とあるヒノアラシのブログ

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ポケモンについて語るその114 フタチマル

今回はフタチマルについて語りたいと思います。

フタチマル ポケモンGOより

フタチマルポケットモンスターブラック・ホワイトにて初登場したポケモンで、全国図鑑502番のみずタイプ、分類はしゅぎょうポケモンイッシュ地方またはヒスイ地方で最初にもらえる3匹のポケモンのうちの水タイプのミジュマルが進化したポケモンです。

進化をすると、ミジュマルの時にはお腹に一つだけあった貝のホタチが二個に増えて、膝のあたりに付きます。このホタチを使って戦うのらしいのですが、能力値は意外にもとくこうの方が高く、そこはミスマッチ感がありますね。ブラック・ホワイトから登場した「シェルブレード」という技があり、フタチマルがレベルアップで覚える技として覚えている人が多そうです。他にも覚えるポケモンはいますが、この技を使える代表的なポケモンですね。

分類の「しゅぎょうポケモン」ですが、図鑑説明文に修業してホタチさばきを身に着けていく、という記載があることからこの修業のことだと思います。またフタチマルの個体ごとに身に着けるホタチさばきの型が変わってくるのだとか。図鑑には書かれていませんが、地域性などもありそうで面白いですね。

またレジェンズアルセウスの図鑑にてホタチが「帆太刀」という漢字で記載されており、ホタチの由来が公式からはっきり出たというのがアルセウスをプレイしていて面白いと思ったところです。アルセウスの図鑑は過去の時代の図鑑なので、そのほかのポケモンの図鑑説明文も興味深いものが多いです。

進化前の雰囲気とは打って変わって凛々しくなり、体つきもスマートになりかっこよさがあります。しかし可愛らしさも残っており、凛々しさと可愛らしさのバランスが良く1進化したポケモンの中では結構好きな部類に入ります。

前述したように、能力値としてはとくこうの方が高めなのですが、フタチマルの生態からか様々な物理技を取得できます。「つるぎのまい」を覚えるのでこうげきを高めて戦うことも可能ではあります。「あなをほる」や「かわらわり」、「シザークロス」、タマゴ技として「つじぎり」や「せいなるつるぎ」まで覚えられるという…。過去作ではみずタイプの技はとくしゅ技が多めでしたが、現在では物理技も揃っており「アクアブレイク」や「アクアカッター」、「クイックターン」など後に登場したみずタイプの物理技もしっかりと覚えます。もちろん「なみのり」や「ハイドロポンプ」も覚えられますが。

フタチマルの進化はダイケンキですが、レジェンズアルセウスにてダイケンキのリージョンフォームであるダイケンキのヒスイのすがたが登場し、実質2種類の進化先をフタチマルは手に入れました。元のダイケンキは進化してもみずタイプだけのままですが、ヒスイの姿になるとそこにあくタイプが付随します。バクフーンジュナイパーも含めヒスイ地方で新しく登場した進化先は「こんな進化先もアリだな」と思うものだったので、今後もそういったポケモンの追加があるのか、少し期待してしまいます。

アニメ「ポケットモンスター」では主にBW編に登場していますが、サトシのミジュマルが進化していないためそこまでたくさんの登場は無いのが少し残念です。しかし、その後のサトシとゴウ2人のお話である「ポケットモンスター」では、81話にて青色のポケモンのマニアであるアベルのパートナーとして登場。というか青ポケマニアとは何ぞや…という。とにかく青い色を好むトレーナー達の面白い話で、世の中色々なマニアがいるのでポケモン世界にもそういったニッチなマニアもたくさんいるんだろうなぁ…と想像させるお話でした。

今回は以上となります。御三家ポケモンの中でも2種類の進化先を手に入れたポケモンの1匹。今後そういった進化先の追加があると面白いですが…ただ、図鑑を埋めたり集めたりするのは大変ですし、進化方法も悩ましいところです…。でもレジェンズアルセウスは色々と面白い作品だったので、また似たような作品が出るととても嬉しいです。