とあるヒノアラシのブログ

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ポケモンについて語るその112 ガチゴラス

今回はガチゴラスについて語りたいと思います。

ガチゴラス Newポケモンスナップより

ガチゴラスポケットモンスターX・Yで初登場したポケモンで、全国図鑑697番のいわ・ドラゴンタイプ、分類はぼうくんポケモンです。化石から復元するポケモンであるチゴラスの進化した姿です。ちなみにチゴラスは「アゴのカセキ」から復元して手に入りますが、剣盾のカンムリ雪原で野生のチゴラスガチゴラスに遭遇することが可能です。

化石から復元するポケモンの仲間と言うことでいわタイプが入っています。モチーフはおそらく恐竜のティラノサウルスあたりですね。とてもわかりやすい身体の形をしています。図鑑説明文には、現在のガチゴラスはどうやら不完全な復元の姿のようで、羽毛が全身に生えていたのではないかという説がある、という説明があります。現代の恐竜の復元も昔と変わってきており、それを反映したと思われます。現在出ているガチゴラスにも一部毛が生えていますが、違うパターンのガチゴラスが登場することはあるのでしょうか…?

以前は化石ポケモン達は「〇〇のカセキ」(プテラは「ひみつのコハク」)から復元するしか入手手段はありませんでしたが、剣盾の追加DLCである「カンムリ雪原」でまさかの野生の個体が手に入るようになり、普通にフィールド上を闊歩している化石ポケモン達の姿を見たポケモントレーナーたちは驚いたと思います。特にプテラガチゴラスなど大きい化石ポケモンがシンボルとしてフィールド上にいるのは私もかなり驚きました…。カンムリ雪原、一体どうなっているんだ。

見た目通りこうげきが高めのポケモンで、ぼうぎょも高め。さらに意外と素早さもそこそこあります。覚える技も割と多彩で、キバ系の技はもちろん、じゃれつくなんかも覚えたり、ドラゴンタイプのポケモンなのでりゅうせいぐんも覚えさせることができます。特にかくれとくせいの「いしあたま」で反動がでないガチゴラスが出す「もろはのずつき」はかなり強力とのこと。反動なしで出せるのはかなり強いですね。かくれとくせいの入手は以前はかなり困難でしたが、剣盾から登場した道具「とくせいパッチ」を使えば隠れ特性にできるため、かなり入手が楽になりましたね。

また、ガチゴラスといえば「Newポケモンスナップ」にも登場し、その迫力がかなり印象に残っています。火山に登場し、同じ化石ポケモンの1種であるアーケオスを威嚇して追い回したり、主人公の方に向かって威嚇することも。また、ガチゴラス同士で争う様子も見られることがあり、まるで恐竜の映画を見ているかのような景色が見られます。なかなか他のゲームでは見られないと思いますので、こういったポケモン達の野生での様子をじっくり見たい人にはおすすめです。

化石ポケモンということで、現在日本各地を巡回している「ポケモン化石博物館」にて、ガチゴラスの骨格模型が登場しています。現実に存在している恐竜の化石などからそれぞれのポケモンの特徴と合わせて作ったと思いますが、なかなかすごいですね。残念ながら私はまだ実際に行っていないため詳しい話は出来ないのですが、行った方々の感想などを見るとかなり面白いようで、近くで開催されないか気長に待っています…。

ところで、X・Yで登場した化石ポケモンガチゴラスアマルルガですが、進化方法に少し癖があり、どちらも時間帯が関係する進化となっています。化石ポケモン達は進化レベルが高めなことが多くそれも苦労するのですが、ガチゴラスは朝か昼の時間帯に、アマルルガは夜の時間帯のレベルアップでないと進化しないという条件があります。なかなか自力では気が付けないと思うので困ったトレーナーも結構いたのでは、と思います。実際私もなかなかレベルを上げても進化しなくて調べた記憶があります…。

今回は以上になります。化石ポケモン達の生態はなかなか面白いですね。復元も本当にきちんとできているのか疑問視されている図鑑説明文があるとは。ガラル地方の化石ポケモン達を見るとかなり怪しさが増してきます…。