ポケモンについて語るその49 オコリザル
今回はオコリザルについて語りたいと思います。
オコリザルは初代からいるポケモンで、図鑑番号57番のかくとうタイプのポケモン。マンキーが進化した姿です。名前の通り基本的に怒り続けているポケモンですね。
いつでも怒っていて、図鑑の説明文もひたすら怒り続けていることが書かれています。周りに誰もいないと時は怒るのをやめているそうですが、ちょっとでも視線を感じたらどうやら怒り出すそうなので、怒っていないのを見るのは難しいんだとか。逃げたら怒り、どこまでも追いかけてくるという恐ろしいポケモンです。ですが、ポケモンサンの図鑑には、怒り過ぎが理由で死ぬこともあるんだそうで、そのときの顔はとても安らかだと書かれており、ちょっと話題になりました。オコリザルの安らかな死に顔・・・私もとても気になります・・・。
オコリザルといえば、公式の設定でモンスターボール開発のきっかけとなったポケモンなんだそうです。詳細を知らなかったのですが、公式から出ている本などに載っている話だそうです。全てのポケモンには衰弱すると身体を縮小させて狭いところに隠れるという本能が備わっているらしく、その性質の発見のきっかけがオコリザルなんだとか。もちろんこれと矛盾した設定が出てくることもあるようですが、そこはまぁよくあることとして・・・一部の人にはオコリザルといえばこのエピソードが出てくるようですね。
私はなぜか初代アニメのサトシのオコリザルが思い浮かぶことが多いです。サトシの手持ちにいたのはかなり短いのですが、サトシの帽子がお気に入りでよく奪って被っている様子が出ていたから覚えているんだと思います。なかなかサトシの言うことは聞いていませんでしたが・・・。
他にも、漫画「ポケットモンスタースペシャル」のイエロー編で、オコリザルをボスとしたマンキーの群れが出てきます。イエローとグリーンの2人が襲ってきた群れを相手するのですが、群れが襲いかかってきた理由が環境問題で周囲のすみかの餌が減ってきたというもの。オコリザルを倒して群れを落ち着かせた後、イエローが自ら持つ癒やしの能力でオコリザルを回復させるシーンは割と印象的です。さすがにその時は怒っていないので、オコリザルが大人しい貴重なシーンなのかも・・・?
そういえば、私はVCのピカチュウ版で殿堂入りまでオコリザルを手持ちに入れていました。ピカチュウ版では、最初のタケシ戦がピカチュウでは苦戦するため、救済措置として序盤にマンキーが出現するようになっています。レベルアップでかくとう技のけたぐりを早く覚えるようになっており、マンキーを捕まえたらタケシ戦がかなり楽になるということです。私は序盤で手に入れたマンキーをそのまま手持ちに入れていて、殿堂入りまで一緒にいました。初代の時点では素早さが高めのかくとうタイプポケモンでした。今はそこまで目立たない存在になっているようですが・・・。
ゲーム内でポケモンをかわいがることのできるポケパルレ・ポケリフレという機能が3DSのポケットモンスターシリーズには存在していますが、そこでオコリザルをかわいがるともちろん喜んだりするのですが、顔にある怒りの筋って消えないんですよね。なので本当に喜んだり笑ったりしているのかわかりづらい・・・というか本当に喜んでいるんだろうかと怪しくなります。とても不思議な感覚になりますね・・・。
ちなみに、初代や一部のソフトでゆびをふるを覚えられるポケモンでした。オコリザルのゆびって一体どこだ・・・?となりますが・・・というか覚えられることがちょっと驚きです。さらネコにこばんも初代とピカブイで覚えられます。ネコにこばんってニャースの代表的な技ですが、なんと一部のポケモンも覚えられます。しかも猫要素が無いのになぜこのポケモンが・・・?というポケモンが覚えたりするんですよね。謎です・・・。
オコリザルってふさふさした丸っこい身体、立っている2つの耳が割と可愛いポイントだと思うのですが、その怒った顔、そしてずっつ怒り続けているため余程でないと近づけなさそうであるため、やはりどちらかというと出会うと怖いポケモンですね・・・。
今回は以上になります。ゲーム内ではあまり触れられていないけれども、他のメディアで公式で出ている設定もなかなか面白いですね。もちろん矛盾する話が公式で他の場所に出てくるなんてことも多いですが・・・。