ポケモンについて語るその90 デカヌチャン

今回はデカヌチャンについて語りたいと思います。

デカヌチャン　ポケモンスカーレットより

デカヌチャンはポケットモンスタースカーレット・バイオレットで初登場したポケモンで、フェアリー・はがねタイプのポケモンで、分類はハンマーポケモンです。カヌチャン、ナカヌチャンと進化して、デカヌチャンが最終進化した姿となります。性別がメスしかいないポケモンでもあります。

愛らしい見た目と大きなハンマーを振り回す姿が結構人気で、戦闘能力もそこそこあるため手持ちに入れて旅をした、もしくはしている人を割と見かけます。私もスカーレットではカヌチャンを捕獲した時にそのタイプの組み合わせから手持ちにいれ、最後まで一緒にいました。かなり活躍してくれていました。

大きなハンマーが最大の特徴ですが、このハンマーから繰り出される専用技「デカハンマー」というものがあります。はがねタイプの物理技で威力がなんと160。命中率も100ですがデメリットが連続して出せないというもの。意外とデカヌチャン自身の攻撃はそこまで高くないようですが、それでもこの威力でしかもタイプ一致技、これはなかなか強いです。私もいまだにお世話になっています。また、なんと素早さもそこそこあるという。補助技も色々覚えられるようで、対人戦でも使用されることがあるようです。

そしてこのデカヌチャンのせいで被害を受けているのがどうやらパルデアにいるアーマーガア。ガラル地方では「そらとぶタクシー」の仕事を担っていたアーマーガアですが、デカヌチャンのスカーレットの図鑑説明には「ハンマーで岩を殴り飛ばして空飛ぶアーマーガアを狙う」と…。このせいでパルデアのアーマーガアはそらとぶタクシーの仕事が難しいため、イキリンコという鳥ポケモンが担当しているようです。アーマーガアかわいそう。

ちなみにパルデアの大穴の中にあるエリアゼロという場所ではたくさんのアーマーガアを見かけます。デカヌチャンが生息していないのでここでひっそりと暮らしているのでは、という話をしている方がいましたが、実際そうなのかもしれないですね。

デカヌチャンの大きなハンマーはさらにデカヌチャン自身がその上に乗って寝るという、ベッドのような役割もどうやら果たしています。手持ちに入れてボールからポケモンを出しているとよくしばらくするとポケモンが寝てしまいますが、デカヌチャンはなんとハンマーを置いてその上で寝始めるという…。ハンマーの扱い、それでいいのかな…いや、寝ている間に奪われないようにするにはそれがいいのか。ちなみにハンマーの重さは100キロを超えるらしい。図鑑には重さは112.8kgとあるのですが、殆どがハンマーの重さかな…。

それにしても、性別がメスのみのポケモンで他にもそういったメスだけの種類やオスだけの種類っているのですが、どうやって繁殖してるのだろうか……。無機物っぽいポケモンならともかく、デカヌチャンとか一体どうやって増えているんだろう………。人の手ならメタモンと一緒にすればタマゴができますが、はて……？

今回は以上です。新ポケモン、今回もどれも個性的で面白い……！！