とあるヒノアラシのブログ

たまに放置しますが忘れていません…。

ポケモンブラック・ホワイト版のここがすき 【ポケットモンスターシリーズについて語る その7】

ポケットモンスターシリーズについて語る、今回はポケットモンスターブラック・ホワイトについて、個人的に好きなポイントを語っていきたいと思います。ブラック2・ホワイト2は次の記事で語ることにします。

 

 

 

ポケットモンスターブラック・ホワイトについて

ポケットモンスター ホワイト版の画面

ニンテンドーDSで発売されたポケットモンスターシリーズで、それまで発売されたポケモンとは大きく異なる部分がかなりあるソフトです。ストーリークリアまで新ポケモンばかりが出てくる、ストーリーがかなりしっかり作りこまれておりなかなか深い内容になっている、ストーリークリアが殿堂入りではない、舞台となる地方の元となった場所が日本以外となる、インターネットのサービスと連携できた、などなど…様々な部分が話題となりました。プレイしていて雰囲気もそれまでのポケットモンスターシリーズとはかなり違いましたね。

舞台となるイッシュ地方はぐるっと一周するように冒険をしていきますが、ストーリークリアまではすべての場所は回れず西側だけを回るようになり、クリア後に東側を回ることになります。元となった場所はアメリカのニューヨーク州南部とのこと。ここでもジムリーダーに挑んでいくことになりますが、最初のジムが選んだ御三家ポケモンによって変化する、最後のジムがブラックとホワイトで異なるという違いもありました。

また、インターネットで過去に存在した「ゲームシンク」というサービスと連携させることができ、ポケモンを”眠らせる”ことでPCからミニゲームが遊べ、そこで新たなポケモンと出会うことができました。ランダムマッチができるようになったのもこのブラック・ホワイトから。バトルも「トリプルバトル」「ローテーションバトル」という独特のバトルの形式も遊べました。

 

ここから個人的にブラック・ホワイトを遊んでいて楽しかったポイントを挙げていきたいと思います。

 

ストーリークリアまでは基本的に新ポケモンだけが登場する

ポケモンでは新作が出る度に新しいポケモンが追加されますが、このブラック・ホワイトの大きな特徴として、ストーリークリアまではゲーム内では新ポケモンしか登場しないことが挙げられます。その他のポケモンでは過去に登場したポケモンもたくさん出てきますが、ブラック・ホワイトではエンディング後のマップに行かないと過去作のポケモン達は登場しません。戦う相手も同様です。別の視点から言うとそれだけ多くの新ポケモンが追加されているということです。その数実に150匹以上となります。この数字にはピンとくる人も多いかと思いますが、初代ポケモンの数に合わせていますね。これに幻のポケモンも含めるともう少し増えますが…。

ストーリークリア前であっても、もちろん通信交換や後に説明するゲームシンクなどで過去に出てきたポケモンを連れてくることは可能ではありましたが、イッシュ図鑑にはもちろん登録されません。

出てくるポケモンがほぼ全て新ポケモンであるというのは、かなり新鮮でとても面白かったですね。これだけのポケモンを追加できたのもすごいと思います。

 

ストーリーが過去作に比べてかなり奥深くなっている。

ポケットモンスターシリーズは新作が発売されるごとにどんどんとストーリーが深いものになっていますが、特にこのブラック・ホワイト以降でその傾向が強くなっています。そもそも狙いの年齢層も高く設定しているようです。作中に登場する”悪役”であるプラズマ団も、それまでの”悪役”達と違って込み入ったことをしているというか、よく考えるととんでもないことをしているんですよね。単純な”悪役”とはかなり違います。単純明快に悪事を働いているロケット団も好きですが、プラズマ団は違った方向性でとても好きですね。服はなんというかインパクトありますが…。

また、「ストーリークリア=殿堂入り」ではないのもこのブラック・ホワイトの特徴でしょうか。殆どのポケットモンスターシリーズではストーリークリアといえばその地方のチャンピオンを倒して、自らがチャンピオンとなる、いわゆる「殿堂入り」がクリア条件です。ですがこのブラック・ホワイトではストーリーのクリアは違ったものになっており、一度エンディングを迎えたあとに再度ポケモンリーグへ行きチャンピオンと戦うというものになっています。具体的なストーリーの内容はここでは避けますが、かなり驚きましたね。

オープニングの1場面 登場人物Nの過去が少しだけ出てきます

 

季節という独特のシステムがある

時計機能があり時間によって出現ポケモンが変化したり、進化条件に関わるポケモンがいたりするのは第2作目の金・銀からありましたが、このブラック・ホワイトと続編であるブラック2・ホワイト2には、独自の機能である「季節」の概念があります。現実世界での1か月が過ぎるとゲーム内の季節が変化するので、完全に1年間過ぎなくても4か月で季節を一周させることができます。

この季節によって大きく変化するのがグラフィック、そしてBGMが変化する場所も存在します。街によっては特定の季節でないと活気がないところも。グラフィックの変化は綺麗なのでとても面白かったですね。

そしてこの季節の概念から生まれたであろうポケモンシキジカメブキジカですね。他の作品では季節の概念が無いため、なかなか扱われづらいポケモンとなってしまいましたが…。ゲーム内の季節に応じて登場する姿が変化するというポケモンで、全て揃えるとなると3か月以上は必要となるので面倒でしたが、これまでにないポケモンということでこれも面白いと思いました。

季節によって変化するポケモンシキジカ

現在ではポケモンGOで実際の季節と連動しているポケモンとして、ブラック・ホワイト以上に集めるのが大変なポケモンとなっていますが、ポケットモンスターシリーズではスカーレット・バイオレットでどの姿もいつでも入手可能になった上、姿の変化をさせられるようになったので楽になりましたね。

 

バージョンの違いが様々なところに及んでいる

ポケットモンスターシリーズといえば、基本的に2バージョン登場して、それぞれ出現するポケモンが違い通信交換してすべてのポケモンを集めていく、というのがコンセプトの一つとなっていますが、ブラック・ホワイトでのバージョンの違いは他にも存在しており、ジムリーダーの違い・街の違いがあります。

ストーリー最終盤で訪れる、最後のジムリーダーがいる街ソウリュウシティは、なんとブラック版とホワイト版で全く違った様子をしており、ジムにいるジムリーダーも違います。ブラック版では近未来的な街、ホワイト版では古風な街並みとなっており対照的です。BGMも街の雰囲気に合わせて違ったアレンジがされています。比べてみると色々と面白いです。

 

ホワイト版のソウリュウシティは古風な街

ブラック版のソウリュウシティは近未来的な都市

さらにエンディング後の要素として訪れる場所には、ブラック版とホワイト版では全く違う場所になっている箇所があり、それが「ブラックシティ」と「ホワイトフォレスト」です。「ハイリンク」という遊びに深くかかわっている場所で、ここで深く語るとかなり長くなるので軽く触れる程度にしますが、ブラック版にある「ブラックシティ」では住人と毎日バトルができ、ホワイト版にある「ホワイトフォレスト」では野生のポケモンが出現します。この住人が「ハイリンク」という機能を使って入れかえをすることができ、他のソフトの住人もつれてくることができます。道具も手に入れることができる場所となっており、やりこみ要素の一つといった感じでしょうか。ここで出会えるポケモン達は他の地方のポケモン達となっており、イッシュ地方の他の場所では出会えないものとなっています。

ホワイトフォレスト 草むらや水辺があります

ブラックシティ トレーナーとバトルできるほか、店もあります

このようにバージョンによる違いがかなり大きいのがブラック・ホワイトです。

 

ポケモン達のグラフィックが独特な常に動くドット絵になっている

BW2までポケモンのグラフィックはドット絵でしたが、BWより前のシリーズでは一部動きがありましたが基本は静止した状態の絵でした。これがBWとBW2ではドット絵ではありますが常に動きがあるグラフィックになっています。初めてBWの戦闘画面が公開された時、この動きが常にある様子に感動しました。現在では3Dとなり動きがあるのが当たり前ですが、動きのあるドット絵というのがこのBWとBW2のみであり、なかなか独特な雰囲気があるのでこれらを今でも好む人が結構います。私もこのBWシリーズでの動いているドット絵はかなり好きですね。

ダルマッカがダルマのような状態に…?

個人的に結構気に入っているポケモンの動きの一つが、BWから登場したポケモンズルッグの動きです。ズルッグはだぶだぶのズボンのような皮がありますが、BWのドット絵ではその皮を引き上げてる動きがあり、引き上げたのちにだらんとその皮が下がるという、可愛らしく特徴的な様子が見られます。ズルッグ自体がどんなタイプが初見で分からずかなり印象的でしたが、この動きも気に入って手持ちに入れて育てていました。

 

トリプルバトルローテーションバトルという他にはないバトル形式がある

私はあまりバトルはしない方なので、そこまで多く体験したわけではないですが、BW・BW2のみに実装されているバトル形式が2種あり、どちらも手持ちのポケモン3匹を出して戦うというなかなかすごいバトルとなります。

トリプルバトルはその名の通り場に3匹のポケモンを同時に出して戦うもので、ダブルバトルよりもさらに考慮すべきことが増えてくるバトルです。中心にいるポケモンはどのポケモンにも攻撃できますが、端にいるポケモンは一部の技を除き最も離れたポケモンには攻撃ができないため、ポケモンを出す位置も考える必要が出てきます。一度に6匹のポケモンが場にいる様子はなかなか壮観です。

ローテーションバトルは、こちらも3匹のポケモンを場に出すのですが戦うのは1匹ずつです。ただし、通常はポケモンを入れ替える時に1ターンを消費しますが、このローテーションバトルでは場に出ているポケモンの入れ替えではターンの消費が無く、場にいる控えのポケモンとすぐに交代して技を繰り出すことができます。場に出ているポケモンの組み合わせを考えなければならないので通常のバトルよりもさらに読み合いが大事になってきます。こちらも他のバトルでは味わえないスリルというか、面白さがありますね。

これらのバトルは次世代となるX・Yには引き継がれませんでした。おそらく処理が色々大変だからというのがあるでしょうが、少し残念でした…。

 

インターネットのサイトと連動したサービスがあった

こちらは現在では利用できないものですが、BWの売りの一つにあったのが「ゲームシンク」です。現在「ポケモンスリープ」というアプリが出る予定となっていますが、これの原型みたいなものですね。BWのソフト内にいるポケモンを眠らせて、その夢の中の世界をインターネットのサービス「ポケモンドリームワールド」で体験でき、そこのミニゲームで他のポケモンと出会ったりアイテムをゲットしたりできます。そしてここで出会ったポケモンやアイテムはBWのソフトに送ることが可能です。

実はこのサービスで出会ったポケモンの捕獲に使われていたのが「ドリームボール」であり、さらにここで出会うポケモンが持っている特性が隠れ特性であったため隠れ特性が「夢特性」と言われることがあるのです。なかなかこの世代を知らないと分からないと思います。現在はBWを持っていても利用できないサービスなので…。

サービスが始まった当初は毎日のようにプレイしていましたね…!最初はなかなかアクセス集中でなかなかプレイできないとかもありましたが…。こうしたインターネットとの連動はなかなか面白かったですね。

 

今回は以上になります。BWからポケモンシリーズがだいぶ変化していったような感じがしますね。次はBWのマイナーチェンジ版であるBW2について語りたいと思います。マイナーチェンジとはいえ、様々なところが変化したり新たな要素が追加されたりなど色々あるので、今回別記事にすることにしました。期間が空くかもしれませんが、気長にお待ちください…。

ポケモンについて語るその112 ガチゴラス

今回はガチゴラスについて語りたいと思います。

ガチゴラス Newポケモンスナップより

ガチゴラスポケットモンスターX・Yで初登場したポケモンで、全国図鑑697番のいわ・ドラゴンタイプ、分類はぼうくんポケモンです。化石から復元するポケモンであるチゴラスの進化した姿です。ちなみにチゴラスは「アゴのカセキ」から復元して手に入りますが、剣盾のカンムリ雪原で野生のチゴラスガチゴラスに遭遇することが可能です。

化石から復元するポケモンの仲間と言うことでいわタイプが入っています。モチーフはおそらく恐竜のティラノサウルスあたりですね。とてもわかりやすい身体の形をしています。図鑑説明文には、現在のガチゴラスはどうやら不完全な復元の姿のようで、羽毛が全身に生えていたのではないかという説がある、という説明があります。現代の恐竜の復元も昔と変わってきており、それを反映したと思われます。現在出ているガチゴラスにも一部毛が生えていますが、違うパターンのガチゴラスが登場することはあるのでしょうか…?

以前は化石ポケモン達は「〇〇のカセキ」(プテラは「ひみつのコハク」)から復元するしか入手手段はありませんでしたが、剣盾の追加DLCである「カンムリ雪原」でまさかの野生の個体が手に入るようになり、普通にフィールド上を闊歩している化石ポケモン達の姿を見たポケモントレーナーたちは驚いたと思います。特にプテラガチゴラスなど大きい化石ポケモンがシンボルとしてフィールド上にいるのは私もかなり驚きました…。カンムリ雪原、一体どうなっているんだ。

見た目通りこうげきが高めのポケモンで、ぼうぎょも高め。さらに意外と素早さもそこそこあります。覚える技も割と多彩で、キバ系の技はもちろん、じゃれつくなんかも覚えたり、ドラゴンタイプのポケモンなのでりゅうせいぐんも覚えさせることができます。特にかくれとくせいの「いしあたま」で反動がでないガチゴラスが出す「もろはのずつき」はかなり強力とのこと。反動なしで出せるのはかなり強いですね。かくれとくせいの入手は以前はかなり困難でしたが、剣盾から登場した道具「とくせいパッチ」を使えば隠れ特性にできるため、かなり入手が楽になりましたね。

また、ガチゴラスといえば「Newポケモンスナップ」にも登場し、その迫力がかなり印象に残っています。火山に登場し、同じ化石ポケモンの1種であるアーケオスを威嚇して追い回したり、主人公の方に向かって威嚇することも。また、ガチゴラス同士で争う様子も見られることがあり、まるで恐竜の映画を見ているかのような景色が見られます。なかなか他のゲームでは見られないと思いますので、こういったポケモン達の野生での様子をじっくり見たい人にはおすすめです。

化石ポケモンということで、現在日本各地を巡回している「ポケモン化石博物館」にて、ガチゴラスの骨格模型が登場しています。現実に存在している恐竜の化石などからそれぞれのポケモンの特徴と合わせて作ったと思いますが、なかなかすごいですね。残念ながら私はまだ実際に行っていないため詳しい話は出来ないのですが、行った方々の感想などを見るとかなり面白いようで、近くで開催されないか気長に待っています…。

ところで、X・Yで登場した化石ポケモンガチゴラスアマルルガですが、進化方法に少し癖があり、どちらも時間帯が関係する進化となっています。化石ポケモン達は進化レベルが高めなことが多くそれも苦労するのですが、ガチゴラスは朝か昼の時間帯に、アマルルガは夜の時間帯のレベルアップでないと進化しないという条件があります。なかなか自力では気が付けないと思うので困ったトレーナーも結構いたのでは、と思います。実際私もなかなかレベルを上げても進化しなくて調べた記憶があります…。

今回は以上になります。化石ポケモン達の生態はなかなか面白いですね。復元も本当にきちんとできているのか疑問視されている図鑑説明文があるとは。ガラル地方の化石ポケモン達を見るとかなり怪しさが増してきます…。

Pokémon Petit Pastel ヒノアラシ ~ポケモン懐かしグッズその4~

今回は久しぶりに懐かしのポケモングッズの紹介です。

私はヒノアラシが好きで、ぬいぐるみが出ると買える範囲で色々買っているのですが、その中でも珍しいタイプのキーチェーンのついたマスコットになります。

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2016年ポケモンセンターオリジナルで発売された、『Pokémon Petit Pastel』シリーズのヒノアラシになります。パステルカラーのポケモンということで、普通のぬいぐるみなどとは色合いが淡くとても可愛いです。

 

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横から見た図。実はちょっと片側の手(前足?)が汚れています…。洗えばなんとかなりそうですが。

 

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後ろから見た図。チェーンもパステルカラーの色に合わせて水色になっています。
このヒノアラシの特徴は、色合いもそうなのですがこの背中の炎です。ヒノアラシのぬいぐるみは背中の炎があるものとないもの、そして炎があるものはその炎がどう表現されているかがモノによって違うのですが、このふさふさのタイプって殆ど無いのです…!!経年劣化で買った当初に比べたらだいぶ触り心地は悪くなっているかと思いますが、それでもふさふさしていて触ると気持ちが良いです。

 

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タグにはポケモンセンターオリジナルであるロゴに2016年の表記。ちなみに生産されていたのはベトナムのようです。

実はパステルカラーのヒノアラシのぬいぐるみはこれ以前にも販売されており、2009年に「ポケモンキャンバスぬいぐるみ」というシリーズでヒノアラシが登場していました。そちらも所持しております。ですが、こちらの2016年のマスコットの方が大きさが一回り小さく、また頭の形状が可愛いと個人的には思います。背中の炎の表現は同じでとてもふさふさしています。そちらの方もいずれ紹介できればと思います。

 

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足のちいさな爪もちゃんと表現されています。可愛い。

 

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大きさですが、キーチェーンのついたマスコットということでちょっと小さめです。ポケモンfitと比べると上のようになります。(ヒノアラシポケモンfitがすぐに出せなかったのでメブキジカで代用しております…メブキジカも可愛いからゆるして。)

 

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またポケモンカードと比べるとこんな感じ。かなり可愛いですね。

 

ちなみに、調べてみたところ、この「Pokémon Petit Pastel」シリーズのヒノアラシのマスコットは第2弾で登場したようで、同じタイミングでデンリュウ・ゲンガー・ライチュウミズゴロウがラインナップにあったようです。全然覚えていなかった…。2016年の9月発売だったようで、タイミングとしてはポケモンSMが発売される少し前ですね。

最近は「ポケピース」というシリーズで可愛らしくデフォルメされたポケモンが何匹か出ていますが、こういった形の淡い色合いのポケモンのぬいぐるみなどもまた出たら嬉しいなぁ…なんてふと思いました。

 

今回は以上です。また気まぐれに懐かしのグッズを紹介していくと思います。

ポケモンについて語るその111 マイナン

今回はマイナンについて語りたいと思います。

マイナンポケモンカード

マイナンポケットモンスタールビー・サファイアで初登場したポケモンで、全国図鑑312番のでんきタイプ、分類はおうえんポケモンです。頬に電気袋のあるピカチュウ系統のポケモンの1匹で、プラスルというポケモンと対というかセットとして扱われるポケモンですね。どちらのポケモンも進化はありません。マイナンが青色でマイナス、プラスルが赤色でプラスという感じで、プラスマイナスが元ネタの一つですね。頬の模様と尻尾の形がそれぞれマイナスプラスになっていて可愛いです。

おうえんポケモンというのは、マイナンプラスルも仲間の応援をすることが好きなポケモンと図鑑にあり、火花を出してそれをボンボンのようにして応援をするんだそうです。ちなみにプラスルマイナンの電気を同時に浴びると血行がよくなり凝りがほぐれるんだとか…ぜひやってもらいたいですね…。

特性が「マイナス」というもので、これもプラスルの特性「プラス」と基本的にセットで使用するダブルバトル用のものになっています。ちょうどプラスルマイナンが登場した時にダブルバトルが実装されたので、それを利用したものでしょうね。なかなか実際に使われることはないでしょうが…なかなか面白い特性です。一応隠れ特性として「ちくでん」もありますが、入手はなかなか難しい模様。

マイナンはアニメにも登場していますが、私が最も印象に残っているのが『劇場版ポケットモンスター 裂空の訪問者 デオキシス』でのプラスルマイナンですね。それまではメインとなる映画と短編映画の同時上映だったのが、このデオキシスの映画では1本にまとめられ、可愛いポジションであるプラスルマイナンがわりとガッツリこの映画に登場しています。映画オリジナルの登場人物でメインとなる人物「トオイ」に懐くポケモンであり、とても可愛かったのを覚えています。もちろんグッズもこの時に色々出ており、様々な場所でプラスルマイナンのグッズを見た記憶がありいくつか未だに持っています。

また、以前放送されていた新無印と言われるアニメ「ポケットモンスター」でも登場し、「プラスルマイナン便利屋」の看板ポケモンとして登場。そこのマイナンはなかなかツンツンした性格で見ていてとても可愛かったです。

基本的にプラスルとセットで登場することが多いので、ポケモンカードでもよく一緒に登場することが多いです。イラストもプラスルマイナンでセットになっているものが多く、2匹のカードを揃えると楽しいです。ただ、なかなかそれなりに買わないと2匹両方揃わないこともあり、一時期私はマイナンの方ばかり引き当てておりプラスルが出ない…ということがありました。今でもマイナンの方しか持っていないカードがあります…。古いものはもうなかなか手に入らないので揃えるのが難しいですね。

現在Switchで出ているソフトでは、プラスルマイナンダイヤモンド・パールのリメイク作品のブリリアントダイヤモンド・シャイニングパールには登場しますが、そのほかの作品には登場していません。新作での登場がないのでちょっと寂しいので、今後出る追加コンテンツなどにちょっと期待をしてしまいます。

今回は以上になります。基本的にマイナンプラスルとセットで登場しますし、2匹とも微妙な能力の違いはありますがほぼ同じなので語る内容もほぼプラスルとセットの内容になりましたね…。なかなかバトルでは使用することがないものの、2匹セットでアニメやカードで出ているととても可愛いですね…!

ポケモンについて語るその110 ツタージャ

今回はツタージャについて語りたいと思います。

ツタージャ ぬいぐるみやキーホルダーなど色々

ツタージャポケットモンスターブラック・ホワイトで初登場したポケモンで、全国図鑑495番のくさタイプ、分類はくさへびポケモンです。イッシュ地方で最初にもらえる3匹のポケモンの1匹です。ジャノビージャローダへと進化します。最初にもらえるいわゆる御三家ポケモンの1匹なので、見かけることは多いのではないでしょうか。

ツタージャは私がホワイト版を初めて遊んだ時に最初に選んだポケモンです。ブラック・ホワイトの御三家ポケモンが初めて公開された時、少し悩んだのですがツタージャを選びました。するととても可愛く見えてきてとても好きになりました。一時期はポケモンセンターなどの店でツタージャのグッズを見かけるとだいたい買うくらいでした。今でも余裕があれば買ってしまいますね…。

イッシュ地方の御三家ポケモンの中ではやはり人気のようで、当時等身大ぬいぐるみが出たそうですが、ツタージャだけすぐに売り切れてしまい、ちょっとした騒動になったとか。私はあまりそこまでは覚えていないのですが、まだ現在のような転売などが問題になる前の話ですので、よほどだったのでしょうね…。今は等身大はないですが、ぬいぐるみ自体は公式ショップのポケモンセンターやその他からも出ています。

ツタージャは「くさへびポケモン」ということですが、どちらかというとトカゲのような姿をしていますね。進化していくと手足が無くなっていき最終進化のジャローダはもう完全に「蛇」になりますが、ツタージャの時点ではしっかりと手足があります。とはいえ手も足も小さくてとても可愛いです。小さい手足で動いている姿が本当に好きです。

図鑑によるとまだ進化前で小さいながらも知能が高く冷静とのこと。見た目の雰囲気とよく合っています。くさタイプポケモンということで光合成もでき、太陽の光を浴びると素早く動けるようです。元気がないときは三つに分かれた葉っぱのようなしっぽが垂れ下がってしまうようです。もちろん他のくさタイプポケモンのようにツルを出すことができ、首あたりの部分からツルを出している様子がアニメなどから見られます。

ポケモンGOでもすでに色違いまで実装されており、2021年の4月にコミュニティデイがありました。ここで私も色違いをたくさん捕獲しました。色違いは身体の緑色が少し濃く色合いがなかなか素敵です。この時に色違いをだいぶ捕まえたので今ポケモンGOのボックスやポケモンHOMEのボックスに何匹もいます…。現在(2023年5月)では、ピカブイやBDSPはもちろん、剣盾にも連れていくことができないためSwitchのポケモンソフトには連れていません。SVでも現状は出てきていないですが、ミジュマルがすでにパルデア地方に登場しているので、いずれは登場するかもしれません…というか出てきてほしい……。

アニメではBW編となる「ポケットモンスターベストウイッシュ」で、サトシが手持ちに入れていました。この時私はあまりアニメを見ていなかったので実は殆ど知らないのですが、メスの個体でお嬢様気質、バトルでもかなり強かったようで、その後カロスへ行く前にオーキド研究所に預けられその後放送の新無印と言われているシリーズでも少し登場しました。

私はポケモンBWで手持ちに入れていましたが、他にも「ポケモン不思議のダンジョン」シリーズでも何度かツタージャにお世話になっています。BW時代に登場した「ポケモン不思議のダンジョン マグナゲートと∞迷宮」では、そもそも主人公とパートナー候補が限られていたのもありますが、すぐに主人公にツタージャを選びました。パートナーは迷ったのですがキバゴにして冒険をしました。また、その後出た「ポケモン超不思議のダンジョン」では、主人公をヒノアラシ、パートナーをツタージャにしました。パートナーは割と陽気な感じなのでツタージャが話しているとなかなか面白い感じになっていました。

BW時代はよくグッズが出ていたので見つけ次第ツタージャのグッズを色々購入していたのですが、今はたまに見かける程度になりました。この前久しぶりに、タカラトミーさんから出ている「ポケモンゲットぬいぐるみ」シリーズでツタージャが新しく登場したので購入したのですが、久しぶりに買ったツタージャは良かったです…!ぬいぐるみもモノによって質感やそれぞれのデフォルメの仕方に違いがあったりするので、同じポケモンでも複数出ている場合比べると面白いですね…!

ところで、ツタージャの英語名ですが ”Snivy” と言います。蛇の"snake"とツタの"ivy"を組み合わせた名前になっており、日本語名の由来と似たような形になっています。ポケモンの中には言語によって由来が違うものもありますが、ツタージャのこの英語名の由来を知ったときは感動しましたね…!なかなか覚えやすいのではないかと思いました。

今回は以上になります。御三家ポケモンだとたくさんグッズが出るので嬉しいですが、あまりにたくさんあると迷います…。あれこれ買うのは難しいので厳選していますが…。ぬいぐるみも増えすぎてすでに困っています……どうしましょうか。

ポケモンについて語るその109 ヨーギラス

今回はヨーギラスについて語りたいと思います。

ヨーギラス 初期のポケモンカード

ヨーギラスポケットモンスター金・銀で初登場したポケモンで、全国図鑑246番のいわ・じめんタイプ、分類はいわはだポケモンです。サナギラスバンギラスと2進化するポケモンです。

ジョウト図鑑の中でもかなり後ろに位置するポケモンで、進化後のバンギラスは進化レベルが高い代わりに強力なポケモンということで、初代のミニリュウに当たるようなポケモンですね。出現場所も金・銀・クリスタルではかなり限られており、最終ダンジョンとなるシロガネやまで低確率で登場するというポケモン。とはいえミニリュウとは違いサファリではないので見つければ捕獲自体は難しくないはず。見つけられたら、の話ではありますが…。クリスタルでは救済措置なのかゲームコーナーの景品になっています。

私も当時はゲーム内ではなかなか出会えておらず、実は初めてヨーギラスを知ったのはポケモンカードでした。ですが、全身のイラストではなかったためどのような姿かたちのポケモンなのかよくわからず、初めてゲーム内で出会った時は「え、こんな姿なの…!?」と驚いたほどでした…。ということでヨーギラスとの出会いは特殊で今でもこうしてよく覚えています。

2進化する最初のポケモンということでまだ小さく可愛いポケモンで、グッズ化も時々公式でされていますが、大きさの割には公式で発表されている重さがかなり重いことでも有名ですね。図鑑では高さが0.6mに対して重さが72kgとなっています。岩タイプとはいえかなり重いですね…。これが故にアニメでサトシなどが抱っこしていることがネタにされることも。まぁポケモン世界だし…(?)

ヨーギラスといえば短編映画『ピカチュウのドキドキかくれんぼ』にも登場したポケモンですね。セレビィの映画と同時上映であった短編映画で、お馴染みのピカチュウトゲピー達が大きなお屋敷でかくれんぼをするのですが、そのお屋敷にヨーギラスが暮らしており、そのヨーギラスによって事件が発生するのですが…これ以降は実際に見てみて下さい。短編とあってとても可愛い映画です。ちなみにこの映画はまだルビー・サファイア発売前ですが、カクレオンルリリホエルコが登場しています。

ポケモンGOでも進化後のバンギラスが強力とあってヨーギラスもできれば捕獲していきたいポケモンの1匹だと思いますが、なかなか野生では見かけません。現在(2023年2月)では、ロケット団を倒して手に入る12kmタマゴから孵化する可能性があるのでそれを狙うのが早いでしょうか…?飴も手に入りますし高個体値ポケモンも手に入れやすいですが、タマゴ孵化だと特定のポケモンを狙うのは大変ですね…。

2018年に一度ヨーギラスのコミュニティデイが開催され、その後もイベントで出現率が上がるなどもありましたが、この前2023年1月についに復刻のコミュニティデイが開催されました。不具合もあったようですが、私は前回のコミュニティデイは参加していなかったので助かりました。すでに高個体値バンギラスは手に入れていたのですが、色違いは持っていなかったので…。とはいえやはりバンギラスを育てていくのは大変です。飴もそうですし、砂も足りない…!(まぁそこまでやりこんでいるわけではないのですが…)

今回は以上になります。新ポケモンが追加された時に、事前発表が無かったポケモンとなるとなかなか出会えないポケモンはゲーム外で知ることもあり驚きますね。今ではネットですぐ情報が見られますが、小さい頃はそうではなかったので…。そういったポケモンは印象に結構残ります。

ポケモンについて語るその108 イルカマン

今回はイルカマンについて語りたいと思います。

イルカマン マイティフォルム ポケモンバイオレットより

イルカマンはポケットモンスタースカーレット・バイオレットで初登場したポケモンで、全国図鑑964番のみずタイプ、分類はイルカポケモンですが、フォルムチェンジすると分類がヒーローポケモンへと変化するポケモンです。ナミイルカから進化したポケモンで、フォルムがナイーブフォルムとマイティフォルムとあり、普段はナイーブフォルムという形で、進化前のナミイルカとあまり変わらない姿をしていますが、特性のマイティチェンジを発動させるとマイティフォルムへ変化し、姿が大きく変わります。

スカーレット・バイオレットで初登場したポケモンの中でも、色々な意味で大きく話題となっている新ポケモンの1匹かと思います。まずその進化方法。かなりわかりづらいのですが、マルチプレイであるユニオンサークル中にレベル38以上にするというもの。単なるレベルアップではなく必ず通信しないといけないというのが面倒ですね…。マルチプレイで他プレイヤーが一人でもいれば大丈夫で他に何かの行動をしなければならないというものは無いようです。

また、進化させてもぱっと見の変化がほぼなく、胸にハートマークがついただけのように見える、というのも話題になりました。そもそもが進化前のナミイルカがすでに話題になっており、さらに盛り上がったようですね。これはナイーブフォルムという普段の姿で、一応能力は進化したということでこれでも上昇しています。

しかし、これはイルカマンの仮の姿で、真の能力が発揮されるのはバトル中にフォルムチェンジをしてから。特性「マイティチェンジ」というイルカマン専用の特性で、一度手持ちに戻るとマイティフォルムという形態に変化します。1ターンは必ず消費しないといけませんが、これで姿だけでなく能力も大幅に上昇。進化した時にHPと素早さが上がるようですが、そのほかの能力、特に攻撃・特攻がかなり上がり、全ポケモンの中でもかなり上位の能力値へと変貌します。なんという…。そして分類も「ヒーローポケモン」に。まるで「ヒーローは遅れてやってくる」と言わんばかりの…。

見た目も可愛らしいナミイルカの時と変わらないイルカの姿から、マッチョなスーパーヒーローに。見た目とは裏腹にタイプは変わらずみずタイプ単体のままなのですが、多彩な攻撃技を覚えますし、さらに専用技に「ジェットパンチ」というものまであります。みずタイプの先制技であり、同じみずタイプの先制技である「アクアジェット」よりも威力が高いです。

なんというかネタに尽きないようなポケモンですが、その能力値の高さからバトルでも結構採用されるようです。フォルムチェンジ必須という点が大きな弱点ですが、それをいかに補うかが肝でしょうね。ダブルバトルだとさらに様々な戦術が使えるので、より活躍させられそうです。

パルデア地方のマリナードタウンという場所には、ナミイルカとイルカマンマイティフォルムの顔はめ看板が設置されており、そこに顔を出して遊ぶことができるのですが、この看板の近くにいる女性が「ナミイルカはわかるけどマッチョなほうは何?」と言っており、どうやらイルカマン、特にマイティフォルムは知らない人がポケモン世界でも多いよう…。まぁ1ターン消費して手持ちに戻らないと出てこないという、トレーナー戦でなければ見られないような姿ですもんね…。というか野生でイルカマンは普通では出てこず、レイドでしか出てきませんがもし野生でいる場合ってどうなるんでしょうか…?というかあり得るのだろうか…。

今回は以上になります。すでに色々と面白いポケモンですが、これからアニメや他ゲームでも活躍の場があるかと思うので、期待ですね…!!