今回はチャーレムについて語りたいと思います。
チャーレムはポケットモンスタールビー・サファイアにて初出のポケモンで、図鑑番号308番のかくとう・エスパータイプのポケモンです。アサナンが進化したポケモンで、メガシンカもあります。剣盾には登場しませんでしたが、ダイヤモンド・パールの舞台シンオウ地方には普通に生息しており手持ちに入れているトレーナーもいるため、リメイクで見かけたという人も多いかと思います。
かくとう・エスパーという珍しい組み合わせで、アサナン・チャーレムの他にはエルレイドのみとなっています。書いていて気がつきましたが、チャーレムもエルレイドもメガシンカが実装されているポケモンですね。
かくとうタイプのポケモンというとカイリキーに代表されるように力強さが感じられるようなポケモンを思い浮かべる人が多いと思いますが、チャーレムはどちらかというとしなやかな動きで戦うタイプのポケモンですね。分類も「めいそうポケモン」で、ヨガの修行で鍛えたパワーを使います。実際の動きもくねくねした動きをしています。
全体的な能力としては低めなのですが、かくとう・エスパーというタイプの組み合わせでちょっと癖があるのと、特性「ヨガパワー」で攻撃の能力値を実際の2倍としてバトルでは計算されるため、手持ちにいると結構心強いポケモンだと思います。ほのおのパンチ・かみなりパンチ・れいとうパンチといったパンチ技も覚えるので、特性と組み合わせるとかなり強力だと思います。もちろんメガシンカするとさらに能力があがるため、攻撃技はかなり強くなります。
なかなか独特な見た目をしていますが、メガシンカするとさらにその雰囲気が強化されていてなかなか面白いです。背に4本の布のようなものが生えていますが、これは身体からは離れているようです。この4本の布のようなものは気を実体化させたものらしいです。すごい・・・。額や腰に宝石のようなものもついており、踊り子のような見た目がさらに強化されています。ポケモンGOにはまだ実装されていないので、いつ実装されるのか楽しみですね。
初出はホウエン地方ですが、シンオウ地方にも野生で生息しています。さらにジムリーダーのスズナや四天王のゴヨウが手持ちに入れています。特にスズナはこおりタイプの使い手ですが、れいとうパンチを覚えさせたチャーレムを繰り出してきます。こおりタイプのポケモンだけだと思っていると驚くと思います。
チャーレムといえば、ポケモン不思議のダンジョンシリーズでも結構出てくるポケモンです。救助隊や探検隊といったチームを作ってダンジョンを攻略していくゲームですが、主人公のいるチーム以外にもストーリーでは色々なポケモンたちがチームを組んで登場します。初代となる赤・青の救助隊では、主人公の邪魔をするチーム「イジワルズ」が出てきますが、そこにチャーレムがいます。リーダーはゲンガーでストーリーにかなり関わってくるのですが、メンバーの一人のチャーレムはメスのポケモンです。
さらに、次の作品となる時・闇・空の探検隊では、「チャームズ」というチームが出てきます。こちらにもチャーレムが所属しています。「チャームズ」は主人公の先輩チームとして登場します。ミミロップ・チャーレム・サーナイトの組み合わせで、すべてメスのポケモンたち。空の探検隊ではチャームズの特別ストーリーも用意されており、演出もノリノリで凝っているという・・・。空の探検隊では時・闇に無かった追加要素が色々あるのですが、それがかなり楽しかったですね。ちなみに「チャームズ」の3匹は現在皆メガシンカが実装されているポケモンだったりします。
※最初この2匹のチャーレムは「別個体」と書いていましたが、後の超ポケダンでどうやら同個体ではないか?という説が出ているので消しておきました。
シャイニグパールのプレイで手持ちポケモンを縛っていましたが、そのうちの1匹がチャーレムでした。あまり覚える技を工夫せず最後のポケモンリーグまで行ってしまいましたが、それでもかくとうタイプの物理技がかなり強いというだけで活躍できました。パンチ技を何か思い出させておけばもっと楽に進めたかなぁ・・・なんて後から思いました。あと、エスパータイプポケモンなのですが、「サイコキネシス」は自力では覚えないんですよね。レベルアップで覚えるのは「サイケこうせん」までで、「サイコキネシス」を覚えさせようかと思っていて忘れたままポケモンリーグ行きました・・・。戦っている最中に気がつきましたがそのまま進みました。なんとかなったので良いでしょう・・・。
今回は以上になります。シャイニングパールで手持ちに入れていたので取り上げたのですが、ポケモン不思議のダンジョンでも結構登場していたのは書いていて思い出しました。チャームズ、特別ストーリーは確かになかなか面白かった記憶がありますね。空の探検隊はかなりおすすめのゲームです。