とあるヒノアラシのブログ

たまに放置しますが忘れていません…。

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 好きな曲を選んで語る!

ラブライブ!シリーズ、最初はµ'sから始まり、Aqoursができ、そこからさらに今では様々なグループができ展開のされ方も多様になっています。

そのうちの一つ、現在かなり盛り上がっているであろうグループが「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」。新企画としてスタートし、先日惜しくもサービス終了してしまったアプリ「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルオールスターズ(略してスクスタ)」で本格始動、そこからアニメ化され、新作OVA公開、さらにはラブライブ!シリーズ初の劇場版3部作の発表もされています。

実は(だいぶ前にちょこっと書いた記事もあるのですが)私はこの虹ヶ咲が大好きでして…ここにもだらだら虹ヶ咲の説明を書きそうになったのですがあまりにも長くなりそうなのでそこは端折ります。

今回は私個人がそれぞれのメンバーのソロ曲、それぞれのユニットの曲、そして全員曲のなかからお気に入りの曲を選んでそれについて語ろうと思います!ソロ曲・ユニット曲は1曲ずつ、全員曲は3曲…と思ったのですが、全員曲は5曲選びました。他は頑張って1曲に絞ったのですが…いやもう「ヒトツダケナンテエラベナイヨー」状態で大変でした。

個人的な好みや思い出、そして色々なところから選出するようにというのはちょっと考えて選んでます。ごたごた書いていたら本題にいつまでも入れなさそうなのでそれでは始めます。

 

 

 

ソロ曲

上原歩夢 「夢への一歩」

スクスタMVの「夢への一歩」より

私は虹ヶ咲を知ったのがスクスタからで、そこで最初に出会う幼馴染である歩夢ちゃんのこの「夢への一歩」というソロ曲が原点のような感覚です。歩夢ちゃんの曲を選べ、と言われると自然とこの曲かなぁ…と思い選んでいます。アニメから知った方だとまた違うと思います。

「果てしない道でも一歩一歩
 諦めなければ夢は逃げない」

始まりの歌詞ですが、今の虹ヶ咲の盛り上がりを見ると、この歌詞がより一層心に沁みるものがあります。私は企画当初から応援していた訳ではありませんが、アニメ1期より前から見守っていたこともあり、キャストの皆さんの頑張りと実現してきた夢が叶っていく様子を思い返すとすごく感動します。まだまだこれからも展開してくということで、これからも叶っていく夢があるんだろうな、と思うととても楽しみですし、もっと応援したいな、という気持ちになります。

スクスタが先日サービス終了してしまいましたが、主人公である「あなた」が我々ファンのことであり、アニメでは侑ちゃんがその代わりを務めていますが、それでも侑ちゃんは我々ファンの代表という存在だと私は認識しているので、歩夢ちゃんの曲の「あなた」は私たちのことを指していると思うと本当に一つ一つの歌詞がとても感動します。

「あなたがいるから 私も輝ける
 ありがとう」

かなり素朴な歌詞ですが、だからこそ、とても好きです。
時々歩夢ちゃんは愛が重いときはありますけどね。

 

中須かすみ「無敵級⋆ビリーバー」

「無敵級⋆ビリーバー」のCD アニメーションのDVD付きです

迷った挙句かなりベタですが。この曲は初期の頃に「PV付きソロ曲」の企画で投票でかすみちゃんが選ばれて作成された曲で、虹ヶ咲の中ではちょっと特別な曲ですね。専用のアニメPVが存在しており、もちろんこの曲の衣装もあります。

そういった事情がなくてもこの曲はかなり好きです。かすみちゃんは普段は自信たっぷりの態度を取っていますが、そのかすみちゃんが裏ではちょっと弱気になることもある…そんな様子が歌詞から伺えて、かすみちゃんの強さ、かわいさがたっぷり詰まっていると思います。

「この世界中でたった一人だけの私を
 もっと好きになってあげたい」

「この世界中の全員がNoだって言ったって
 私は私を信じていたい」

サビに入る前のこの歌詞が私は特に好きです。私はあまり自分に自信がないので、こうして自分に自信をつけようと頑張るかすみちゃんはすごいな、と思います。こういった気持ちでいたいな…と。決してこの歌詞では「好きになる」「信じる」と言い切っていないんですよね。そこが色々工夫をして頑張っているかすみちゃんの気持ちが表れているような気がします。

 

桜坂しずく「Solitude Rain」

TVアニメオフィシャルブック 58Pより

虹ヶ咲のアニメ1期第8話の挿入歌であるしずくちゃんのソロ曲です。自分をさらけ出すことを恐れていたしずくちゃんが、同じ同好会のかすみちゃんに背中を押され、自分を表現していくようになる話で、この曲はそんなしずくちゃんが演劇部の方の公演で披露する形となっています。

周りとあまり趣味の合わないことを気にして「演じる」ことに興味を持ち、演劇もやっているしずくちゃんですが、演劇部での役を降ろされそうになってしまうことから悩みます。悩んでいることすら隠すしずくちゃんですが同好会メンバーでもあり同じ1年生の璃奈ちゃんやかすみちゃんにはお見通し…。アニメ1期の話の中でもかなり好きなエピソードです。

「私じゃない完璧な誰かには
 もうなれなくたっていい
 偽るのはもうおしまい」

誰からも非難されないよう、”完璧”を演じてきたしずくちゃんが、そんなことをするのはもうやめようという気持ちが表れている部分です。「私じゃない完璧な誰か」という表現がかなり好きです。

「世界でひとりきりの
 私になる覚悟なら
 できているから」

この部分はかすみちゃんのところで出した「無敵級⋆ビリーバー」の歌詞「世界中でたった一人の自分」という歌詞をふと思い出します。自分に自信を持とうといつも頑張っているそんなかすみちゃんに励まされたしずくちゃんが、自分も自分に自信を持とうとする、そんな誰かを応援していきそれが繋がって広がっていく虹ヶ咲のストーリーや曲がすごく好きです。

「"Hello, This is me.”」

今まで自分を偽って演じてきたしずくちゃんが、ありのままの自分を受け入れようとする気持ちを表現したこの歌詞で終わるのがとても好きです。

 

朝香果林「Turn it Up!」

スクスタの果林ちゃんのキズナエピソードのスチル

4thアルバムに収録されているソロ曲で、スクスタのキズナエピソードにて映画研究部の作品に協力するというお話で披露されたものになっています。果林ちゃんといえばセクシーさを出すのが一番の個性かと思いますが、この「Turn it Up!」の爽やかでちょっと可愛い感じの果林ちゃんが個人的に好きで選びました。

曲に関するお話としては、サックスに打ち込む主人公を表現するということで音楽に関わる用語が歌詞のところどころに出てきており、音楽用語を使って表してる青春が面白くて素敵だと思います。そしてそれを表現する果林ちゃんもとても素敵です。

「女の子はいろんな顔あるんだから
 AサイドBサイド どっちとも
 いっさいがっさい 愛してね
 どんな私だとしても 全て受け入れてほしいんだ」

本来映画研究部の作ったお話の登場人物を表現している設定ですが、この歌詞が果林ちゃんそのものにも当てはまるかなぁと思っています。読者モデルもしていてプロポーションに自信を持っている果林ちゃんですが、そんな「モデルの果林ちゃん」だけでなく色々と可愛い部分やちょっと抜けているところもあり、普段は周りに見せない姿があってもそういった部分も含めて果林ちゃんであり、スクールアイドルをしている間は色々な顔を見せる…そんなことを思ってしまいます。

「隠していた訳じゃないけれど
 今日は全てさらけ出したい気分」

お話の登場人物の気持ちになりつつも、色々な表現をする果林ちゃんを見られる…とても良いですね…!!実際この歌を歌っている時の果林ちゃんはすごく楽しそうにしているんじゃないだろうか、と思っています。

ちなみにスクスタのストーリー中では、この曲を披露するのに実際にサックスに果林ちゃんが触れて、さらには頑張って練習して生演奏するという流れになります。負けず嫌いで完璧を追求しにいく果林ちゃんならではのお話です。

 

宮下 愛「楽しいの天才」

スクスタMVの「楽しいの天才」より

愛ちゃんの3つ目のソロ曲。スクスタのキズナエピソードを進めると解放される曲でした。いつも明るく元気で愛ちゃんらしい曲で、なんとラップありのなかなか難しい曲です。

明るい曲といっても、歌詞の中には弱気になったり悩んだりする愛ちゃんの姿も歌われており、決して全く悩みがない訳ではない、という部分が個人的にとても好きなポイントです。

「最初は本当泣き虫で
 凹むことばっかりがありすぎて
 こんな自分がとっても嫌い
 でも今は強くなりたい」

いつも元気に見える愛ちゃんでも、色々考えること、悩むことがある。初めから今のように明るい訳ではなかったというのがわかります。このあたりのストーリーはスクスタだけでなくアニメでも登場していました。周りに笑顔をいつも振りまく愛ちゃんでもつらいときがある、と励まされます。

「Ah くだらないジョークを言える今日は
 いつも通り平凡で幸せな日だ」

ここの歌詞がかなり好きで、特にすごくいいことが起こったとかではなく、ただくだらないことを言えるような「いつも通り平凡」な日を「幸せな日」と言っているのが本当に印象に残ります。何か大きな出来事がなくてもいい、なんでもない日を喜べるようになりたい、そう思います。

ただ明るい曲という訳ではない、またありきたりに見えるような歌詞でも、ところどころに愛ちゃんの気持ちが込められている素敵な曲だと思います。また個人的にこの「楽しいの天才」の衣装が大好きだったり。

 

近江彼方「My Oun Fairy-Tale」

スクスタの彼方ちゃんのキズナエピソードより

彼方ちゃんの2つ目のソロ曲。スクスタのキズナエピソードを進めると解放される曲の一つでした。彼方ちゃんは特待生で勉強も普段頑張っており、さらに忙しいお母さんや妹の遥ちゃんのためアルバイトもし家では家事も行っているすごい子です。その上で好きなスクールアイドル活動をしていますが、色々普段頑張っている彼方ちゃんがスクールアイドルをするときは我儘でいたい、色々なことを叶えたいという気持ちが込められた曲です。

マイペースな彼方ちゃんの醸し出す雰囲気がとても表されている曲で、「夢の国」という言葉が学園ではすぐ寝てしまう彼方ちゃんの見る寝ている間の”夢”と、叶えたいという憧れの”夢”が良い感じにかかっていると思います。

「ご覧いただけますでしょうか?
 前方に見えますステージには
 私たちの願いが
 込められています!」

ステージ上で彼方ちゃんが歌っているはずですが、そんなステージを指して歌うこの歌詞が面白く、さらに「私たちの願い」と、決してここで歌っている「願い」や「夢」は彼方ちゃんのものだけではないということが素敵だと思います。この「私たち」には他のニジガクのメンバーや、歌を聴いている「私たち」も入っているのではないかな、と思います。この歌を歌うステージには、皆の気持ちがこもっている…とても素敵な歌詞だと思っています。

「ありったけの気持ちで
 私はここにいるよ」

頑張り屋さんで同好会のメンバーのこともよく見ている彼方ちゃんの想いがたっぷり詰まっていると感じます。

 

優木せつ菜「ヤダ!」

スクスタのせつ菜ちゃんのキズナエピソードのスチル

4thアルバムに収録されている曲で、スクスタのキズナエピソードでライトノベル研究部の作品に協力するために登場した曲です。せつ菜ちゃんの曲の中では異色なものになるのですが…個人的に好きなので選びました。

ライトノベル研究部が作成する姉妹の絆を描いた作品で、特に妹の“萌え”が描かれているとのことで、普段ライトノベルやアニメなどを見る側のせつ菜ちゃんが、自分が”萌え”を表現するのに四苦八苦する…そんなストーリーが展開されていました。

せつ菜ちゃんは大好きに一直線で、スクールアイドルへの愛も人一倍強く、そんな愛を叫ぶ熱くカッコいい曲が多いのですが、それらの曲とは打って変わって可愛い系のこの曲はこれはこれでせつ菜ちゃんらしさもあるんじゃないかな、と思っています。

スクールアイドルだけでなくアニメや漫画も好きなせつ菜ちゃんなので、そういった作品に描かれることがある"萌え”を表現するというのは面白いストーリーだと思いました。普段のせつ菜ちゃんと全く関係のないものではない、しかし普段せつ菜ちゃんが自分でこういったキャラになることはない…そこがとても可愛いです。

歌詞・曲全体がもう可愛いというか、そもそも曲名からしてすごく目を引きます。

「わがままきままありのまま」

という歌詞がリズムも良くて韻を踏んでいてとても好きです。

「たまには違う 私はいかが?
 甘くはないの
 I'm sorry for my baby」

こういったせつ菜ちゃんもとっても可愛くて良いですね。普段はカッコいい感じに決めているせつ菜ちゃんが、ところどころ見せる可愛さというのは格別だと思います。

この曲に関してはせつ菜ちゃん役の楠木ともりさん、そしてそれを引き継いだ林 鼓子さんの歌い方も良いですね…!CDなどではともりさんの音源ですが、最後の「ずっと一緒だよ!」はもう何度聞いても”萌え”を感じてしまいますね…!音源はないのですが、長期にわたって開催されているファンミーティングツアー「にじたび!」ではすべての公演にせつ菜役を引き継いだ林 鼓子さんが出ているのですが、福岡公演で実際にこの「ヤダ!」を鼓子さんが歌っているのを聴いたのですがそちらもとても良かったです!ダンスがかなりキレッキレでしたが、せつ菜ちゃんだしそれくらいが個人的にちょうど良いような気がします。とっても可愛かったですし、それでもやはりせつ菜ちゃんであるというのが崩れていなかったと思います…!!

 

エマ・ヴェルデ「声繋ごうよ」

スクスタのエマちゃんのキズナエピソードのスチル

エマちゃんの2番目のソロ曲。スクスタのキズナエピソードで解放された曲でした。なかなかみんなの輪に入れない、何か落ち込むことがあっても、一緒に歌おうと優しく寄り添ってくれるエマちゃんの想いがこもった曲です。

エマちゃんの曲は選ぶのに苦労したのですが…一番心に響いて、一時期本当に落ち込んでいた時にすごく心に沁みて支えの一つになっていたことがあったので、この曲を選びました。最もエマちゃんらしい曲な気がします。

勢いよく元気に応援する感じではなく、そっと寄り添って包み込んでくれる、そんなエマちゃんの優しさが、歌詞やメロディーから伝わってきます。サビの部分は思わず口ずさんでしまう軽やかさもあり、ふと思い出すことが多いです。

「幸せになろう
 笑顔で La La La La La
 優しさ溢れてる!伝わってるよね?」

「幸せになろう」という歌詞ですが、歌詞だけ見るとちょっと強引なように見えてこの曲だと全くそんなことを感じさせないです。エマちゃんの優しくも力強い歌声と、さわやかで軽やかなメロディーが心にそっと寄り添ってくれている感じがします。

「一人一人で一つだよ!
 声繋ごうよ」

ただ一緒に歌おう、ではなく、「声繋ごうよ」という表現が良いですね。曲名にもなっていますが、それぞれ一緒に歌う皆一人一人が大切だという気持ちが伝わってくる、そんな言葉だと思います。

「深呼吸 深くついて
 この歌を思い出して欲しいの」

実際に私は色々つらいときにこの曲がふと頭に浮かんでくることがあります。

 

天王寺璃奈「ツナガルコネクト」

TVアニメオフィシャルブック 48Pより

アニメ1期第6話の挿入歌で璃奈ちゃんがライブで披露した曲となります。この話はアニメ1期の中でもかなり評価が高い話であり、私も最も好きな話です。璃奈ちゃんメインのお話で自らのコンプレックスである自分の表情に一度は絶望してしまいますが、愛ちゃんや他の同好会メンバーに励まされ無事ソロライブを成功させる…そしてそのソロライブで披露されるのがこの曲と璃奈ちゃんの”個性”の一つとなっている「璃奈ちゃんボード」です。

スクスタでは璃奈ちゃんボードがある状態でストーリーが始まるのですが、アニメではこの璃奈ちゃんボード誕生のストーリーを丁寧に描いています。璃奈ちゃんは実はチャレンジ精神旺盛なのですが、愛ちゃんや同好会の皆の励ましで前へ進んでいく…しかもコンプレックスを「克服する」のではなく、璃奈ちゃんの得意分野を生かして工夫して乗り切るという、なかなか他にはない展開となっています。

「ポッキリ折れてった
 ココロもう一度
 躍らせていきたいんだ」

このあたりの歌詞はまさにアニメ6話のストーリーをなぞっており、話のクライマックスで出るに相応しいものになっています。一度は挫折しかけたけれど、でももう一度頑張りたい…そんな璃奈ちゃんの想いが伝わってきます。

「いいよ不完全で(イツダッテ イツダッテ!)
 もう隠さないんだ(ワタシハワタシダッテ!)
 理想へ届かなくても
 一歩 踏み出してみようカナ…」

表情のせいで自分のことが嫌だった璃奈ちゃんがそれを乗り越え、そして「理想へ届かなくても」頑張ってみようと一歩踏み出す姿が心に響きます。自分のことが嫌いといえばしずくちゃんも似たような話だったのですが、実はこの6話の後にくるしずくちゃんのお話では、璃奈ちゃんも関わっています。6話で前に踏み出した璃奈ちゃんがしずくちゃんのことを気にかけて、さらにはそっとかすみちゃんの背中も押しているのが素敵です。

「ヒトリでカンペキじゃなくていいんだ…
 みんなと一緒に Going
 私にできること
 見つけていくから Ah」

璃奈ちゃんの気持ちが伝わってくると同時に、一人で頑張らなくていい、完璧じゃなくていいというのが、こちらも励まされます。

璃奈ちゃんは元々「みんなと繋がりたい」という気持ちを持ってスクールアイドルをしているのですが、そんな「みんなと繋がりたい」気持ちと、自分も一歩前に踏み出したい気持ちが歌詞や曲全体から伝わってくる、そんな素敵な曲だと思います。

あと、この曲の衣装もとっても好きです。可愛い。

 

三船栞子「決意の光」

スクスタMVの「決意の光」より

栞子ちゃんのソロ曲1曲目、デビュー曲ですね。スクスタで解放される曲でした。最初は姉のことがありスクールアイドルに反対していた栞子ちゃん、その栞子ちゃんが同好会に心を動かされ入部、スクールアイドルを始めて登場した曲になります。

栞子ちゃんの曲を選ぶのもだいぶ迷ったのですが、1曲目にあたるこの曲が初めて聞いたときにかなり印象に残っており、この曲で栞子ちゃんがかなり気に入ったという経緯もあり選びました。

実は私はスクスタがリリースされて少しプレイしたあとしばらく離れており、栞子ちゃんが登場したばかりの頃から少し経ってから戻ってきていました。(離れた理由は…ポケモン剣盾が発売してですね、はい。)虹ヶ咲の1stアルバムを買って聞いてハマりこみ応援し始めたのがこの曲が入ってる3rdアルバムが出る前でした。スクスタに復帰した時に栞子ちゃんが加入したばかりで、この曲を聞いたのはストーリーを見る前でした。なのでまだよく知らない状態で聞いたこの曲にかなり衝撃を当時受けました。

この曲だけでなく2ndアルバムの曲もストーリーを見る前に先に曲を聞いているので後から「そういうことだったのか!」となることばかりでしたが、何しろ新メンバーで経緯も分からず先に曲を聞いてしまったこともあり驚きでした…。しかもその曲が和風ロックで個人的にかなり好きなジャンルだったのですぐに気に入ってしまいました…。

色々トラブルもありつつも同好会メンバー、特に歩夢ちゃんに心を動かされスクールアイドルを始めることになった栞子ちゃんの”決意”の強さが表現されている曲だと思います。

「ひらひらり空を舞う蝶のように 僅かでも風を起こして
 やがて誰かの背中を押す日まで
 頼りなく揺れる心 飾らずに打ち明けたなら
 輝ける」

蝶の羽の動きでは本当に僅かであろう風でも、それが誰かの背中を押せるようになれば…すごくこの表現が私は好きです。歩夢ちゃんに背中を押された栞子ちゃんが、いずれは自分も…まだまだそこまでうまくいかないかもしれないが、それでも、という気持ちがすごく伝わってくると思います。

「髪飾り強く結んで 翡翠色の光放って」

翡翠色は栞子ちゃんの色となっていますが、ソロ活動である虹ヶ咲ならではで、栞子ちゃんが自分らしく輝いていこうという決意が表現されていると思います。

この曲に関しては、2023年6月に公開された、栞子ちゃん中心のお話であるOVAを見るとまたより一層心に響く曲になっていると思います。新しく展開されたストーリーでまた見方が変わっていく、そういったものも楽しめるのが嬉しいです。

 

ミア・テイラー「Toy Doll」

スクスタMVの「Toy Doll」より

4thアルバムに収録された、ミアちゃんのソロ曲2曲目で、スクスタのキズナエピソードで解放された曲でした。同好会に入部後、イベントを行おうと考えるミアちゃんですが、”完璧”を求めるあまり悩んでしまう…そこで「あなた」とも話していくうちにとにかく歌いたいという気持ちの元から”完璧”じゃなくても歌うことを決め、登場した曲がこちらになります。

同好会の曲は基本的に「あなた」「侑ちゃん」が作曲しているという設定ですが、ミアちゃんだけは自ら作曲ができるため、ランジュちゃんの曲やミアちゃん自身の曲も彼女が作曲していることがあります。この曲も、昔歌うことを諦め作曲の道を歩もうとしたきっかけの曲で、当時のメロディーをリメイクして完成させたというお話になっています。

1曲目の「I'm Still…」とは打って変わってロック調であり歌詞もかなり自信に満ち溢れた曲になっており、ミアちゃんの心の変化が伝わってくると思います。個人的にこういったロック調の曲って好きなので、初めて聞いたときにすごくテンションが上がりましたし、実際にライブで聞いたときはかなり盛り上がりました。

"Here we go, we go, we gotta go
 'Cause I know, I know that miracles
  Really do come true"

サビ部分、また歌い出しもここから始まりますが、この時点ですでに同好会に入ってもう一度夢をめざし始めたミアちゃんの気持ちがすごく表れていると思います。

"You and me, a team, how brilliant!
 Now you'll see how sweet I really am
 Don't you fall for me"

一人で抱え込んで悩んでいたミアちゃんが、璃奈ちゃんや同好会の皆とやり取りする中で自信を付けていき、「あなた」とも話してこのような歌詞が出てきたと思うと嬉しいです。

"Day by day I laugh a little more
 Cause my world is brighter than before
 And it's thanks to you"

璃奈ちゃんとのやり取りを通して入部前から少しずつ同好会の皆と交流していたミアちゃんですが、入部してさらに明るく楽しくしている様子を見ていると、すごくここの歌詞が響いてきます。"it's thanks to you”なんて言われてしまうととても嬉しいですね…。一番好きな部分ですし、ここの歌い方もとても好きです。

 

鐘 嵐珠「Eutopia」

「Eutopia/EMOTION/stars we chase」のCDのショウ・ランジュ盤のジャケット画像

アニメ2期第1話の挿入歌であり、2期が始まってすぐに登場したランジュちゃんの曲です。まだ同好会に入部する前であり、ランジュちゃんの自信に満ち溢れたインパクトの強い曲になっています。アニメでは同好会のメンバーと交流する前の段階であり、ランジュちゃんが自分のやり方を疑わず活動を始める第一歩として登場するので、アニメの映像ではところどころ表情に寂しさも伺える場面もあります。

とはいえ元々色々なことをこなすことができるランジュちゃんの醸し出すオーラを引き出しているすごい曲だと思います。

「もっとAddictedに Intoxicatedに
 全部射抜いてあげる Ooh I'm too good!!
 怖いものなんてない お遊びはオシマイ
 ここから全てが始まってくよ」

「もっとMajesticに Enthusiasticに
 視線奪ってあげる Ooh I'm too bad!!
 躊躇うことなんてない 綻びは見せない
 ここから世界は広がってくよ 明日へ」

ランジュちゃんらしさが詰まっており、そしてこの曲から自分なりのスクールアイドル活動を始めていくという決意が伝わってきます。

またこの曲は同好会入部後のランジュちゃんが歌うという状況だと、また見方が変わってくる曲とも言えますね。実際にライブにて、ランジュちゃん役である法元明菜さんが、アニメを受けての虹ヶ咲5thライブでの歌い方と、その後行われたユニットライブでの歌い方を変えており、ユニットライブでは同好会入部後のスクールアイドルを皆と一緒に楽しんでいるランジュちゃんを想定して歌っていたそうです。他の曲でもこういったものはありますが、特に途中からメンバーが増えていった虹ヶ咲においてはこのような時系列によって解釈や受け取り方が変わっていく部分はとても面白いと思います。

「ほら バイアスや思い込みが
 邪魔をしても 目を閉じないで
 私は逃げない! 最高を見せたい! 貫くよ」

同好会入部前のランジュちゃんと、入部後のランジュちゃんで、かなり受け取り方が変化していく、そんな歌詞だと思います。

 

ユニット曲

虹ヶ咲には4つのユニットがあり、歩夢ちゃん・しずくちゃん・せつ菜ちゃんのA・ZU・NA、果林ちゃんと愛ちゃんのDiverDiva、かすみちゃん・彼方ちゃん・エマちゃん・璃奈ちゃんのQU4RTZ、そして栞子ちゃん・ミアちゃん・ランジュちゃんのR3BIRTHがあります。それぞれのユニットごとに今回は1曲を選びましたが…虹ヶ咲のユニットはそれぞれ良さが全く違っていてユニットを選ぶのも個人的に非常に難しいのですが、それぞれのユニットの曲もどれも違った良さがありソロ曲以上に選ぶのに時間がかかりました…。本当は全部語りたいくらいです。

 

A・ZU・NA「Maze Town」

「Maze Town」のCDジャケット画像

ソロ曲では方向性がそれぞれ違う3人が集まり、「おもちゃ箱」のような色々なものが楽しめるユニットがA・ZU・NAで、演劇もしているしずくちゃんがいるということで本当に色々な”設定”の曲が存在します。どの曲もそれぞれに良さや楽しさがあるのですが、今回選んだのは2ndシングルで登場したこの曲です。

それまではA・ZU・NAの楽しい世界観が表現された曲が多かったですが、2ndシングルで登場したこの曲はとあるお屋敷に住み着いている幽霊達の歌、というもので、曲の雰囲気もこれまで登場した曲とは全く違うテイストになっていて聴いた時にとても驚きました。

他のユニットではなかなかできないような様々な世界観を出すことができることを生かしており、おそらくしずくちゃんが中心となって色々考えたのであろうホラーチックな世界が展開されています。A・ZU・NAランドのお化け屋敷…といったところでしょうか。最も自由に色々な曲を歌える虹ヶ咲のユニットならでは…!と思っています。

「いつまでも繋がる
 永遠 なんてない
 そんなの 誰が決めた
 時も命も飛び越え 信じよう」

「変わらずに あるもの
 絶対 壊さない
 過去から 未来まで
 信じてきたこの思い ココロに」

すでに命はないモノとして永遠を信じる…「時も命も飛び越え」という歌詞は通常の意味とは違い本当にそのままの意味として歌われている、そこにちょっと不気味さもあり、ここに歌われている幽霊達の気持ちの強さが出ていますね。

「大切なもの 壊さぬように
 足音に耳澄ます
 そこにいるのは 誰?」

「境界線 曖昧に溶け出していく
 心に耳を当てて 探す
 そばにいるのは 誰?」

このサビの終わりの「誰?」のところの歌い方が3人それぞれ個性もあり、でも皆不穏でホラーな雰囲気をしっかり出していてちょっとゾッとするのがすごく好きです。特にしずくちゃんなんかはとてもノリノリで幽霊役を演じていそうですね。歩夢ちゃんも普段はこのような役を演じる性格ではないですが、結構ハマっていそうな…。

「Maze Town」は曲も良いのですが、衣装もこれまた可愛くて素敵です。3人色合いもお揃いの衣装というのはあまり見ないので、これもちょっと新鮮ですね。

 

DiverDiva「Fashionista」

スクスタMVの「SUPER NOVA」より

果林ちゃんと愛ちゃんという、同好会の中でも「お姉さん」的立ち位置の2人のユニットがDiverDivaで、カッコいい系の曲が多いですが青春をうたうものやちょっと可愛いタイプの曲もあったり…こちらもなかなか選ぶのに苦労しました。

今回選んだのはどちらかといえばDiverDivaらしい曲です。アニメ2期のブルーレイ第1巻の特典曲なのでなかなか気軽には聞けない曲ではあるのですが…。

果林ちゃんと愛ちゃんは二人とも負けず嫌い、二人で競い合う形でお互いを高め合っていくというコンセプトのユニットですが、二人ともまたファッションセンスもあり、二人でファッションショーをしているようなそんな曲。ただ素敵な着こなしを見せるのではなくどちらが素敵なのか、競い高め合っていくDiverDivaのコンセプトにぴったりの歌です。

「このままじゃ終われないでしょ
 表現させてオリジナリティー

「とびきりの自分 探して
 気のすむまで 人生着こなしてみせるよ」

自らの魅力を理解して、それを表現することに厭わない…そんな二人が醸し出す雰囲気とあふれ出す気持ちがすごく伝わってきます。「人生着こなしてみせるよ」という歌詞がすごく好きです。なかなかこんなこと言えませんね…。

「互いリスペクト 高め合うBuddy共に
 決められないよ You're so hot!」

この歌詞にDiverDivaらしさがすごく詰まっているように思います。負けず嫌いで時には互いを煽り合う二人ですが、決してそれは仲が悪いとか相手が嫌だからではなく、むしろ尊敬しているからこそ。だからこそどんどん高みを目指していける、そんな関係も素敵ですね。

 

QU4RTZ「ENJOY IT!」

アニメ2期第3話の「ENJOY IT!」のライブのワンシーン

QU4RTZはかすみちゃん・彼方ちゃん・エマちゃん・璃奈ちゃんの4人からなるユニットで、4人の歌声が綺麗に重なったハーモニーが心を温めてくれる、そんなユニットです。この曲はアニメ2期第3話の挿入歌で、一人を貫こうとするランジュちゃんに向けて新しくユニットを組んだ4人が歌う曲。ソロ活動をしてきた同好会が、ユニットにも挑戦していくのですが、個性の強いメンバーがどうユニットを組んでいくのか、そのあたりもなかなか見ごたえがあります。

一人一人違っていても、その個性を上手く生かして重ね合わせていく…一人でいたときには見えなかったこと、気が付けたことがある、そんなメッセージが込められています。

「こんなに広いセカイで
 ぼくらが出会えた奇跡
 Be yourself それぞれのカタチが
 気づかせてくれた」

同好会のメンバー、そしてライブに来てくれている人たちと出会えた奇跡、そして一緒にユニットを組むとしても、それぞれの個性があるからこそ成り立つこと…色々な想いがこもっていますね。

「光閉ざそうとも色づいていく
 ひとりじゃ見えなかったパノラマ
 まるでPrism!」

「沈んだココロだって華やかに
 ひとりじゃ辿り着けなかったドラマ
 まるで万華鏡」

同好会メンバーに対抗して心を開かないランジュちゃんに向けたメッセージ。一人ではなくみんなでやると見えてくることがある。「まるでPrism!」「まるで万華鏡」の表現がとても好きです。いろんな個性の人で集まって様々な光を放つことができる…それはまるで同好会全体にも言えることだと思います。

曲の中には手拍子もあり、ライブでもとても盛りあがる曲となっています。手拍子などあると、一緒に参加している感じがすごくして良いですね…!!QU4RTZの中でも元気溢れる、でも4人の歌声の重なりもよく響いてくる、素敵な曲だと思います。

またこの曲の衣装もとても可愛くて好きです。アニメでは4人でどんな曲にするか考えるためお泊り会をしていましたが、その延長上のような、ちょっとパジャマっぽさもあるワンピースに帽子、璃奈ちゃんは大きなリボンがあるという、とても可愛いものになっています。それぞれのメンバーカラーが良いアクセントになっています。

 

R3BIRTH「Vroom Vroom」

「Vroom Vroom」のCDジャケット画像

 
虹ヶ咲4つ目のユニット、後に入部した栞子ちゃん・ミアちゃん・ランジュちゃんの3人のユニットがR3BIRTHです。このユニットの大きな特徴といえば、英語を話すミアちゃんと中国語を話すランジュちゃんがいるために、3か国語の曲になるという他にはない曲を歌うことだと思います。その分なかなか歌う難易度は高いですが…他のユニット曲では味わえない独特の雰囲気があります。

この曲は2ndシングルに収録されている曲で、R3BIRTHの2曲目の曲です。かなり重厚でインパクトが強い曲ですが、歌詞をよく見るとなかなか楽しい曲です。また、歌詞はもちろん中国語あり、英語もかなり多めとなっています。

「At first 敵対 ライバルだったとしても
 リスペクト お互い高め合える It's wonderful
 広めたい 这个文化 みんなで 最高 最强
 発見!磨きがいのあるダイアモンド
 ワクワク Feel it, right?!」

最初はお互いにすれ違いもあった3人ですが、同好会に入部し、そして一緒にユニットも組むようになり、ソロ活動ではライバルの関係でもあっても互いに高め合える関係になっていったのが素敵ですね。スペックの高い3人の集まったユニットの曲はなかなか強気な歌詞も多いです。でもその中でも「磨きがいのあるダイアモンド」というのはまだまだこれからもっとレベルを上げていく可能性があるということが伝わってきます。さらに3人の個性の輝きが集まった宝石箱というユニットのコンセプトがこの歌詞からふと思い出されるのも好きです。

「Any girl can be cute every girl is special
 私たちはアイドル」

「秘めてた感情 抑えられないでしょ?
 まだまだ発展途上」

重低音でこれらの歌詞が歌われるのはなかなか面白いものがあります。スクールアイドルなのでアイドルなのですが、あまり一般的なアイドル像とはちょっと…というかかなり違います。ですがこれが私たちだ、という個性強めであるのが伝わってきて好きですね。「まだまだ発展途上」とは思えない曲ですが、もっと高みを目指す3人の様子が伝わってきます。

個人的に朝の時間帯やちょっとテンション上げたい時にこの曲を聞いて気持ちを盛り上げることが多いです。

 

 

虹ヶ咲全員曲

ここからは全員で歌っている曲から5曲を選びました。最初は3曲だけにしようかと思っていたのですが選べず…5曲で。思い入れのある曲から単純に好みという理由で選んだものもあります。全員曲も結構数があり、ソロ曲やユニット曲の個性強めの曲とは違いなかなか「ラブライブ!」シリーズを感じさせる曲が多いですね。とはいえ虹ヶ咲ならではのわちゃわちゃした曲も…!ではもう少しお付き合いください。

 

「TOKIMEKI Runners」

「TOKIMEKI Runners」のCD すべてはここから

やはり原点というべきこの曲をまず取り上げたいと思います。私は虹ヶ咲を知ったのがスクスタからだったので、虹ヶ咲の全員曲として、そしてスクスタのOPテーマとして出てくるこの曲が今につながっています。虹ヶ咲が好きになった一番のきっかけの曲でもあり、ソロ曲ではなくこの曲が一番気に入って応援し始めたのもあり、自分の中でかなり特別な曲です。

同好会が9人の時から知り、その後栞子ちゃんが入った10人バージョンも登場し、さらにミアちゃんとランジュちゃんも入った12人のバージョンもアニメ2期のBDの特典としてですがちゃんと出ています。アニメ2期では第8話にて同好会9人で第2回スクールアイドルフェスティバルでこの曲を披露しています。スクスタでは「あなた」が作曲していましたが、アニメではその代わりとなる侑ちゃんが、さらにミアちゃんも関わっているお話に変化。さらに栞子ちゃんやランジュちゃんもスクールアイドルフェスティバルに関わっている大切なメンバーであり、9人だけの曲ではないというエピソードがアニメ2期に登場したのはとても嬉しかったですね。

「生まれたのはトキメキ 惹かれたのは輝き
 あの日から変わりはじめた世界」

この歌詞から始まるのですが、まさにこの歌詞通り私もこの曲からラブライブ!シリーズに戻ってきて、虹ヶ咲のことが大好きになったので曲の始まりからすごく好きです。

「ワクワク叶える物語(ストーリー)
 どうなるかは僕ら次第」

虹ヶ咲は最初はアニメ化の話もなかったということで、アニメ化され、ライブもどんどん行い、メンバーも増え、さらに劇場化も決まり色々と展開されていっている今から考えると「どうなるかは僕ら次第」という歌詞がとても前向きな気持ちにさせてくれますね。

「どこ行こうか? (どこでも!)
 トキメキに聞いてみよう
 好きなことが鍵だよね
 胸に手をあて 聞いてみるよ「大好き」を!」

メンバーは皆それぞれ色々なきっかけでスクールアイドルを初めて、好きなこと、やりたいことがバラバラでソロ活動をしているけれども、「大好き」に向かって突き進む姿は同好会の皆同じ。それぞれやりたいことや好きなことを大切にしているそんな虹ヶ咲が私は大好きです。

 

「Sweet Eyes」

この曲はアニメ1期OP曲「虹色Passions!」のシングルのカップリング曲として収録されている曲です。メインとなる曲ではないのですが、この曲を初めて聞いたときにすごく気に入ったので選びました。

まだ9人(タイミング的に栞子ちゃんも加入はしていましたがアニメでは9人)の同好会の曲です。また全員曲もそこまで多くはなかった時で、虹ヶ咲の全員曲としてはこの曲が初めての可愛らしい恋を歌った曲だったかと思います。他の曲にはない可愛さ全開の曲がすごく気に入り、一時期は毎日のように聞いていました。

「あれ?もしかして
 やっぱ、やっぱ…
 マチガイなく これってまさに」

「かなりホンキで
 ヤバい、ヤバい…
 自覚はなく それってまさに…」

しっとり系の恋の歌ではなく、すごく女子高生らしいというか、ポップな感じで歌詞もかなり素直で口語の曲。全員いると賑やかになる虹ヶ咲っぽさがあると思います。もうとにかく可愛いという言葉しか出てこないですね…。

「高鳴る Every day
 夢から覚めて
 それでも 四六時中
 ふわふわ Floating Days
 夢中な Glowing Days
 もっともっと知りたい!!
 Your Sweet Eyes」

サビの部分ですがすごくリズミカルで思わず口ずさみながら跳ねたくなってきます。恋の歌というと切なさを歌ったような曲が多いかと思いますが、そういった方向ではないのが気に入っています。

 

「ミラクルSTAY TUNE!」

スクスタMVの「ミラクルSTAY TUNE!」より

ここからは12人になってからの曲となります。初めての12人での曲は「L!L!L!(Love the Life We Live)」ですが、それからあまり間を置かずに登場した12人の曲です。これはラジオ番組「ラブライブ!シリーズのオールナイトニッポンGOLD」とのタイアップでAqours、虹ヶ咲、Liella!それぞれのラジオをテーマにした曲が作成され、そのうちの虹ヶ咲の曲となっています。それぞれのグループの特徴が表れており、他の2曲とかなり雰囲気が異なるかなり賑やかな曲です。AqoursやLiella!との比較でより虹ヶ咲らしさを感じることができます。

曲の間奏部分では長い時間に渡って虹ヶ咲の皆の賑やかなやり取りが入っており、ライブで披露されるときはアレンジが入ることもありとても楽しい曲です。初めて披露されたライブが3校合同のカウントダウンライブであり、振り付けも面白く割とすぐに覚えられてしまうのでとっても楽しいです。

「想いは1つ 虹を咲かせに 虹ヶ咲!」

この部分はもう歌詞のまま、とても気に入っている部分ですね。わちゃわちゃしていてメンバーそれぞればらばら、でも「想いは1つ」。ライブでこの部分を一緒に言えるとより一体感が増しますね…!!

12人になってそこまで時間が経っていないタイミングのこの曲だったので、メンバーが増えても皆とても楽しそうにしている様子が伝わってきてより虹ヶ咲が好きになりましたし、12人になってもこれからも応援したい気持ちもより強まった気がします。

ちなみにスクスタでもかなり終盤ですが3DMVが実装され、オリジナルの衣装まで実装されていました。放送部をイメージした制服に近い衣装で、個人的にかなり気に入っていました。スクスタ終了ぎりぎりのタイミングで何とか12人分全員の衣装を揃えて3DMVを録画しました…。

 

「繚乱!ビクトリーロード」

こちらはアニメ2期のED曲「夢は僕らの太陽さ」のカップリング曲として登場しましたが、正直このED曲よりも圧倒的にインパクトが強く、今では虹ヶ咲の代表曲の一つといっても過言ではないような気がします。タイトルからしてなかなか面白い曲なのですが、曲を聞かなくても歌詞だけみても面白さがわかります。そして実際曲を聞いてみるとかなり楽しい曲です。

それぞれのメンバーが順番に自己紹介していくのですが、曲調もかなりカッコいいものでテンポもよく、そしてライブで披露された時には特攻服のような専用衣装に長い光る棒を振り回すという、曲を初めて聞いたときにはそこまでの想像はしていなかったようなもの…。初披露された5thライブ後にはかなり話題になりました。

メンバー紹介曲なのでこの曲を聞けば虹ヶ咲のメンバーのおおまかなことがわかりますが、それにしても本当に自由に色々やれてしまうのが虹ヶ咲だなぁと色々思わされますね。それがまた好きです。特攻服、誰が考えたのだろう…。

ライブによってはアレンジがされることも多く、それもよく話題になりますね…!

 

「Go Our Way!」

「Feel Alive/Go Our Way!」のCDの虹ヶ咲学園スクールアイドル盤のジャケット画像

最後は、新作OVAにて登場した全員曲です。OVAのストーリークライマックスで披露される全員曲ですが、様々な曲がある虹ヶ咲でも全員曲としては今までなかったタイプで、ジャンルとしてはEDMに近いと思います。衣装も近未来的なカッコいいタイプの衣装で、全員曲の衣装は割とシンプルなものが多い虹ヶ咲としては新しい雰囲気のものになっていますね。

OVAのストーリーでメインとなる栞子ちゃんをセンターとして、同じR3BIRTHのメンバーであるミアちゃんとランジュちゃんも含めた3人がメインとなって歌っており、これも他にはない特徴です。今まで全員曲ではあまり他言語は使われていなかったのですが、R3BIRTHの3人が中心となって歌う曲ということで中国語や英語の歌詞もしっかり入っています。

「煌めいていた世界に
 胸に仕舞った憧れ 抱いた願い
 キミの中 呼ぶ声
 誰も奪えはしないんだ」

栞子ちゃんから歌い始めるこの歌の歌詞は、夢を諦めようとしている留学生のアイラちゃんに向けたもので、同じように一度は限界を感じてスクールアイドルになるのを諦めていた栞子ちゃんが手を差し伸べているのがわかります。自分の本当の気持ちは「誰も奪えはしないんだ」ということを、栞子ちゃん、そしてミアちゃんやランジュちゃんは同好会の中でもよくわかっているメンバーですね。

「葛藤の日々 抜け出し Jumping Up!
 真っ向のSpirit 輝いたその目で
 光る道を照らすんだよ ほら
 今 抱きしめて Running!!」

悩むことがあっても、自分の想いに正直になって前へ進もうといった内容ですが、なかなか素敵な歌詞ですね。曲全体を通してすごくリズミカルで思わず歌いながら踊りたくなる曲ですが、歌詞一つ一つはすごく想いがこもっている素敵な歌詞で、元気よく他の誰かを励まして前へ進むことを応援する、「虹ヶ咲らしさ」溢れる曲だと思います。

こんな素敵な曲が迫力ある劇場で聞けるのは本当にすごく嬉しいのですが、今後待っている劇場版3部作ではさらにどんな展開になりどのような曲が登場するのか…今からどきどきしています。

 

 

「ヒトツダケナンテエラベナイヨー」と思いながら曲をピックアップしていき、好きに色々書いたのですがどうでしょうか。このに挙げていない曲もどれもみんな好きですし語れと言われたら語りますがさすがにそこまでの気力は無いので…ここで終わりにしたいと思います。

まだまだ5thアルバム、劇場版3部作が控えているので、一体どんな曲が増えていくのか非常に楽しみです。特に久しぶりのソロ曲が登場する5thアルバムは皆「ラブソング」ということで、とてもわくわくしています。衣装が投票で選ばれすでに発表されましたが、一体どんな曲が出てくるのか…。劇場版もどのようなストーリーになるのか、今から気になりますね……!!スクフェスをシャンシャンしながらのんびり待ちたいと思います…!!!

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