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ポケットモンスター Let's GO ピカチュウ・Let's GO イーブイ攻略記事 【アドカレ用記事】

こんにちは。ポケモンマストドンアドベントカレンダー2024年12月13日分の記事です。

今回は「ポケットモンスター Let's GO ピカチュウ・Let's GO イーブイ」(以下「ピカブイ」)に関する記事となります。なぜ今このタイミングなのかは深い意味はないのですが、あまピカブイの仕様に関してまとまっている記事ってそんなにないな…と思い、作成した次第です。この機会にピカブイをやったことある人も、やったことのない人も、ピカブイに関して色々知ってもらえたら、と思います。

なお、今回はピカブイの主な要素である「捕獲」に関するお話となります。ストーリー等の解説はありません。

 

 

ポケットモンスター Let's GO ピカチュウ・Let's GO イーブイについて

まずピカブイの概要から。殆どの方がご存じかと思いますが、ピカブイはNintendo Switchにハードが変更されて初めてのポケットモンスターシリーズのソフトとなります。ゲームのシステムが他とは違う部分があるため、本格的には「ソード・シールド」からとはなりますが、公式ではこのピカブイもポケットモンスターシリーズの一つとされています。位置づけとしては、初代の「ポケットモンスターピカチュウ」のリメイクで、主人公格のポケモンイーブイが追加された形となります。「ピカチュウ」でもライバルが使用していましたので、あまり矛盾はありませんね。

あまり「ポケットモンスター」シリーズの一つとはみなさない人も多いソフトになりますが、理由が野生ポケモンと遭遇した時に戦闘するのではなく捕獲することによって手持ちのポケモンを育てていく、というシステムにあります。これはアプリゲーム「ポケモンGO」の仕様と同じであり、ゲームタイトルからもわかるように「ポケモンGO」のユーザーを取り込む目的もあるかと思います。実際に「ポケモンGO」と初めての連携がされたソフトもこのピカブイであり、ピカブイに登場する151+αのポケモンであれば無制限にポケモンの移動ができるようになっています。種類は限られますが、移動させるポケモンの数に制限のあるポケモンHOMEへの移動より場合によってはこちらの方が楽な時もあります。

また、「ソード・シールド」より前のソフトなのでダイマックスやテラスタルはありませんが、メガシンカは実装されております。解禁されるのはかなり後になりますが、登場するポケモンの中でメガシンカをするポケモンは全てメガシンカ可能です。そして、アローラ地方のリージョンフォームも野生ではないですがゲーム中で手に入れることが可能となっております。初代やFRLG、HGSSとは違ってフェアリータイプも追加されているため今まではまた違ったカントー地方での戦闘が楽しめます。

 

・ピカブイの野生ポケモン捕獲に関する仕様について

さて、ここから本題なのですが、ピカブイは先ほど書いた通り野生ポケモンと遭遇すると戦闘ではなく捕獲となります。ポケモンGOをプレイしたことがある人はわかりやすいかと思います。そこでこの「野生ポケモンの捕獲」に関して、公式で出されている情報・公式からはっきりと公に出されていない情報どちらも含めて、様々な仕様が存在するのでそれに関して語っていきたいと思います。「捕獲した野生ポケモン個体値」や「色違いポケモンの確率」などが変化していくので、これを極めると理想の個体をかなり手に入れやすくなります!なお、ピカブイについては「タマゴ」は無いので、「孵化厳選」というものは存在しません。その代わりがこの「捕獲」になっています。

 

まず野生ポケモンと遭遇した時の画面を元にしてお話をしていきます。なお、今作はシンボルエンカウント方式となっており、ランダムエンカウントは一切存在しません。また、色違いポケモンはフィールド上で識別可能となっています!

右にいるラッタが色違いとなっています。

 

 

野生のビリリダマと遭遇した時の画面です。ポケモンGOをプレイしたことがある人なら似ていることがよくわかると思います。他のソフトだと「たたかう」のコマンドが「かまえる」となっていますね。こちらを押すと実際に捕獲が始まります。「バッグ」はわかるかと思いますが道具を使用したりボールの変更を行えます。「ヘルプ」では捕獲画面についてのヘルプを見ることができ、こちらも捕獲へ移行します。「逃げる」はそのままで、どんなポケモンと遭遇しても逃げることが今作では可能です。

ポケモンにあるリングが捕獲するときにボールを当てる目安となる部分ですね。このあたりの仕様はポケモンGOとほぼ同じとなっております。リングの色が緑→黄色→赤の順に捕獲率が下がります。現在のこの状態だと捕獲率が低い状態で、ボールを当ててもポケモンが出てしまう確率が高いです。ボールを投げるアクションについてはテレビモードではスティックを使用、携帯モードだとジャイロセンサーを使用してポケモンを捕獲することになり、やりやすいのは圧倒的に携帯モードです。ただ、実際に投げるモーションをして楽しく遊べるのはテレビモードです。他にもそれぞれのモードでできること・できないことがあるのですが、今回は省きます。

ポケモンのステータスに関しても、ポケモンGOに近くレベルとCPが表示されています。CPはそのポケモンの総合的な能力の高さを単純に表したもので、ピカブイでは他のソフトでもお馴染みのHP・こうげき・ぼうぎょ・とくこう・とくぼう・すばやさの合計と関わってきます。ポケモンGOとは違いこちらはしっかりと6種類の能力が存在します。もちろん個体によって差が存在しますが、ピカブイではすべての能力を「アメ」によって底上げすることが可能。他ソフトと違って合計の上限がありません。まあ、仕様の違いからか他のソフトに移動させたらこれらはリセットされてしまいますが…。

 

少し話が脱線しました。それでは捕獲後の画面を見せながら、さらに捕獲に関する仕様について説明します。

ピカブイでは、ポケモンを捕獲すると経験値が手持ちポケモンに入ります。もちろんトレーナーとの戦闘でも経験値は入りますが、基本トレーナーとの再戦ができないのでレベル上げとなると野生ポケモンの捕獲がメインになるかと思います。ピカブイではなんと捕獲の上手さによってもらえる経験値が変化し、上手くいけば一気に多くの経験値を得られます。ポケモンGOのように「ナイススロー」「グレートスロー」「エクセレントスロー」があるだけでなく、ワンショット(1個目のボールで捕獲)やコンボボーナス(同じポケモンを連続で捕獲)、サイズボーナスもあります。カーブボールのテクニックスローなんかもあるようですが、これはテレビモードにしないと出来ないですね。とにかくもらえる経験値が捕獲によって大きく変化するのが特徴です。考え方によってはレベル上げがだいぶ楽だったり。

また、捕獲と同時にアイテムを得られることもあり、表示されているのはズリのみだけですが能力を上昇させるアメも手に入れることができます。手に入るアメは捕獲したポケモンによって変化します。きのみの種類はズリのみ・ナナのみ・パイルのみで、こちらの効果はポケモンGOに準拠しており他のポケットモンスターシリーズとは異なっています。

 

そしてさらに捕獲したポケモンの詳細画面に移行します。

同じポケモンを連続で捕獲すると「れんぞくゲット〇 せいこうちゅう!」と表示されます。この「連続ゲット」がピカブイの最大の特徴であり、ポケモンGOにもない概念かと思います。後ほど詳しく解説します。そしてここに表示されているステータスで「捕まえた数」も表示があり、これは累計の捕獲数ですがこちらもなんと影響を受けるものがあるので後で解説をします。

 

なお、ピカブイで登場するボールですが、モンスターボール・スーパーボール・ハイパーボール・マスターボールモンスターボールをまとめ買いした時にもらえるプレミアボールのみとなっています。これについては味気なさがありますが仕方がないですね…。また、育成にボールを使うならお金がかかるのでは!?とありますが、確かにショップで買う必要はありますがたくさん必要となるために値段は他のソフトよりも安く設定されており、モンスターボールが100円、スーパーボールが300円、ハイパーボールが500円と格安になっています。

また、それでもお金も足りなくなってしまいボールもなくなってしまった…!!という場合のためにボールが9個以下の時に10個モンスターボールを渡してくれるおじさんが3人存在します。さすがに救済措置が存在していますね。最悪買わなくてもなんとかなる!!

 

さてまた話が脱線したので元に戻します。大事な連続ゲットボーナスのお話です。

 

・連続ゲットボーナス

自分が把握している限りではピカブイだけの仕様かと思われる(他のソフトでも存在していたらごめんなさい)「連続ゲットボーナス」。同じ種類のポケモンを連続で捕獲している時に発生するボーナスで、様々なボーナスを得られるものです。さらにピカブイの場合この連続ゲットボーナスは「30匹連続」で上限を迎えるので、かなり気楽に狙うことのできるボーナスとなっております。関わるものと言えばだいたいこのあたりでしょうか。

・捕獲ポケモン個体値V3確定

・大きいポケモンor小さいポケモンの出現率上昇

・色違いポケモンの出現率上昇

・普段は出現しないポケモンの出現

いや、ボーナスがデカい。高個体値狙いも、色違い狙いもでき、それらを兼ねた厳選もかなりしやすいです。これがたった「30匹連続」で可能となります。「300匹」ではないです、「30匹」です。出現率の低いポケモンだと多少大変ですが、それでもシンボルエンカウントなので連続ゲットはかなり狙いやすいです。

さらに、この「連続ゲット」、仕様としてかなりやりやすいものとなっており、「相手から逃げられたら連鎖は切れるが自分から逃げた場合は途切れない」という仕様があり、仮に間違って他のポケモンと遭遇してしまっても自分からすぐ「逃げる」を選択すれば問題ありません。「相手から逃げられる」に関してですが、こちらはポケモンGOと仕様が似ていて一度でもポケモンにボールを当ててポケモンがボールから出てしまった場合、野生ポケモンが逃げる場合があります。ピカブイについては逃げる前に予兆となる動きがあり、ポケモンがリングの表示がある状態で威嚇をしているとそのあとに逃げる可能性が高いです。もし確実に連続ゲットを狙うなら、一度ボールを当てて捕獲できなかったら自分から逃げてしまうのが良いと思います。

なお、「普段は出現しないポケモンの出現」とは、特定の種類のポケモンは連続ゲットボーナスが発生している間だけフィールド上に出現するというもので御三家ポケモン達やラッキー、カビゴンなどがこれに当たります。詳しくは各自調べてね!(おい)

ちなみに、ピカブイには「ひかるおまもり」が存在しており、例によって図鑑を埋めたらもらえます。連続ゲットとこの「ひかるおまもり」の効果はおそらく重ね掛けされます。連続ゲット30匹の状態で3倍、おまもりの効果で3倍となるのでこれらが重ね掛けされるとかなり色違い出現率を上げることが可能となります!

なお、注意点としてソフトを一度終了させてしまうとこの連続ゲットは途切れてしまうので、連続ゲットボーナスを使って厳選している間はその本体で他のゲームができません!ご注意を!!(経験済み)

 

・捕まえた数(累計捕獲数)に関わるボーナス

先ほどの「連続ゲットボーナス」は公式からも出されている情報で、攻略本等にも記載があるものです。しかしこちらはおそらく公式からは出されておらず、一部の人しか知らないものかと思います。捕まえた数が多ければ多いほど、なんとそのポケモンの捕獲率が上昇する、というものです。

こちらに関しては上限まで達する数が少し多めで捕まえた数(累計捕獲数)が100匹に到達すると上限を迎えます。ハイパーボールでも捕獲がしづらいポケモンでも、累計で100匹捕獲すればだいぶ捕獲がしやすくなる、といったもの。きんのズリのみと組み合わせれば通常時捕獲が困難なポケモンでもモンスターボールやプレミアボールでの捕獲が狙えるようになります。

これはたまたまピカブイでの情報を調べた時にどこかで見かけて「本当なのか…?」と思い実際に自分で試したところしっかり確認ができました。今回それをまた見せたいと思います。結構これを利用してたくさんのポケモンを捕獲しているので今回なかなか対象となるポケモンを選ぶのが難しかったのですが、まだ色違い厳選をしたことがなく捕獲率も低めのビリリダマがいたので選ばせて頂きました。実際にやってみたいと思います。

先ほど連続ゲット2回目の画面を載せたときにはまだ累計捕獲数4匹でした。モンスターボールをかまえていると赤リング。ハイパーボールでも黄色リングでした。そこからさらにビリリダマをひたすら捕獲していきます。無人発電所を徘徊する少女。とても怪しい。

 

そして連続ゲットが50越え、累計捕獲数も55以上に達したあたりで…

連続ゲット55回なので累計捕獲数57です。

 

スーパーボールで黄色リングになりました。

ハイパーボールをかまえると緑リングに…!捕獲率が上昇しています。(画像下手くそでごめんなさい)スーパーボールで黄色リングに移行しています。さらに捕獲していくと…

スーパーボールで緑リングになりました!モンスターボールで黄色リングです。

連続ゲット100、累計捕獲数も100超えると、スーパーボールで緑リングの表示となりました!!捕獲率が低かったビリリダマがかなり捕獲しやすくなりました!今回は残念ながらこの時点で色違いは出ていませんが、この後色違いが出てきても逃がす確率をかなり低くできます。累計捕獲数に関するこの情報は公にされていないので確認できた時はかなり驚きましたし、これ以降100匹は捕獲するようにしています。

この累計捕獲数、ポケモンGOから連れてきたポケモンももちろんカウントされるので、ポケモンGOから連れてきて「GOパーク」(ピカブイでは再度ゲーム内で捕獲する必要があるのでちょっと面倒)で捕獲して捕獲率を上げることも可能。連続ゲットボーナスも稼げます。

 

GOパークを利用すれば、通常フィールドに出現しないポケモンでも連続ゲットボーナスを狙うことが可能です。通常フィールドに出現しないポケモンを連続ゲットボーナスで捕獲した場合そこで連続ゲットが途切れてしまいます。しかし、例えば大量のヒトカゲポケモンGOから連れてきて30匹GOパークで捕獲し、ヒトカゲが連続ゲットで出現するフィールドへ行くとそのままヒトカゲが出現するようになっており色違いや高個体の厳選ができます。この方法でラッキーの色違いを厳選して捕獲したことがあります。ゲーム内で全く野生で出現しないポケモン(化石ポケモンなど)は厳選不可ですが、一見厳選できなさそうなポケモンでもこうしてちょっとした工夫で厳選ができます(ポケモンGOのプレイが必須ですが…)

一度移動させたポケモンを再度捕獲するのは面倒ではありますが、ボーナスを利用できるという点では利用価値もあるという…ちょっとしたテクニックです。

ポケモンGOも利用して捕獲した色違いラッキーです

さらに、厳選に関わる話では、ピカブイでは出てくるポケモンの「せいかく」を操作することができ、タマムシシティのポケモンセンターにいるうらないしにお金を払うと、好きな「せいかく」の野生ポケモンの出現率を上げることができます。これと連続ゲットボーナスを組み合わせることで、バトル用のポケモンの厳選も比較的しやすくなっています。

…まあ、「ソード・シールド」以降アイテムでかなりこのあたりの厳選はしなくても済むようになってきてはいますが。それでも自力で捕獲したい!という方にはおすすめです。

個体値がすごい色違いニョロモ ここまで行くのは珍しいですが…



ということで今回はピカブイについて、主に捕獲に関するシステムについて語っていきました。ピカブイそのものもあまりプレイしたことがない人がいると思いますし、プレイしたことがあっても知らなかった要素がある、という人もいるかと思います。この機会にぜひピカブイもプレイしてみて下さい。今回は触れていませんが、連れ歩きも楽しいですよ!

ぶい!!


ちなみに色違いのビリリダマを狙っていたのですが、数時間粘ったのですが出てきませんでした…出ないときは出ない、かなしいね