とあるヒノアラシのブログ

たまに放置しますが忘れていません…。

ポケモンについて語るその60 ラッタ

今回はラッタについて語ろうと思います。原種であるカントーのラッタについて語ります。アローラのラッタについてはまた別の機会にしたいと思います。

f:id:sakutan355:20211220145722j:plain

ラッタ ポケットモンスタースペシャル5巻とポケモンキッズ

ラッタは初代からいるポケモンで、図鑑番号20番のノーマルタイプのポケモンです。序盤に出現するコラッタの進化で、アローラ地方にはリージョンフォームのラッタが生息しています。リージョンフォームはあくタイプが付いています。

カントー地方では野生で様々な場所に生息しており、手持ちに入れているトレーナーも多いです。ノーマルタイプで決して能力が特別高いという訳ではないですが、タイプ一致で放たれる「ひっさつまえば」は強力ですし、HPを半分にさせる技「いかりのまえば」も結構脅威です。甘く見ると痛い目に遭うかも・・・。

コラッタの時から武器となっている前歯はさらに強力になり、進化前同様どんどん伸び続けるために岩や大木などをかじって削ります。コンクリートでも削ることができるようで、さらに家の壁を削られることもあるんだとか・・・とても迷惑。

図鑑説明文には他にも川を泳ぐことができ、海も渡ることもあるようでアローラ地方では泳いで他の島まで渡って敵から逃げていたとあるのですが、どうやら「なみのり」は覚えられないようです。不思議。人を乗せて泳ぐことはできないようですね。でもアローラ地方の島を渡れるほど泳げるのなら覚えられそうな気もするのですが、まあこれ以上突っ込むのはやめておきましょう・・・。

とはいえ初代のノーマルタイプポケモンということで、覚える技は多彩です。10まんボルトれいとうビームヘドロばくだんだって覚えられます。補助技も様々なものが覚えられるので、能力がそこまで高くないとはいえ、覚える技とバトルでの立ち回り次第でだいぶ相手を攪乱できそうなポケモンです。なかなか器用。

ラッタといえば、私が真っ先に思い浮かぶのが漫画『ポケットモンスタースペシャル』のイエローの「ラッちゃん」でしょうか。最初の主人公であるレッドの助けで初めてイエローが捕まえたポケモンコラッタであり、物語の途中でグリーンとの修行でラッタに進化します。ですが、なんとイエローはポケモンの「進化」を知らず、いきなり姿が変わってしまったことに驚き泣き出してしまうという・・・。確かに進化というものを知らないまま可愛がっていたポケモンがいきなり姿を変えるとかなり驚いてしまいますね。その後、グリーンから「進化キャンセル」を教わり、その他の手持ちポケモンは進化させずにクライマックスの戦いへ挑むのですが、最後の最後で進化キャンセルを使うことをイエローは止め、ラッちゃん以外の手持ちのポケモンが一気に進化する、という展開になります。どちらもなかなか印象的なシーンです。
イエローのラッちゃんも、その前歯を生かした戦いが多く、実際このポケモンがいたらかなり厄介だろうなぁ・・・と思います。

ラッタの一番の特徴はその前歯ですが、ひげも大事な器官で、バランスを取るのに使っているので、いくら仲良くなってもひげを触られると怒って噛みついてくるそうです。そのひげはオスとメスで長さが違っており、オスの方が長くなっています。これは進化前のコラッタも同様で、特徴をそのまま引き継いでいる形ですね。

ゲーム内での話ですが、アローラのラッタの色違いは野生で出てきて捕まえているのですが、原種ラッタの色違いは持っていません。コラッタも同様で、ポケモンGOでもアローラのコラッタの色違いは出てくるのですが、原種には未だ遭遇せず・・・。実はレッツゴーイーブイで色違いのコラッタ・ラッタには遭遇しているのですが、ちょうどラッキーの色違いを連鎖で狙っている間で仕方なくスルーせざるを得ず、捕獲していないのです。コラッタの色違いに至っては階段での移動直前にひょっこり出現したせいで見つけたときにはすでに遅し、次のフロアへ移動してしまいました・・・。(あの時は発狂しました)それ以来次のフロアへの移動はちょっと慎重になっています・・・。色違いのラッタ、結構色が好きなんですけどね・・・。

今回は以上になります。色違いを見つけても捕獲のチャンスを逃がしてしまった時は本当に悔しいです・・・。つらい。