ポケモンについて語るその12 イシツブテ
本日はイシツブテについて語りたいと思います。今回は原種のイシツブテとします。アローラのすがたはまた後日にしたいと思います。
イシツブテは初代からいる代表的な岩タイプポケモンですね。図鑑番号74番、いわ・じめんタイプで、ゴローン、ゴローニャと進化していきます。ゴローニャへの進化は通信交換が必要となります。
イシツブテは結構いろいろ公式ネタが存在しますね。何から書くか迷うのですが、私が「イシツブテ」と聞いてまず思い出すのは「イシツブテ合戦」です。初代の図鑑に「まるくてもちやすいので」相手にイシツブテを投げる「イシツブテ合戦」という遊びが書かれてあるのです。
いや、普通に考えて危険ですよね。どう見てもイシツブテは岩だし、そもそも重さ20kgくらいあるみたいなのですが（図鑑での設定）、それを相手に投げつけるって遊びじゃなくてそれは･･･。と、当時まだ小学生だった私でさえ思ったことなのですが･･･。この図鑑説明文はどうしてこうなった感がすごいです。ポケモン世界の人類は皆すごいですが、イシツブテ投げられても平気なんでしょうか･･･。無傷ってことは絶対無いと思うのですが。
ちなみに、「ポケットモンスターサン」での図鑑では、この「遊び」ははっきりと「キケン」と書かれてあります。その文章に至るまで相当な年月経ってますね･･･。
そして、結構最近の出来事といえば、岩手県とポケモンがコラボして、岩手県の応援ポケモンとしてイシツブテが任命されていますが（岩に手があるからという理由もなかなかネタになりますが）、そこで公開されたイシツブテの着ぐるみがかなり話題になりましたね。イシツブテは足が無いポケモンですが、着ぐるみには「見えない足」が存在します。知っている人も多いと思いますし、「イシツブテ」でググっただけですぐ画像が出てくるのでここでは詳しく書かないですが、あれは一部の人にはわかる「見えない足」です。なんというか、あれ考えた人私はすごいなって思いました。ちなみに実物を見たことがないのですが、実際に目にしたらもっと面白そうかなぁと思っています。見る機会なさそうですが･･･（岩手は私の住んでいるところからかなり遠いので･･･）
あとアニメのイシツブテですね。岩タイプの代表的なポケモンであり、岩タイプの使い手であるトレーナーはだいたい手持ちに入れているポケモンで、特に初代のカントー地方のジムリーダータケシを思い浮かべる人も結構いると思いますが、アニメに出てくるイシツブテの鳴き声が「ラッシャイ！！」とかいうものなのです。だいたいアニメだとポケモンの鳴き声って、ポケモンの名前の一部だったり、そうでなくてもモチーフとなった動物と似ている鳴き声だったりすることがほとんどなのですが、イシツブテは顔のイメージからなんでしょうか･･･。初代のアニメ見ていた当時のことは自分は覚えていないのですが、見返している時に「あ、本当にラッシャイって言ってる･･･何故･･･」となりました。個人的にはヒトデマンの方が印象に残っています。
ゲーム内では、先ほども書いた通り、岩タイプを扱うトレーナーが手持ちに入れていることが多いポケモンです。カントーのタケシやホウエンのツツジ、シンオウのヒョウタなど、序盤で出てくる岩タイプ使いのジムリーダーはだいたいはじめに繰り出してきます。あとはやまおとこなどだいたいイシツブテは手持ちに入っている感じです。
野生のイシツブテは個人的にはちょっと厄介なポケモンのイメージがあります。場所にもよりますが、「じばく」を使ってくる場合があるからです。こちらがゴーストタイプなどダメージを受けない状態であればいいのですが、そうでないと割と大きなダメージを食らってしまうことが多いです。あと一番最悪なのが、色違いのイシツブテが出てきてもじばくされることがあるということ･･･。自分は遭遇したことがないのでいいのですが、もしそういう場面になったら絶対泣くと思います。持っている色違いのポケモンならまだ良いのですが･･･。
あと、見たことがあるパターンとしては、XYなど一部のバージョンでは、「むれバトル」や「なかまよび」など、野生のポケモンが２匹だったり５匹だったり複数まとめて出てくることがあり、そこで色違いのイシツブテが出てきた場合、「マグニチュード」など味方もダメージを受ける技で倒れてしまうパターン。XYだったでしょうか、むれバトルの５匹に１匹色違いのイシツブテが混ざっていて、他のイシツブテのマグニチュードで倒されてしまうという場面をネットで見た記憶があります。複数のポケモンが出てきた場合は、捕まえたいポケモン１匹だけを残した状態でないと捕獲ができないという制限があるため、この状況になったら色違いのイシツブテ捕獲の可能性は相当低くなりますね･･･。悲鳴上げたくなります･･･。
いろいろ書いていたらだいぶ字数が来たのでそろそろこの辺にしておきましょうか。アローラのイシツブテについてはまた今度書きたいと思います。
