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ポケモンルビー・サファイア・エメラルド版のここがすき 【ポケットモンスターシリーズについて語る その3】

今回はポケットモンスターシリーズ第一3作目となるルビー・サファイア、そしてマイナーチェンジ版のエメラルドについて、好きなところを語っていきたいと思います。

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とはいえ今回は主にエメラルド版の話になるかと思います。というのが、私がルビー・サファイアについてはリアルタイムでのプレイをしておらず、エメラルドで初めてまともにホウエン地方の旅をしたからです…。同年代の人は結構ルビー・サファイアはプレイしていると思うのですが、家庭の事情があり…ということで、今回は項目分けはせず、主にエメラルドの話主体で行きたいと思います。

※今回画像用意するのがちょっと面倒だったので画像無しです………ごめんなさい……………。

 

ポケットモンスタールビー・サファイアについて

ポケットモンスターシリーズ第3作目であり、ハードがゲームボーイからゲームボーイアドバンスに変わりました。これによってグラフィックがだいぶ変化しました。また、通信で2人から最大4人で遊べるようになり、ソフトの記録であるレポートを混ぜたり、4人でポケモンコンテストをしたりと新しい遊びが生まれました。

ポケモンコンテストという、バトル以外のやり込み要素が出たのもこのルビー・サファイアです。コンテストはこの次に出るダイヤモンド・パールにもありますが、システムが結構複雑でなかなかやりごたえがあります。ポケモンにリボンをつけられるようになったのもここからです。

また、残念ながら金銀クリスタルとの互換は完全に一度切られてしまっていますが、これ以降のソフトとは互換性が保たれ、一方通行ではありますが2022年12月現在、ルビー・サファイアから現在のNintendo Switchまでポケモンを連れてくることが出来るようになっています。

ダブルバトルもこのルビー・サファイアから登場し、バトル面においても新たな楽しみ方ができるようになりました。バトルタワーという対戦面のやり込み要素も実装され、現在のポケットモンスターシリーズに繋がる様々な要素が追加されたソフトと言えます。

 

エメラルド版について

ルビー・サファイアの発売後に、ポケモン赤・緑のリメイクであるファイアレッドリーフグリーンが発売。そしてその後出たのがルビー・サファイアのマイナーチェンジ版であるエメラルドです。パッケージはホウエン地方第3の伝説のポケモンレックウザ。ストーリーの大筋は似ているものの、ルビー・サファイアでどちらか一方でしか出なかった悪の組織が両方出てくる、伝説のポケモンを全て捕獲することができる、バトルフロンティアというさらなるバトル向けのやり込み要素が追加されるなど様々な変更点があります。

そして道路にいる一般トレーナーも一度に2人から視線が合うと2人同時に戦いを挑んでくるという面白い要素も追加されました。これは後のダイヤモンド・パールなどにも引き継がれています。

主人公達の服装も一新されており、さらにエンディング後はホウエン地方に今まで出てきたポケモン以外も捕獲することが出来るようになっているなどかなりの要素が追加されたものになっています。

私はこちらのエメラルド版がホウエン地方初の冒険でした。今回はエメラルド版主体で話を進めていきたいと思います。

 

 

アドバンスになり、グラフィックが進化して綺麗

もちろん現在のNintendo Switchに比べたら敵いませんが、それまでのゲームボーイと比べればアドバンスはグラフィック面の進化がやはりすごく、ポケモンもすごい進化したなぁ、と感じました。フィールド上をただ歩くだけでも当時は楽しかった記憶があります。雨が降っている場所があったり、砂嵐の場所があったり、またホウエン地方には火山灰が降ってきている場所もあるなど、天候についても変化がありました。たまに水たまりがあるばしょもあって、ちゃんとこちらの姿が写るんですよね。とっても好きです。

トレーナーやポケモンのグラフィックもかなり綺麗になり、戦闘時のエフェクトも変化があり、アドバンスのソフトをプレイし始めていた当初はなにもかも新鮮に映りましたね…(といっても実は初プレイはファイアレッドなので厳密にはここではないのですが)ホウエン地方は様々な地形や町があり、そして人物も色々な人がいてとても楽しいです。

 

フィールドのギミックが楽しい

それまでは秘伝技を使って進めるようになるようなギミックはありましたが、ホウエン地方にはそれ以外の要素も加わっています。特に自転車で切り抜けるような場所が各地にあるのが面白いです。

ホウエン地方の自転車は2種類あり、マッハじてんしゃとダートじてんしゃがあります。そしてどちらかの自転車でないと通り抜けられない場所が存在します。ルビー・サファイア・エメラルドではどちらか一方しか所持ができないので、行きたい場所に合わせて自転車を選ぶ必要があります。ちょっと面倒ですが、自転車を使っていろいろなギミックを攻略して進んでいった先にあるアイテムを取るのが楽しかったです。

 

きのみを育てられる

きのみについては金・銀からポケモンに持たせる用の道具として登場しました。きのみの種類はルビー・サファイアで一新され、それ以降はずっとそれを受け継いでいます。「オレンのみ」や「モモンのみ」という名前がつけられ、形も様々。最初はなかなか名前を覚えるのに苦労しましたね…。ルビー・サファイアでさえ結構な種類が登場しているので…。

そしてそのきのみは各地に点在しているふかふかの土の場所に植わっているので、そこから収穫をしてさらに1個埋めててジョウロで水をやって育てることで、再び収穫ができるというシステムでした。これが私にとっては面白かったです。だってお金をかけなくても道具が増やせる…!!各地を回っていちいち水やりするのが大変ですが、何回か移動していれば土の場所は覚えられますし、毎日きのみの水やりをしながら再戦できるモブトレーナーを探して戦う…というのが日課になったのもこのソフトから。ジョウト地方ではジョウロはとあるイベントでしか使いませんが、ここではそのジョウロが日々仕様する大事なものになっているのがまた面白いです。

 

ひみつきちを作るのが楽しい

これは多くの人が思った部分じゃないかな?と思います。「ひみつのちから」という技を特定の場所で使うと、そこに自分だけのひみつきちを作ることができるというもの。ひみつきちにはぬいぐるみや家具などの模様替えのアイテムを置いて、好きに作ることができます。こういうの、凝って色々作ってしまうタイプです。

模様替えのアイテムが結構豊富で、テーブルやいすなどの家具はもちろんのこと、壁に貼るポスターやテーブルなどの上におけるポケモンのぬいぐるみ、そしてギミックのあるアイテムも。ギミックありのアイテムを色々置いて楽しんでいましたね。

通信してレポートの記録であるレコードの交換をすれば他の人のひみつきちを出現させることもでき、それもまた楽しかったです。

 

秘伝技のダイビングが好き

ルビー・サファイアのCMを見たとき、海に潜っているシーンがありそれがすごく好奇心をそそられたのをよく覚えています。そう、秘伝技の「ダイビング」です。これはホウエン地方イッシュ地方の一部の箇所でしか今のところできないですね。「なみのり」で海の上を渡って、「うずしお」や「たきのぼり」などでさらに進める場所が増えたのも面白かったですが、このルビー・サファイアで出た「ダイビング」が個人的に最も好きな秘伝技です。

だって、海の中に潜れるんですよ?呼吸はどうしてるのかとか、どうやってそこで野生のポケモンと戦っているんだとかいう話は置いておいて…海の中に潜って初めて進める場所があったり、海の中でしか出会えないポケモンがいたりするのってすごく面白いと思います。「海」というフィールドがただ上を通るだけでない、というのが楽しいです。

しかも結構色々な場所でダイビングできるんですよね。あまり潜れるスペースは広くはないのが難点ですが…。それでもとても楽しかったです。

 

悪の組織が2種類あって、エメラルドではどちらも登場する

シリーズ恒例となっている悪の組織(最近は雰囲気がだいぶ変わってきていますが。)金・銀・クリスタルまではロケット団が登場していましたが、ルビーではマグマ団、サファイアではアクア団というそれぞれ違う組織が主に活動しているのが面白いです。それぞれ「陸を増やす」「海を増やす」とどちらもよくわからない目的があるのですが、この2つの組織がエメラルド版になると両方活動しており衝突して事件が発生する、という話に変化しています。これが面白いですね。組織が1つではなく2つあり、どちらの活動も阻止していかなければならないです。

またこれらの組織、それぞれファッションが独特なんですよね。ロケット団はかなりシンプルなだけに、マグマ団・アクア団以降の悪の組織はかなりおしゃれに見えます。団員全員に同じ制服を支給するのもちょっと大変そうな気がしなくもない。

 

ポケモンコンテストというバトル以外のやりこみ要素がある

ルビー・サファイア・エメラルドで追加された要素で最大の特徴と言ってもいいのかもしれないです。ポケモンそれぞれに戦闘以外の見た目に関するステータスがあり、「かっこよさ」「うつくしさ」「かわいさ」「かしこさ」「たくましさ」という5つの項目を伸ばして、それぞれの部門のコンテストで優勝させる…。そしてポケモンのわざにもコンテスト用の効果が全て存在し、それらを駆使していかなければならないです。

見た目のステータスを上げるには「ポロック」というお菓子を使い、これはきのみを使って作ることが可能。ただし使うきのみによって、さらにポロックを作るときに使う「きのみブレンダー」でのミニゲーム的要素でうまく操作していくことによって上昇幅も変化してくという…。なかなかなやりこみ要素ですね。

優勝すればポケモンに「リボン」を付けることができます。このリボンもルビー・サファイアから追加され、現在のポケモンにも受け継がれていますね。思い入れのあるポケモンをどんどん新作のソフトに送って、そこで手に入るリボンをどんどんつけていく…なんて遊び方も現在できますね。

とはいえ、あまりエメラルドでコンテストには参加しなかったような記憶が…。それよりも挑戦したのは次の項目です。

 

ポケモンバトルのやりこみ要素がある

コンテストよりもやっていたのがこちらです。私はあまりバトルをやりこむタイプではなく、今もランクマッチには殆ど潜らないですが、エメラルド版に追加された要素、「バトルフロンティア」はそこそこ遊んでいましたね。なにしろエメラルド版での追加要素の目玉でしたし、実はエメラルドは体験版をイベントでプレイしたことがあり、そこでプレイしたのがバトルフロンティアの「バトルチューブ」という施設でした。それ以降発売までこのバトルフロンティアを早くやりたくてうずうずしていたのを覚えています。

ルビー・サファイアにすでにシンプルなバトルのやりこみ要素である「バトルタワー」が存在しており、それだけでもなかなかに面白かったとは思うのですが、エメラルドにある「バトルフロンティア」には、その他にさらに6施設も追加がされています。それぞれ独特なルールが設けられており、純粋なポケモンバトルがあまりうまくできなくても「ちょっと挑戦してみようかな?」と思わせるようなものだったと思います。

また、それぞれの施設には「フロンティアブレーン」と呼ばれるジムリーダーのようなトレーナーがいて、それらのトレーナーを倒すとシンボルというバッジのようなものがもらえました。これはストーリーには関係ないので本当にただのやりこみ要素でしたが、それでも面白いと思いました。そのフロンティアブレーン達も個性的で面白かったです。エメラルドで出てきたフロンティアブレーンのうち、バトルタワーにいたリラという人物だけ、その後アローラ地方で登場しています。

バトルフロンティアはその後プラチナとハートゴールドソウルシルバーにも追加がされていますが、エメラルドのものとは変化しています。個人的にエメラルドのバトルフロンティアの方が施設数も多く、それだけやりこみ要素が多く面白いと思っています。もちろん、プラチナなどにあるフロンティアもそこそこやっていましたが…!!

 

今回は以上になります。他にもいろいろな要素があるかと思いますが、個人的に好きな部分を上げるとこんな感じです。バトルフロンティア、やりたい…。そんなにバトルは得意ではないんですけどね。あの雰囲気が好きだったり。

次回はルビー・サファイアの後に発売された、初代赤・緑のリメイクであるファイアレッドリーフグリーンについて取り上げたいと思います。