ポケモンについて語るその74 ドクケイル
今回はドクケイルについて語りたいと思います。
ドクケイルはポケットモンスタールビー・サファイアで初出のポケモン。図鑑番号269番のむし・どくタイプのポケモンです。マユルドの進化後です。
ホウエン地方では序盤に出てくる虫ポケモンであるケムッソの最終進化で、シンオウ地方やヒスイ地方にも登場していますね。ケムッソの厄介なところは進化先がカラサリスとマユルドの2種類あり、どちらに進化するのかは完全にランダムであるということです。2種類の進化先がいるポケモンは存在しますが、現在完全ランダムに分岐するポケモンはケムッソのみです。なので、最終進化であるアゲハントかドクケイルを狙うのがなかなか難しくなります。
アニメではそれが逆に生かされているような話があります。現在放送中のシリーズでは、ゴウが分岐進化であることは調査済みであったため、アゲハントとドクケイルどちらとも手に入れるためケムッソを3匹捕獲します。3匹もいれば大丈夫だろう・・・というのはまぁなんとなくその後の展開がわかってしまいますが、3匹すべてマユルドに進化。がっかりしますが、その後ちょっとしたトラブルを乗り越え3匹とも無事ドクケイルへと進化します。ゲーム内でも何匹か用意してもなかなか狙った方にケムッソが進化してくれない・・・なんてこと、ありますね。
ホウエン地方が初舞台となったアドバンスジェネレーションシリーズでは、ハルカとロケット団のムサシがそれぞれケムッソを手に入れ、ハルカの方はアゲハントに、ムサシの方はドクケイルになります。私はそのあたりのシリーズはちゃんと見ていないので知らないのですが、ムサシのドクケイルはかなり感動する話のようですね。
ドクケイルはあまりバトルでは見ないかもしれないですが、そこまで弱いというわけでもなく甘く見ると痛い目を見るといったポケモンかと思います。全体的な能力は高くないですが、特防が高めで、きっちり育てているとちょっとした特殊攻撃ではなかなか倒せないポケモンになります。覚える技もそこそこ優秀で、どくタイプがあるということで「どくどく」を自力で覚えることが可能です。うまく立ち回れば結構強いかも?
図鑑では夜行性のポケモンで明かりに集まってくる習性があり、草食で街路樹の葉っぱを食べ尽くしてしまうそうです。明かりに集まるのは蛾の習性ですね。羽ばたくと猛毒の粉を振りまくようで、「吸い込むとプロレスラーでも寝込む」くらいだそうですが、例えで「プロレスラー」が出てきていることが面白いですね。とりあえずそのまま吸い込むとやばそうです。
ケムッソから進化させていくとなると、カラサリスかマユルドかは完全ランダムと書きましたが、どちらに進化するかは実は事前に決まっており、リセットをしてもどちらへ進化するかは変わりません。これが面倒くささを逆に増している要素です。育成でも悩まされる要素ですが、色違いのケムッソを捕まえたとなると一体どちらに進化するかでなかなか悩ましい問題になりますね。
エメラルドで初めて色違いのケムッソと出会ったのですが、こちらはカラサリスに進化し、現在アゲハントです。その後程なくしてダイヤモンドだったかプラチナだったかでまた色違いのケムッソに出会い捕まえたのです。次はマユルドがいいなぁ・・・と思っていたのですが・・・カラサリスに進化してしまいました。ショック。
そしてだいぶ長い時が経って・・・ポケモンGOの方で、色違いのケムッソに出会いました!ただ1匹だけだと進化先にまた悩まされそうなので、2匹目に出会うまで進化は保留にしていました。さらにもう1匹の色違いのケムッソに出会ってから、最初に出会った方を進化させました。それはもうドキドキでしたが・・・ついにマユルドへ進化してくれました。めちゃくちゃうれしかったです。こんなに進化先でドキドキすることは他のポケモンではなかなか無いですね・・・。厄介すぎます・・・。
先日発売したレジェンズアルセウスでは、私にとっては最初に進化させたのがケムッソで進化先がマユルドになりました。そしてすぐにドクケイルに。初めてのヒスイ地方での進化となったのでちょっと感慨深いです。レジェンズアルセウスの進化エフェクト、めちゃくちゃかっこいいですね。その後悩んで現在手持ちにいる虫ポケモンはガーメイルなのですが・・・(シャイニングパールの縛りプレイで本当に気に入ってしまった。)でもドクケイルも手放しづらかったです。まぁまだそちらのほうは手探りで手持ちも入れ替えながら進めている状態ですが・・・。
今回はここまでになります。アルセウス、とても楽しいですね。新しいリージョンフォームのポケモンや新ポケモンなど・・・まだあまり進んでいないのですが、事前に発表されていなかったポケモンに出会うとかなりテンションあがりますね・・・!!