ポケモンについて語るその55 イノムー
今回はイノムーについて語りたいと思います。
イノムーはポケットモンスター金・銀にて初出のポケモン。図鑑番号221番のこおり・じめんタイプのポケモン。進化前がウリムーで、ポケットモンスターダイヤモンド・パールよりマンムーへ進化するようになりました。こおり・じめんタイプの組み合わせのポケモンは2021年現在、このウリムー・イノムー・マンムーしかいません。
モチーフは見た目からもわかりやすいイノシシ。図鑑分類もいのししポケモンになっています。ウリムーから身体がかなり大きくなり、頭(?)がかなり大きくなりました。とはいえイメージよりは小さめでその高さは1.1mと小さめです。これがマンムーまで進化すると2.5mとなるのでかなり巨大になりますね。
イノムーというと個人的には真っ先に思い浮かぶのがジョウト地方チョウジタウンのジムリーダー、ヤナギさんでしょうか。こおりタイプの使い手であり、切り札となるポケモンがイノムーです。ヤナギさんはジョウト地方のジムリーダーの中で最年長であり、イノムーは見た目も相まってかなりぴったりなポケモンだと思っています。アプリゲームのポケモンマスターズでは最初に登場していたのはパウワウでしたが・・・。
イノムーの進化先マンムーが追加された今では、イノムーが出てくる機会も減っていると思いますが、マンムーとイノムーだとだいぶ雰囲気に違いがある気がしますね。なんとなく進化前であるはずのイノムーの方が歴戦の猛者感がします・・・ふさふさの毛で目が隠れているからでしょうか。
そして、普段はふさふさして長く伸びている毛で見えない目ですが、攻撃時などのモーションの時にその目が見えます。というかこの記事の画像がまさにそれですね。初めて見た時は衝撃を受けましたが、とってもかわいいつぶらな瞳が隠れています。こんなにかわいいポケモンだったのか・・・となりました。愛おしさはマンムーよりイノムーの方が上です。
ふさふさの毛、短い足で動きもかわいらしい感じがします。進化前のウリムーもかなりかわいい動きをしていますが、身体が大きくなってもそこはあまり変わっていない気がします。さらに進化したマンムーになると、足がかなりがっしりして愛らしいちょこちょこした動きがなくなってしまうのがちょっと残念です。
ただ、Newポケモンスナップだと進化前のウリムーと進化後のマンムーは出ているのに、残念ながらイノムーは出ていないという・・・。イノムーも見たかった・・・!!
現在進化後が追加されたため、あまりバトルで見ることはなくなったポケモンだと思いますが、登場当時は数少ないこおりタイプポケモンであり、さらに電気タイプを無効化するじめんタイプ付きということで、特にサンダー対策のポケモンとして活躍していたようです。じめんタイプのポケモンがいると本当に電気タイプの対処がしやすいので、旅をするときは1匹は手持ちに入れたくなります。また、こおりタイプは強力なポケモン揃いのドラゴンタイプポケモンの弱点であるため、こちらも手持ちに1匹でもいるとかなり旅が心強くなるんですよね。
ところで、マンムーへの進化方法なのですが、これがかなり特殊で知らないとわかりづらいと思います。ダイヤモンド・パールで追加された進化ポケモンたちには、特定の技を覚えている状態でレベルアップすると進化する、という種類がいくつか登場しています。マンムーもその1匹ですが、その技はなんとレベルアップでは覚えないというかなり厄介な条件になります。技は「げんしのちから」で、覚えさせるには技思い出しで思い出させる必要があるのです。知らないとわかりませんねこれは・・・。私はダイヤモンド・パールの時は攻略本を買っていたのですぐに知ったのですが、無かったら・・・と思うとちょっと恐ろしいです。
ちなみに、ふさふさの長い毛に目が覆われてしまっているのですが、どうやら目は見えていないよう。その代わり図鑑では嗅覚に優れているとか、音に敏感とかあるので、そのほかの感覚がどうやら優れているようです。ウリムーの時から鼻で周りの様子を探って餌を探しているとあるので、嗅覚はかなり優れていそうですね。ただ、見えないせいで突進を繰り返すという記述もあり、気をつけないと大変なことが起こりそうです・・・危ない・・・。
今回は以上になります。ダイヤモンド・パールで追加された進化ポケモンたちは皆ちょっと厄介な進化方法になっているので、過去作をあまりやっていなくてリメイクをプレイするような人は戸惑う人も多くなりそうですね・・・。ネットですぐ調べられる時代とはいえ、進化方法に驚く人も多そうです。