場したのがランジュちゃんとミアちゃんで、栞子ちゃんの前例があったので「もしやこの2人も……?」と思っていましたが、先ほど書いた通りミアちゃんは初めは本当に同好会にどう関わるか謎過ぎて、さらにはストーリーも(栞子ちゃんの時に揉めたのに)さらに激しいものになっていたので(ここではあえて殆ど触れていませんが…)、新ストーリーが展開されていくたびに一体どうなってしまうのかと少し不安でした。

 私はその時すでにあまり他の方の意見や評価などと言ったものは見ないようにしていた為、当時の皆の反応は直接は知りませんが…。

 ただ、私はあまりすぐに新しいキャラに酷く批判はしたく無かったですし、もし今後加入するのならば暖かく迎えたい、と思いました。

 

 一体どんな風に話を進めていくんだろうと気になっていたところへ、ストーリー22章、ミアちゃんについての話が公開され、今まで謎めいていた部分がわかりスッキリすると共に、既に璃奈ちゃんが大好きであった私としてはこのストーリーは当時からかなり感動しました。もちろん細かいところで気になるところはあっても、この記事で書いたように素敵な話になっていると思いますし、ミアちゃんに関しては「こういう子だったのか…!」とやっとわかりさらに興味を持つようになりました。なにより璃奈ちゃんとくっ付いてしまいましたしね…。

 

 その後の話ももちろん何もかもが良いと思った訳ではないですが、進んでいくうちにミアちゃんの事が少しずつわかってきて、どんどん好きになっていきました。

 気が付けば、ミアちゃん正式加入がハッキリとわかった時には「やっとこれで大っぴらにミアちゃんの応援ができるんだ……ミアちゃんも推しと言っていいんだ!!」と嬉しくなった覚えがあります。

 「L! L! L!(Love the Life We Live)」のMVが出て、12人で歌って踊っているのを見たときには、ゲームプレイ中なのに集中できず、思わず背景のMVに見入ってしまいそうになりましたね…やっと12人になったんだ!!と。

 それでもまだ当時は一番好きなのは愛ちゃんであり、その次に璃奈ちゃんという感じで、それからミアちゃんでした。愛ちゃんも騒動に巻き込まれたキャラなので、それもあって強く応援していましたね…。

 ちなみにその後出た一番くじで、選べるものであれば璃奈ちゃんとミアちゃんをセットで貰ってくるくらいはしていましたね。思い返せば思ってた以上にミアちゃんの事がすでに好きだったようだ…。なおくじのクロスを4人分自力で引き当て、そのうち1つがミアちゃんだった事はここだけの話。

 

 直接私は目にした訳ではないですが、やはり当時スクスタのストーリーに反対して、後から加入して来たキャラ否定、ましてや担当声優さん達にまで批判を向けるような人もいたようです。ミアちゃんとランジュちゃんに対して色々思うのは正直わかると言えばわかるのですが、ただ担当の声優さん達にまで色々言うのはおかしいですよね。(だいたいどんな台本渡されても基本的にはそれを読まなければならないですし)

 直接目にしてないとは言え、こういった事があるだろうと言う事は予想できたので、だからこそ加入してきたミアちゃんとランジュちゃんは応援したいと思いましたし、巻き込まれてしまった愛ちゃんや果林ちゃん、栞子ちゃんもより一層応援したいと思いました。もちろん、他の同好会メンバーの事も大好きな事には変わりありませんでした。

 

 

 今年の春からアニメ2期が始まり、いよいよアニメでミアちゃんが見られる…!!と興奮する一方、けれどスクスタのストーリーをどう組み替えるんだろう…と少し不安にもなっていましたが、1期と同じくらいの…いやそれ以上に素敵なアニメになっていたと思います。(古参オタクのフィルターかかってます)

 スクスタのストーリーのざっくりした要点は踏まえつつ、アニメのオリジナル要素も色々あり、そして挿入歌もどれも素敵なものでした。尺の都合もあり少し話が駆け足になっているところもありますが、上手く纏めたな…!と思いました。

 

 そして2期終了後、私は気が付けばミアちゃんが一番の推しに変化していました。愛ちゃんや璃奈ちゃんが好きなことには変わりがないのですが、ミアちゃんへの好き度合いがカンストしたというか、とにかくめちゃくちゃ好きになっていました…。自分でも驚くくらいに。

 そしてこれはどちらかというと余談&自慢なのですが、挿入歌CDの購入特典としてオンラインイベントの抽選申し込み券が付いていたのですが、申し込んだらなんとミアちゃん回当選しました…。画面越しですが、30秒ほど、内田秀さんとお話しました…。画面越しとはいえめちゃくちゃ緊張しましたし目を合わせられなかったです…(というか画面大きい方がいいな、とiPad使ったら本当にデカい画面でぱっと秀ちゃん映ったので一瞬死ぬかと思いました…いや死にそうだった…)

オンラインイベントの特典ステッカー
まさか当選するとは思っていなかったのでお知らせ見たときは本当に驚きました…

 

 いつの間にか自分でも驚くくらいに毎日「ミアちゃんミアちゃん」とか言ってるので一体どうしてこうなってしまったのかよくわからない部分も多いのですが、ただ、こうして色々と書いていくうちに一つ気が付いたことがあり…。

 

 愛ちゃんは好きになったきっかけは「明るくギャルっぽいのに優等生だし好きなものがおばあちゃんのぬか漬け」というギャップにやられたからで、そこから元気よく楽しい曲に励まされることが多く憧れとして好きになっていました。
 そして璃奈ちゃんはアニメ1期で大好きになったのですが、表情でうまく想いを伝えられず、なかなか周りとうまく付き合えないというところに少し過去の自分を重ねてしまったというところがあります。実際高校生までは色々あって表情は基本的に暗かったようで、さらに特に何も思っていないのに顔を向けただけで「睨まれた」と言われたことが何度かあり、そんな顔をしてるとは思わずショックを受けたこともありました。そんな過去を思わずアニメを見て思い出してしまい、自然と涙が出てきてしまったのです。
 璃奈ちゃんは最も自分と似ているのかもしれない、と思いましたが、でも璃奈ちゃんはもっと強い子で、本当はチャレンジ精神も旺盛だし、スクールアイドルを本格的に始めてからと言うもの、様々なことに挑戦して日々成長しており、メンバーの中で一番成長を感じられる子でした。そんな璃奈ちゃんもいつしか憧れのような存在になり、なかなか変われない自分が嫌になることもありました。

 

 その中で登場したミアちゃんに、璃奈ちゃんのように無意識に何か親近感を抱いていたかもしれません。一人でこもりがちで、なかなか自分のことを周囲に出すことがなく、過去を押し殺していたミアちゃん。璃奈ちゃんと関わる中で少しずつ明るくはなっているけれど、根が真面目で考え込みすぎるところはおそらく変わっておらず、同好会では楽しくしていてもそれでもいまだに過去をちょっと引きずっているようなことを言うことがあります。
 一人で色々考えて抱え込んで、でもそれをなかなか周囲には言えない。周りの評価などをどうしても気にしてしまう。他の多くの人はもう少し軽く考えるようなことでも、真面目に考え込んでしまうところがある。そういったところが、なんだか自分のことを見ているような気がしてきました。

 周りの人の言葉なんか気にせず、自分に自信を持って振舞える人を羨ましく思う…まさにミアちゃんがランジュちゃんに対して思っているように、自分も他人をあまり気にせず自由に振舞っている人を見ると「ああなれたらな…」なんて思うことがあります。

 

 先日買った『素顔のフォトエッセイ』ですが、ミアちゃんの内面の話を読んでいるとさらに深く心に突き刺さるものがあり、ただミアちゃんのイラストが可愛いとかだけではなく、「どうしてここまでミアちゃんのことが好きだったのか」ということの答えがわかった気がしました。(もちろん、見た目とかは全く違いますし音楽の知識は私はほぼないですし、英語もそんなに話せませんが)
 そしてそこでは「他人の真似なんかできない。自分は自分のままで向き合うことができるはず」とミアちゃんなりに素直に、真剣な気持ちで行動していくことになるのですが、なんだか自分もちょっとだけ勇気をもらったような気がします。

 

 色々書いてきてなんだか訳がわからなくなってきたのでこの辺で終わろうと思いますが、これからもミアちゃん、いや、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のことを応援していきたいと思いますし、自分もできる範囲でやれることを頑張っていけたらな…なんて思います。何ができるだろう。

 

 

おわりに

 とにかく書きたいことを書き連ねていって、本当はもっといろいろ整理しながら書きたかったのですが時間が無く…ポケモン…言い訳ですけど…)。でも、「これは書きたい!」ってことはだいぶ書けたかな?と思います。おかげでとんでもない分量になってしまいましたが。

 夏頃本当に自分でも驚くくらい「ミアちゃん大好き…ミアちゃん尊い…」ってなっていたので、この記事を書くためにまた再びアニメやスクスタのストーリーなど見返して、「ミアちゃんってどんな子?」というのを再確認していたら新たに気が付いたことも多く、そして自分自身のことにも触れることになってしまい、ちょっと複雑な気持ちですが、知らないうちに色々勇気を貰っていたのかもしれないです。

 

 まさかここまで読んでくれる人はいないと思っていますが、もしいたらこんな途轍もなく長い推し語り自分語りに付き合ってくださってありがとうございます。

 そして、ミアちゃんと出会えてよかった。ミアちゃんを生み出して動かしてくださっている方々…そして何よりもミアちゃんに命を吹き込んでくださっている内田秀さん、これからも応援しております。もちろん、虹ヶ咲の他のメンバー、そしてキャストの方々、運営の方々、日々感謝しております。軽い気持ちで始めたアプリゲームで虹ヶ咲を知ったけれど、本当に虹ヶ咲に出会えてよかったです。今までも色々ありましたし、これからもおそらくいろんな出来事があるでしょうが、まだまだ頑張っていただきたいです。

 特に私は子どもが生まれて、そして間もないうちにコロナが流行して、今まで好きでしていたことも思うようにできず、続けていられているのはポケモンくらいで、気持ちが沈みがちになっている時に少しでも気持ちをなんとか保っていられたのは、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会に出会えたからです。運営に関わっている方々も今まで大変だったでしょうが、本当にありがとうございました。

 

 これからも、頑張ってください…!!まだまだ応援し続けます…!!!

 

 

 ミアちゃん、誕生日おめでとう!!これからも応援してるよ…!!!

 

ついに買ってしまったケーキ。アクリルスタンドと缶バッジは公式のお誕生日セット。

 

※2023年12月追記
なんと次の年にも記事を書きましたので、今回の続きとしてどうぞ ↓

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 ミア・テイラーちゃんについて語る 2023年版【アドカレ用記事】 - とあるヒノアラシのブログ

ミアちゃんお気に入り場面100連発 【アドカレ用記事】 - とあるヒノアラシのブログ