とあるヒノアラシのブログ

たまに放置しますが忘れていません…。

ポケモンについて語るその92 アノクサ

今回はアノクサについて語りたいと思います。

アノクサ ポケモンバイオレットより

アノクサはポケットモンスタースカーレット・バイオレットで初登場したポケモンで、くさ・ゴーストタイプ、分類はころがりくさポケモンです。アノホラグサというポケモンに進化しますが、スカーレット・バイオレットでの進化方法は手持ちの先頭に入れて連れ歩きをして、1000歩以上歩いた状態でレベルアップをさせるというもの。スカーレット・バイオレット初登場のポケモンには何匹かこの進化方法のポケモンがいますが、ゲーム内にヒントはあるもののなかなかわかりづらく面倒な進化ですね…。

砂漠地帯などのフィールド上でころころいきなり転がってくるので、初めて見たときは一体これはポケモンなのかと驚きました…。エンカウントしても名前も見た目もちょっとインパクトがある(?)のですごく印象に残る新ポケモンでした。シンボルエンカウントだと、こういった特徴のある動きをするポケモンはフィールド上で見ているだけで面白いですね。

元ネタは実際に乾燥地帯にある風に吹かれて転がってくる枯草のかたまり。タンブルウィードと呼ばれるものだそうで、特定の種類の植物という訳ではなく乾燥地帯にある植物のいくつかがこのようになるようです。根本から折れて枯れてはいますが、この状態で転がりながら種子をまいていくそうで、生存戦略の一つのようです。これは初めて知ったのですごい…。とはいえたくさん転がってきて道路や街中などに被害を及ぼすのだそうで、家がこれらの草でおおわれるなんで事件も起きているそうな…日本では起こらないですが、そんなことまで起こるとはとんでもない…。

アノクサはゴーストタイプが付いており、図鑑によれば成仏できない魂が枯草を巻き込んでこの姿になったとのこと。魂って枯草を巻き込めるのか…。ゲーム内では見た目は皆同じですが、実際はいろんな見た目のアノクサがいそうですね。大きさも巻き込んでる枯草の量によって違いそう。ある程度大きくなってきたら進化…という感覚なのでしょうか。

それにしてもフィールド上での動きも一度見たら忘れられませんが、名前もある意味インパクトがありますね。スカーレット・バイオレットの新ポケモンは「名前が安直では!?」なんて言われているようですが、初代のポケモンたちを彷彿とさせるので私は結構好きです。というか初代のポケモンは皆慣れ切っているから感覚鈍っているかもしれませんが、だいぶ名前が簡素です。アノクサと似たようなネーミングのポケモンだとよく上げられるのが「ナゾノクサ」でしょうか。なんか進化関係ありそうな感じがしてくる、うん。

通常の特性はこのアノクサと進化したアノホラグサ専用の「かぜのり」というもので、風系の技を受けるとダメージを受けずに攻撃が上がるというもので、味方の場が「おいかぜ」状態になっている時でも発動するのだとか。風に乗って移動していくアノクサならではの特性で面白い効果ですね。スカーレット・バイオレットの新ポケモンたちは個性的な特性や技を持っていることが多く、色々と試したくなりますね。

ちなみに、今回アノクサを取り上げたのは、別の記事で書いたのですがレイドでアノクサの色違いを捕獲したからです。ちょっと色が通常よりも薄くなっています。なかなか見分けづらいのが難点。その辺転がっている場合は見分けがつくのだろうか…。

今回は以上になります。新ポケモンはなかなかまだネタが多くはないですが、個性的なポケモンが多くて意外と色々書けてしまう…?