とあるヒノアラシのブログ

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ポケモンについて語るその115 ゴリランダー

今回はゴリランダーについて語りたいと思います。

ゴリランダー ポケットモンスタースカーレットより

ゴリランダーはポケットモンスターソード・シールドにて登場したポケモンで、全国図鑑812番のくさタイプ。ソード・シールドで最初にもらえる3匹のポケモンのうちの1匹、サルノリが最終進化した姿となります。

サルノリの時から木の棒を使ってリズムを取る、ということをしますが、最終進化のゴリランダーになると木のスティック2本に切り株のドラムも出てきてリズムをとり、それをさらに攻撃にも使います。専用技に「ドラムアタック」があり、これはまさにその切り株ドラムを使った攻撃ですね。

見た目や名前からわかる通りモチーフはゴリラで、進化前は普通のサルだったのですが逞しい体つきのゴリラに進化。普段は温厚ですが縄張りを荒らすものには容赦をしないという現実のゴリラに則したものになっています。

くさタイプポケモンというと不遇のイメージがありますが、ゴリランダーはその能力値と特性、覚える技などがかなり恵まれており、ソード・シールド時代はランクマッチでの使用率もかなり高いという、くさタイプの中でもトップクラスの強さを誇ります。

その逞しい見た目の通り能力値は物理特化で、覚える技もくさタイプポケモンとしては豊富で、トリッキーな戦い方が合うようです。ソード・シールド発売からしばらくして隠れ特性が解禁されたりキョダイマックスが追加されたり、新技を習得したりするとさらに強くなり、シングルバトルでもダブルバトルでも見かけることの多いポケモンとなりました。スカーレット・バイオレットでもすでに登場しており、ソード・シールドの時ほどではないようですが、ダブルバトルを中心に今でもバトルでは人気のポケモンのようです。

私は初めてシールドをプレイした時にサルノリを選んだので、思い入れのあるポケモンですね。最近は御三家ポケモンで迷った時はくさタイプにするのですが、ゴリランダーは冒険の旅でもかなり活躍してくれてました。覚える技の種類が多めなので、技マシンや技レコードを使用してどの技を覚えさせるか迷った記憶があります。基本的に手持ちの先頭にしていましたが、弱点の多いくさタイプとはいえあまり困ることはありませんでした。図鑑の説明文に書かれているゴリランダーの特徴と合わせて、かなり気に入りました。サルノリを選んでよかったです。

他にもソード・シールドのゲーム内では、バンド「マキシマイザズ」のドラマーとしても登場し、エンディングのムービーにも出てきます。音楽に関わりのあるポケモンの一匹として、ポケモン初音ミクのコラボイラストでもくさタイプ枠として選ばれました。力強くドラムを叩く姿は本当にカッコいいと思います。

ポケモンスカーレット・バイオレットでは、「最強のゴリランダー」のレイドが過去に行われ、そこでパルデア地方で登場しました。テラスタイプがノーマルタイプというもので、難易度としてはそこまで高くなかったような気がします。それでもしっかり対策を取らないと最強ポケモンのレイドは難しいですが…。

ゲーム内では多々の活躍を見せているゴリランダーですが、アニメではあまり登場する機会が無く、ソード・シールド時代のアニメ「ポケットモンスター」では、最終盤のワールドチャンピオンシップスでダンデが手持ちに入れていたのが最も活躍したところでしょうか。同じガラル御三家最終進化ポケモンのエースバーンやインテレオンと比べるとゲーム内以外での登場機会があまり見られないのが少し残念なところです。今後に期待したいところですね…!

 

今回は以上となります。ガラル地方の最初のポケモン達はどれも最終進化でもタイプが一つですが、それぞれ強みがありなかなか面白いですね。その中でもくさタイプ最強格…本当にすごいです。