とあるヒノアラシのブログ

たまに放置しますが忘れていません…。

ポケモンについて語るその68 ヨワシ

今回はヨワシについて語りたいと思います。

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ヨワシ Newポケモンスナップより 
上がたんどくのすがた 下がむれたすがた

ヨワシポケットモンスターサン・ムーンにて初出のポケモン。図鑑番号746番のみずタイプのポケモンです。進化はせず進化前もありませんが、フォルムチェンジで姿や能力が大きく変化するポケモンです。

小さな小魚の姿は「たんどくのすがた」で、こちらが本来のヨワシの姿です。能力値もかなり低く、図鑑の説明文を見ると様々なポケモンに餌にされているそう。「おいしい」と書かかれているのですが、人間も食べているのでしょうか・・・。モチーフはイワシでしょうし、食べられていてもおかしくはないですね。

ただ、1匹だけではかなり弱いヨワシですが、これがたくさん集まって群れを作り、「むれたすがた」にフォルムチェンジすると能力もぐんと上がります。この姿では他のポケモンもおびえて逃げ出し、あのギャラドスでさえも逃げると図鑑に書かれています。みずでっぽうもハイドロポンプをしのぐ威力になる、とも書かれており、実際ゲーム中での上昇した能力で放たれるみずでっぽうは結構強力です。

サン・ムーンでは「ぬしポケモン」の1匹となっており、ただでさえ能力が上昇している「むれたすがた」のヨワシが「ぬしポケモン」のオーラで防御が上昇、さらに雨も降っておりタイプ一致であるみずタイプ技の威力も上がります。そして極めつけは仲間のポケモンを呼び、「てだすけ」で技を強化してきたり「いやしのはどう」で回復されたり・・・。私もここのヨワシはかなり苦戦した覚えがあります。有利なタイプのポケモンがいてもなかなか大変です・・・。

さらに、ウルトラサン・ウルトラムーンでは同じヨワシが出てくると見せかけて「ぬしポケモン」が別のポケモンに変わっているというとんでもない罠が仕掛けられています・・・。前作のサン・ムーンをプレイしたことのある人はおそらくここは驚いた人が多いのでは、と思っています。何のポケモンに変わっているかはあえて書かないでおきます・・・。

ここまでフォルムチェンジをしたヨワシが強力である、という話をしましたが、能力が上昇していると言ってもHPと素早さは変わらないようで、むしろ素早さは低くなっているようです。また、「むれたすがた」になるのはヨワシが20レベルに達していれば登場時に「むれたすがた」になりますが、HPが最大値の4分の1になると「たんどくのすがた」に戻ってしまいます。先手を取りたいところですが肝心の素早さが下がってしまっておりなかなか先手を取るのが難しく、ヨワシを使いこなすのはなかなか難しそうです。

ただ、「むれたすがた」の様子はやはり圧巻で、Newポケモンスナップにも登場しています。レンティル地方には「イルミナポケモン」という他とは違った特徴を持つ、ストーリーの鍵となるポケモンがそれぞれの島に1匹ずつ生息しているのですが、ヨワシがその1匹として登場します。このヨワシはちょっとくせ者で、最初は「たんどくのすがた」のヨワシがたくさん泳いでいるのですが、「イルミナオーブ」というアイテムを何匹か当てて光らせていくと「むれたすがた」になるのですが、はじめはよくわからず何をどう撮影したらよいかわかりませんでした・・・。クリア条件としては「むれたすがた」のヨワシにさらに「イルミナオーブ」を当てて光らせた状態で撮影する、ということなのですが、「むれたすがた」になってもしばらくすると離ればなれに散ってしまうのでなかなか大変です。ただ、美しく光っている「むれたすがた」のヨワシはすごく綺麗なので、うまく撮影ができると嬉しいですね。「たんどくのすがた」のヨワシも可愛いのでつい撮影してしまいます。

ところで、まぁこのヨワシを見て多くの人が真っ先に思い浮かべるのが、小学生の国語の授業で読んだとあるお話の魚だと思います。赤くはないけれど。どうやら現在でも教科書に掲載されているようです。私もその教科書でしたしよく覚えています。話の内容も好きですし、挿絵もよく覚えています。

今回は以上になります。サン・ムーンは独自のシステム「ぬしポケモン」があり、なかなかそれまでと勝手が違って結構苦戦した覚えがあります。難易度は高いですが、それがむしろ面白かったですね。レジェンズアルセウスではどうやら似たようなシステムがあるようなのでとても楽しみです。